晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

御朱印ブックシリーズ第三弾いよいよ発売!

 

こんにちは!

 

少し春めいてきた今日この頃ですが…

そろそろ御朱印めぐりに出掛けたくなる季節ですよね〜。

 

 

昨年末にチラッとお知らせしましたが

御朱印ブックシリーズの第三弾が

平成30年2月23日発売することになりました!

 

タイトルは。

『かわいい奈良御朱印ブック』

 

このブログの読者の方は

薄々お気づきかもしれませんが…

最近よく奈良へ行っているなーと。

そうそう、取材だったのです!

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180221100605j:plain

『かわいい京都御朱印ブック』の奈良版ともいえる

初心者向け御朱印ブックです。

京都版よりは、すこーし大人っぽい装丁。

それは奈良という土地柄も意識して…

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180221100923j:plain

奈良って地味!っていう人もいるけれど。

いやいや、落ち着いてていいんですよ。

奈良という場所を選ぶあたりで

もう中級者向けなのかも…

 

でも中身は「かわいい」らしく

かわいらしいデザインになっていて

ワタクシの中では一番好きなデザイン♪

好評だったマンガもありますよ。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180221101253j:plain

あっ、撮影中に侵入者が…笑

「かわいい京都〜」に引き続き今回も

妊娠中に取材、産後に執筆という激務でした。。。

周りの方のサポートなしでは到底できませんでした。

応援してくれたすべての方に感謝いたします。

 

 

 

次回からは取材の裏話を交えつつ

まだ記事にしていない寺社について

書いていきたいと思います。

 

https://www.amazon.co.jp/かわいい奈良御朱印ブック-西村由美子/dp/4074268973

 

マニア向け!?御朱印・閻魔王と泰山府君 奈良・東大寺念仏堂

 

二月堂まで来たなら

御朱印の宝庫・念仏堂にも

行ってみようと。

まだ未拝受の御朱印もあったし…

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213105028j:plain

朱塗りが鮮やかな念仏堂に来ました。

(写真は2015年6月撮影)

過去の参拝記録はこちら。

鐘楼の丘にある重源上人ゆかりの場所 俊乗堂・行基堂・念仏堂(東大寺その3) - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

12月16日は御開帳! 俊乗堂と念仏堂の御朱印 奈良・東大寺念仏堂 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213105300j:plain

裏メニューの御真言バージョンまで

拝受しているのに

まだ未拝受のものがあったので再訪。

んで、この写真、なに??

いつも説明してくれるお寺の方いわく

扉の端っこに付いてる輪っか

これは鎌倉時代の建物特有のもので

鍵なんだそうです。

珍しいということで

撮影していたみたいです^^;

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213105653j:plain

ひととおり説明を受け御朱印拝受。

閻魔さまは受けていますが

泰山府君と対にしたかったので

もう一度いただきました。

閻魔さまを指定するなんてマニアやな〜

とお寺の方に言われました^^;

平成29年11月でもこの御朱印

サンプルが出ていませんでしたので

欲しい場合は指示しないといけないようです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213110032j:plain

念仏堂がある鐘楼の丘から

大仏殿方面に歩いて行くと

紅葉がきれいで癒されました。

大仏殿に近いのに人が少なくて

のんびりモードなこのあたりが好き♡

 

ところで、泰山府君とは

中国では道教の神だそうで

仏教と習合して閻魔王の一族。

日本では地蔵菩薩本地仏とされるため

念仏堂で書いていただけるみたいです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213110837j:plain

のんびりモードから一転して

大仏殿から南大門の混雑エリアへ。

混んでるところは遠慮しますが

久しぶりに仁王さんを観賞。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213111036j:plain

昨年は東京での運慶展と

奈良での快慶展で話題となった

運慶と快慶の合作の金剛力士像。

久しぶりにしっかり見ましたが

この大きさでこの躍動感はやっぱりスゴイ!

門も大きいのに納まりきれてないような。

窮屈そうに見えるのは気のせい??

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213111714j:plain

吽行のほうは逆光でうまく撮れず…。

こちらもすごいけれど

阿行のほうが好みかな〜。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/念仏堂の隣の納経所

f:id:yumimi-kyoto:20180213112314j:plain

★左・「泰山府君」(裏メニュー)     右・「閻魔王」(裏メニュー)

 

 

 

通常いただける(サンプルが出ている)もの

f:id:yumimi-kyoto:20161030175505j:plain

★「地蔵菩薩

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161030175536j:plain

★「重源上人」

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161030175605j:plain

★「愛染明王

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213113057j:plain

★「行基菩薩」

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180213113238j:plain

★「阿弥陀如来

 

 

 裏メニュー(サンプルが出ていない)御朱印

f:id:yumimi-kyoto:20161030175102j:plain

★「閻魔王

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161030175255j:plain

★「阿弥陀如来 御真言バージョン」

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161030175325j:plain

★「地蔵菩薩 御真言バージョン」

 

 

 

以上、東大寺念仏堂でした。

 

 

 

 

篠原ともえさんデザインの御朱印帳 奈良・東大寺二月堂

 

東大寺御朱印は制覇した!

…つもりでいましたが。

調べていたら

未拝受の御朱印がありました。

11月に参拝した時のものです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209102957j:plain

ということでやってきました。

今回は二月堂が目的地なので

大仏殿の交差点から浮雲園地と

春日野園地を通っていくコース。

ここは初めて通りましたが

鹿さんいるけど南大門のあたりほど混んでないし

広くてのんびりしてていいですね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209103424j:plain

二月堂の歴史は過去の参拝記録にて。

東大寺の仏堂である二月堂と静かな不動堂(東大寺その5) - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209103856j:plain

東大寺には何回も来ていますが

なぜか念仏堂のほうばかりで

二月堂エリアは2回目でした。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209104001j:plain

立派な手水の写真また撮ってる^^;

からみつく龍が素敵♡

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209104304j:plain

二月堂の舞台からの眺め。

ちょっと木が邪魔っ…><

…って思ったけれど

これは東大寺の開山・良弁(ろうべん)に関わる

良弁杉という有名な木なのでした。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209105522j:plain

二月堂の納経所にて

御朱印コレクターとしても有名な

篠原ともえさんデザインの御朱印帳を発見。

後で東大寺HPでも大々的に

書かれていることを知りました。

裏は鹿のイラストになっていて

奈良のお土産としてもイイですね。

中面の和紙は上質な鳥の子紙。

東大寺御朱印帳は

ピンクの花柄も鳥の子だし

外も中も良質で言うことなしです。

この御朱印帳は大仏殿でも売っているようです。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209110110j:plain

二月堂の御朱印でまだ拝受してなかった

「観自在」を1ページ目に。

「南無観」「観自在」「観音力」の

三種類が二月堂の御朱印だそうです。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209110643j:plain

「観音力」とご詠歌もあるということで

ご詠歌もいただきました。

巡礼の札所ではないみたい!?

それなのにご詠歌がいただけるとは…

ありがたや、ありがたや。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/二月堂納経所

f:id:yumimi-kyoto:20180209111452j:plain

御朱印帳(縦18×横12cm、透明カバー付き)2000円

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209111615j:plain

★「観自在」

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180209111641j:plain

★左・ご詠歌              右・「観音力」

「ありがたや ふしぎは一か 二月堂 わかさの水を むかへたもふそ」

 

 

過去にいただいた御朱印

f:id:yumimi-kyoto:20180209111914j:plain

★「南無観」

 

 

 

以上、東大寺二月堂でした。

 

 

 

2018年の節分 京都・壬生寺

 

昨年はハシゴまでした節分祭。

参考までに…2017年の節分コースの記事

節分の日の京都めぐりコース - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

節分限定の御朱印

授与されるようになってきましたが

そのさきがけともいえる

壬生寺へ行ってきました。

 

過去の参拝記事はこちら

★「地蔵尊

節分祭で福をもらいに壬生寺へ - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

★「歯薬師」

産休明け第一弾は壬生寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

★「大悲殿」

壬生寺にて満願書を受け取り&重ね印の御朱印 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

御朱印帳、「地蔵尊

だるま商店作画のゴージャスな御朱印帳 京都・壬生寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180205145037j:plain

 壬生寺の節分祭に来るのは2013年以来。

それから何度も来ているので

なにがどこにあるかはわかっていますが

今年はふたりの子連れなので

あまり身動きとれません。

本堂へのお参りも大行列で

ベビーカーは参加不可能でした。。。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180205150055j:plain

壬生狂言の観覧に行列ができているのは

5年前と変わらずですが

朱印所にまで行列ができているのは

5年前と大違い!!!

5年前は節分祭でも

サクッとゲットした記憶があります。

お昼ごろで20分ほど待ちましたが

午後はもっと列が伸びていたようです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180205150325j:plain

こちらが壬生狂言開催時限定の御朱印

これは書き置きのみですが

地蔵尊、大悲殿、歯薬師は墨書きしてもらえます。

娘の御朱印帳には「地蔵尊」をいただきました。

限定御朱印は授与スタートしたのが2014年。

5年前はまだなかったので

4年越しでやっと手に入れました〜。

この御朱印を見て娘は

「次はさるどし??」

前回、城南宮でいただいた御朱印

戌の印入りで、今年は戌年と覚えたので

また干支かと思ったみたいです。

壬生狂言を説明するにはまだ早いお年頃。

屋台フードを食べてご満悦でした。

梛神社にも行きたかったのですが

人が多くてベビーカーで進むのは難しそうなので

諦めて帰路につきました。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/寺務所

f:id:yumimi-kyoto:20180205152314j:plain

壬生狂言開催時限定「厄除 山王大権現」(別紙)

開催日程は毎年4月29日〜5月5日、10月の体育の日を含む連休、2月2〜3日

(開催日程は変わることがありますのでホームページなどで調べてからお出掛けください)

 

 

 

過去にいただいた御朱印など

f:id:yumimi-kyoto:20161115141227j:plain

御朱印帳(18×12cm)2000円(ビニールカバー付き)

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161115141213j:plain

 

f:id:yumimi-kyoto:20161115141633j:plain

★本尊「地蔵尊

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161115141323j:plain

★洛陽二十八番「大悲殿」

(洛陽巡礼専用の御朱印帳にいただきました)

 

f:id:yumimi-kyoto:20161115141736j:plain

★洛陽二十八番「大悲殿」(重ね印バージョン)

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161115141700j:plain

★京都十二薬師第四番「歯薬師」

 

 

 

以上、壬生寺でした。

 

 

 

四回目で拝受! 奈良・休ヶ岡八幡宮&孫太郎稲荷神社

 

薬師寺に来たら必ず寄っていますが

過去三回とも授与所は閉じられていました。

今回やっと授与所が開いていました!

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201160952j:plain

休ヶ岡八幡宮

薬師寺の南大門を出たところにあります。

寛平年間(889〜898)に

宇佐八幡宮から勧請されました。

まずここで身を清めてから

薬師寺に参拝するというのが

古来からの正式な参拝法だそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201162101j:plain

やすみがおかって名前の由来は…

大安寺の鎮守として宇佐から神様を勧請するとき

薬師寺の南の丘で休息をとったから

と伝えられているそうです。

大安寺の後、薬師寺にも

鎮守として迎えられたようです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201162832j:plain

鳥居の手前、左側に手水盤があります。

盥盤(くわんばん)って書かれてる…!

相当、古いものなのでしょうね。

明治に薬師寺と切り離されて

村社となりましたが

現在では薬師寺の管理になったそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201163020j:plain

いつ見ても素晴らしい社殿は

慶長8年(1603)豊臣秀頼の寄進によるもの。

歴史を感じる檜皮葺きの屋根ですが

豪華さも感じると思ったら

桃山時代の再建だったのですね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201163539j:plain

授与所は開いていたのですが

人が居なくてピンポンも見つからず

ウロウロしてたら光が差してきた…!

本当、美しい拝殿ですね。

御祭神は僧形八幡神(そうぎょうはちまんしん)

を中心に、向かって右に神功皇后

左に仲津姫命(なかつひめのみこと)を

配した三神一具の像として安置。

三神像は国宝で

奈良国立博物館に寄託されています。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201164421j:plain

社殿の左右に座小屋という

細長い建物があります。

寺僧の修行場所として使われていましたが

本来は宮座(氏子の組織みたいなもの?)の

座衆が滞在するところだそう。

明治以降でも残っているのは珍しいそうです。

南側の座小屋は祈祷所になってます。

神社の方がいるようなので呼びたいけど

どこから呼べばいいのかわからない…

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201164603j:plain

北側の座小屋が授与所。

説明書きを読んだりして

ウロウロしてたら宮司さんが出てきた!

すかさず「御朱印いただきたいのですが…」

「書き置きですがよろしいですか?」

ええっ、かまいませんっ!!!

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201164851j:plain

ということで4度目の正直!?

でゲットした休ヶ岡八幡宮御朱印

3月、8月、1月中旬(すべて平日)は

閉まっていましたが

11月は七五三でご祈祷が多いからかな!?

書き置きだろうがなんだろうが

喜びもひとしおでした。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180201165131j:plain

お隣の末社、孫太郎稲荷神社の

御朱印もいただけます。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180202150308j:plain

孫太郎って誰!?

って話しなのですが。

神社の由来や歴史ははっきりとしないものの

藤原頼行が平安中期に創建し

その末裔の佐野孫太郎が再興したといわれ

その方の名前に由来するようです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180202152421j:plain

神遣いの狐さんが守っています。

シュッとつり上がった目がコワっ…。

小さい神社ですが

独特の雰囲気が漂っています。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180202152550j:plain

千本稲荷とまではいきませんが

赤い鳥居のトンネルもありました。

御朱印には「稲荷大明神

と書かれていました。

 

何度も通った(?)だけあって

本当に嬉しく

清々しい参拝になりました。

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/授与所

f:id:yumimi-kyoto:20180202152924j:plain

★左・「八幡大神」(書き置き)    ★「稲荷大明神」(書き置き)

 

 

 

以上、休ヶ岡八幡宮&孫太郎稲荷神社でした。

 

 

 

 

 

 

 

復興した食堂とマニア向け!?御朱印 奈良・薬師寺

 

薬師寺御朱印を調べていたら

まだ拝受していないものがあり…

昨年7月に復興した食堂にも

行ってみたかったので

昨年11月に参拝してきました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131095244j:plain

この日も近鉄西ノ京駅より。

過去の参拝記録はこちら

特別展「仏教と刀」開催中! 奈良・薬師寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

ロータスロード限定御朱印1 奈良・薬師寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

1月15日まで 吉祥天の限定御朱印 奈良・薬師寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131101358j:plain

四回目にして初めての秋。

参道も紅葉色してました。

まずはお薬師さまにあいさつするため

南門まで歩いてきました。

門のところにある手水が立派でした。

今まで気づかなかったけど…

二月堂のと似てる!?

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131101606j:plain

お薬師さまにごあいさつ〜。

右側の箱みたいなのは

改修中の東塔です。

まだ修理終わらないのね。。。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131095621j:plain

さて。目的の食堂へとやってきました。

食堂とは僧侶が食事をする場所のことで

創建当初は300人が一堂に会する

規模であったそうです。

天平2年(730)頃に建てられ

天禄4年(973)に焼失。

寛弘2年(1005)再建されましたが

再び焼失しました。(年代不明)

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131100056j:plain

平成29年(2017)7月に復興した食堂は

外観は奈良時代の意匠を凝らした作りで

内部は現代技術を活用して広い空間を確保し

多目的に利用することを想定されています。

内部の写真は撮れませんが

田渕俊夫画伯により描かれた

ご本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心に

奉納された全長約50mの壁画

「仏教伝来の道と薬師寺」を見ることができます。

 

御朱印も食堂内で拝受。

公開期間中のみで、別紙のみになります。

中央上の印は食堂の天井意匠を模したもの。

阿弥陀如来の光背を

現代風に表しているのではなかなーと思いました。

ちなみに食堂が次に公開されるのは

3月1日〜6月30日になります。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131101802j:plain

東回廊から東側に出て

ふたつめの目的地、東院堂へ。

こちらは夏に来たのですが

暑すぎて内部の説明とか

読んでる余裕がなかったので…

もう一度、聖観音さまを拝みたかったのです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131101938j:plain

鎌倉時代に建てられた

国宝のお堂も素敵ですが

ここの本尊の聖観音さまが

これまた美しかった…。

すらりとしたおみ足は

足が透けて見えるように彫刻されたもの。

祈れば美脚になれるかも…。

勝手に信じて(笑)祈りました。

さて、叶うかな。。。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131102601j:plain

近くの紅葉がきれいに色付いてました。

境内には紅葉はあまりなく

ここか参道くらいですね。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131102659j:plain

麗しい聖観音さまの御朱印もありました。

あのマイナー巡礼の

大和北部八十八カ所の札所じゃないですかっ!

大和北部巡礼に関してはコチラの記事をご参考に。

南都七大寺のひとつで癌封じの寺院 奈良・大安寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

大講堂の朱印所にて受けられますが

サンプルとして出ているのは

薬師如来」と「弥勒佛」のみ。

欲しい場合は指定しないといただけません。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180131103828j:plain

そしてもう一枚、マニア向け御朱印が!

大講堂の裏側(北側)にある

日本最古で国宝の仏足石。

それを模した印が押された御朱印です。

仏足石とは…

お釈迦さまが亡くなってから300〜400年間は

インドには仏像がなかったそうです。

形に表すのはもったいないという考えからで

代わりに足跡を石に彫ったり

菩提樹や法輪に祈りを捧げてきました。

薬師寺にある仏足石は天平勝宝5年(753)の

銘が刻まれているそうです。

こちらもサンプルはありませんので

「仏足石の御朱印」と指定して拝受。

細かいデザインの印は薬師寺ならでは!

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/食堂内

f:id:yumimi-kyoto:20180131105008j:plain

★「無量光」(別紙)

授与期間/食堂の公開中

 

 

 

拝受場所/大講堂

f:id:yumimi-kyoto:20180131105051j:plain

★左・「南無佛」          右・大和北部八十八カ所第49番「聖観世音」

 

 

 

これまでにいただいた御朱印

拝受場所/大講堂

f:id:yumimi-kyoto:20160804173830j:plain

★通常の御朱印

「弥勒佛」(左)、「薬師如来」(右)

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20170113144923j:plain

★「吉祥招福」

授与期間/1月1〜15日

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160804173639j:plain

ロータスロード限定御朱印「瑠璃華」

授与期間/6月16日〜8月16日

 

 

 

 

拝受場所/玄奘三蔵伽藍

f:id:yumimi-kyoto:20160804174023j:plain

玄奘三蔵伽藍公開時限定「不東」(別紙)

授与期間/1月1〜15日、3月1日〜6月30日、8月13〜15日、9月16日〜11月30日

 

 

 

拝受場所/聚寳館

f:id:yumimi-kyoto:20160804173920j:plain

★展覧会限定の御朱印「倶利伽藍不動」(別紙)

平成28年春の「仏教と刀」展にて

 

 

 

 

以上、薬師寺でした。

 

 

 

戦艦大和の守護神&御朱印三枚セット 奈良・大和神社

 

1月ももう半分が過ぎてしまいましたが…

やっと落ち着いてきたので

10月の天理の御朱印めぐりの続きを。

その前の記事はこちらです。

平安時代の鐘楼門が残る 奈良・長岳寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122102631j:plain

天理市新泉町に鎮座する

大和(おおやまと)神社。

JR長柄駅から徒歩約8分。

長岳寺からはどのくらいだったかな〜?

記憶が薄れてきていますが…

10分もかからなかったような。

境内に駐車場はあります。

以前天理に来た時も寄りたかったけれど

なかなか寄れなかったのでやっと来れた!

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122105045j:plain

御祭神の日本大国魂大神

(やまとおおくにたまのおおかみ)は

日本の全国土を守る

大地主(おおどこぬし)大神だそうで。

考昭天皇の御代、宮中に

天照大神と同殿供床で祀られていましたが

崇神天皇が神威をおそれられ

市礒邑(いちしのむら、大和郷のこと)に還座。

皇女・淳名城入姫(ぬなきいりひめ)を

斎王として祀られたのが始まりだそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122103321j:plain

今から2000年くらい前まで遡るとは

すごい歴史がある古社なのですね。

寛平9年(897)に正一位に叙せられ

延喜式』に大和坐大国魂神社三座と

書かれているそうです。

明治4年(1871)官幣大社に列せられ

現在は神社本庁別表神社

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122154946j:plain

一の鳥居から二の鳥居まで

けっこうな距離があります。

あの戦艦大和の全長と同じ長さだとか

どこかに書いてあったような記憶が…

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122155832j:plain

台風で全壊したあと

平成11年(1999)に復元された手水舎。

立派でした。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122160059j:plain

御正殿は宮中三殿式という

特異な社殿だそうです。

 

元は日本大國魂大神の一座でしたが

延喜年間(901〜923)には

三座に増えていたようです。

中央に日本大國魂大神

向かって右殿に八千戈大神(やちほこのおおかみ)

左殿に御年大神(みとしのおおかみ)

が祀られています。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122161345j:plain

本殿の写真がなく…

横から本殿撮れないかなーと

頑張って撮ってみたのがコレ。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122160912j:plain

最近、ハマっている狛犬さんの観賞。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122161026j:plain

特に何かある訳でもない

普通の狛犬さんだった…^^;

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122161201j:plain

去年参拝しているので絵馬は酉でした。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122161553j:plain

戦艦大和に守護神として

分霊が祀られていたということで

戦艦大和ゆかりの神社としても有名です。

古代には航海の神としての神格があったこと

名前が同じである(!)ことなどから

この神社が選ばれたのだとか。

名前が同じとか、そんな理由あり?

明確な理由はわからないようですが

昭和28年(1953)戦艦大和と運命をともにした

2736柱の英霊の分霊が合祀されました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122162147j:plain

境内には戦艦大和の展示室もあります。

無料で入れますのでさらっと見学。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122162427j:plain

本殿の前にある授与所に

御朱印をいただきに行くと

三種類の御朱印セットがありました。

まずこれは大和神社御朱印

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122162603j:plain

ふたつめは本殿の左側にある

末社の高(たかおおかみ)神社。

ちなみに御由緒はしおりになってます。

これ便利♪

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122164143j:plain

御祭神は龍神で、水の神様。

雨乞いの儀式が元となり

現在は毎年9月23日に

「紅しで踊り」が奉納されます。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122164537j:plain

社は古代伊勢神宮と同じ建築様式で

江戸時代のものですが

昭和25年(1950)の台風で

半壊したそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122171003j:plain

摂社が並びます。

左から市杵島姫命を祀る厳島神社

事代主神を祀る事代主神

朝日豊明姫神を祀る朝日神社。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122171521j:plain

二の鳥居横にあるのは増御子神社。

猿田彦大神、天鈿女命の

夫婦神さまを祀っています。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122171916j:plain

立派な社殿に絵馬ですが

御朱印がなかったら通り過ぎてたかも…

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122172035j:plain

これで御朱印三枚セットの神社

すべてを参拝しました。

ちなみに由緒書き付きでセット価格1000円也。

御由緒は読みやすく、

難しい神社用語の説明までされていて

とてもわかりやすかったです。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/授与所

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122173149j:plain

★「大和神社

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180122173213j:plain

★左・「増御子神社」          右・高龗神社

 

 

以上、大和神社でした。

 

 

 

戌の印入り1月限定御朱印 京都・城南宮

 

明けましておめでとうございます。

…っていうには遅すぎるくらいの

更新になってしまいましたが…汗

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110160240j:plain

我が家の初詣は

いつも正月開けた三連休に行きます。

今年は城南宮に行ってきました。

過去の参拝記録はこちら

★「城南宮」

夏越しの祓@城南宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

桃色に囲まれて 城南宮のしだれ梅 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

★しだれ梅と椿まつり限定

しだれ梅と椿まつり限定御朱印 京都・城南宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110161435j:plain

城南宮といえば、しだれ梅!

過去二回、梅の季節に参拝してますが

初詣で来るのは初めてでした。

ここは幕末、鳥羽伏見の戦いがあった場所。

今年の大河ドラマ「西郷どん」でも

いずれとりあげられそうな場所なので

ゆかりの地ともいえますね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110161849j:plain

昨年3月は工事中だった拝殿は

きれいになってました。

次は本殿が工事中。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110162050j:plain

3月は入れなかった本殿まわりも

入れるようになっていました。

ダンナさんがご祈祷受付の

大行列に並んでいる間に

子供たちと摂社をおめぐり。

息子はベビーカーで待機ですが

娘とは一緒にすべて回りました。

これ天神さんね、これはすみよっさん

と説明しつつ、二杯二拍手一拝を教えて。

上手に参拝できました◎

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110162014j:plain

あまりに待ち時間が長いので

写真とったりいろいろ見てて。

最近のお気に入りは狛犬さん。

表情とか細かいところ見るのが楽しい。

狛犬さんには男の子と女の子があるんだって」

と娘に教えたら

「これ男の子〜? 女の子〜?」

と常に聞かれます^^;

ちなみに向かって右の阿は男の子。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110162833j:plain

左の吽は女の子。

足の間にお賽銭が置いてあるのが

なぜなのか気になるという娘。

私もはっきりした答えは出せず…。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110163040j:plain

拝殿に置かれていたお供えが豪華!

さすがお正月ですね〜。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110163512j:plain

御朱印は1月限定の干支印入り。

しだれ梅の季節と同じように

限定がある時期は

帳面に記帳できるのは限定のみになります。

正五九参りといって

正月、五月、九月は神様と特に縁が深い月。

御神紋と干支印が五月は銀、九月は銀になります。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20180110163131j:plain

おみくじを引いてみたら

まさかまさかの大大吉!

大吉すらほとんど引いたことないのに。

今年は幸先が良いということですね♪

 

 

 

 御朱印まとめ

拝受場所/朱印受付

f:id:yumimi-kyoto:20180110164326j:plain

★平成30年正月参り

授与期間/1月1〜31日

 

 

 

過去にいただいた御朱印

f:id:yumimi-kyoto:20170306160542j:plain

★左・真幡寸神社(別紙)       ★右・しだれ梅と椿まつり期間限定

                    授与期間/2月18日〜3月22日

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20170306160752j:plain

f:id:yumimi-kyoto:20170306160812j:plain

★「城南宮」

 

 

 

以上、城南宮でした。

 

 

 

 

 

 

いろいろなお知らせ

 

いつのまにか年の瀬に…><

11月に行った天理の御朱印めぐりの

続きも書かなくちゃ…

なのですが、もう時間がない。。。

来年へ持ち越しです。

 

 

今年は第二子出産に仕事と、怒濤の忙しさで

更新回数も減ってしまいましたが

今年最後の更新は来年に向けてお知らせです。

 

 

まずひとつめは

当ブログがまとめ記事に紹介されました。

介護士さん向けのサイトだそうです。

他にも御朱印に関するブログが紹介されていますので

ご興味ある方は覗いてみてください。

=====================================
【タイトル】神社やお寺巡りに興味がある介護士さんへ★御朱印に関する記事まとめ
【URL】https://job.kiracare.jp/note/article/4165/
=====================================

 

 

ふたつめは

御朱印帳つくりイベントをします!

今回は十字屋cultureさんとコラボします。

詳細はまた近くなったら記事にしたいと思います。
http://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_2-32373.html

 

 

みっつめは

御朱印ブック第三弾の発売予定しています。

このため、最近まで多忙を極めていました。

しかしまだ脱稿できてない…><

発売日など詳細は近くなったら記事にします。

 

 

今年も読んでいただき、ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします!

皆様もよいお年を〜!!

 

 

平安時代の鐘楼門が残る 奈良・長岳寺

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109155710j:plain

天理の御朱印めぐり続きです。

関西花の寺第十九番の札所でもある長岳寺。

JR長柄駅から徒歩20分。

石上神宮からは、どれくらいだったっけ??

近くにトレイルセンターがあり

ハイキングっぽい人がたくさんおられました。

歩いて来られる方も多いようですね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109155941j:plain

ツツジが有名なので

咲く頃に来たかった…。

ちょっと寂しい参道ですが

変わりにお客さまが…??

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109160053j:plain

いえいえ、ここの主たちだったようで。

(いらっしゃいっ。)

歓迎してくれてるみたい?

すみません、おじゃましまーす。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109160212j:plain

天長元年(824)淳和天皇の勅願により

弘法大師大和神社の神宮寺として創建。

重要文化財の仏像5体

建造物4棟という

文化財の宝庫でもあります。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109160624j:plain

受付で御朱印をお願いして帳面を預けたら

まず左側の大和十三佛霊場

行くように言われましたのでコチラへ。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109160730j:plain

ここは48もあった塔頭の中で

唯一残ったもので旧地蔵院といいます。

現在は庫裡として使われています。

室町時代の書院造りの建物で

寛永7年(1630)建立の重要文化財

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109161003j:plain

この屋根が珍しいって書いてあったような。

ここから靴を脱いで上がって参拝します。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109161118j:plain

中に入るとお庭があってその奥に

延命殿ともいわれる地蔵院本堂があります。

庭の横にあるって珍しいですね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109161230j:plain

桃山風の小堂も重要文化財です。

普賢延命菩薩

4頭の白い象に乗ったお姿。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109161557j:plain

庭の中心にある松は

中が腐っていてもうすぐ倒れそうだとか。

支えられてなんとか立っている感じですね。

でも奈良で庭を見ることがあまりないので

ちょっとゆっくりできました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109161934j:plain

地蔵院を出て歩いていくと

長岳寺の建造物で一番の目玉!

鐘楼門が見えてきました。

創建当時のもので日本最古の鐘楼門。

上層には鐘を吊っていた遺構があるそうですが

今は吊ってないようですね?

目玉といってもちょっと地味…^^;

ですが平安時代の建造物が

今もまだあるってスゴいことです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109162348j:plain

本堂まできました。

天明3年(1783)の再建で

阿弥陀三尊や多聞天などを安置しています。

11月末まで大地獄絵が公開されています。

地獄絵なので楽しい絵ではないですけど…(^-^;

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109162527j:plain

ご本尊があるはずのところに涅槃図があり

その前には写真が立てかけてあり…。

涅槃図が本尊…??

なんかおかしいなと思ったら

ご本尊たちは東京へ出張中!

運慶のお父さんの康慶の作ではないか

ということがわかってきたために

東博の「運慶展」に出かけられていたのでした。

現在では阿弥陀如来観音菩薩は戻られましたが

勢至菩薩は11月末に戻られる予定だそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109162931j:plain

本堂の前(写真左)には池があり

紅葉も多かったような。

今頃は紅葉してきているのかなー。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109163038j:plain

少し石段を上がって大師堂の前にある拝堂。

奥には正保2年(1645)建立の

大師堂があります。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109163421j:plain

鎌倉時代の大石棺佛がある

ということで誰も来ない

階段を登ってみると…

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109163237j:plain

古墳の石材を利用した石仏で

2m近くある弥勒如来だそう。

中の仏さまは彫り直してるのかな?

それにしても鎌倉時代のものが

きれいに残されていますね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109163754j:plain

大きな弘法大師像がありました。

その前には…

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109163831j:plain

鐘楼があり、突いてもいいそうなので

久しぶりに突いてみました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109163942j:plain

受付に戻って御朱印帳をお迎えに。

まずは本尊の御朱印「無量光」。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109164307j:plain

大和十三佛第四番「普賢尊」。

そういえば大地獄絵が公開されていたので

公開中限定の御朱印もあったようなのですが

受付には何も書いておらず

いただき忘れましたが、まいっか。

11月末まで公開されているので

「大地獄絵」の御朱印が欲しい方は

受付で聞いてみてください〜。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109175540j:plain

ところで、長岳寺のすぐ近くにある

トレイルセンターが素敵でした。

最近リニューアルされたみたいで

景色を見ながら食事できるレストランも!

平日で12時前だったのに

ハイキングのお客さんなのか

眺めの良い席はいっぱいでした。

そのほか古墳グッズが販売されてたり…

古墳ピアス、買おうか迷った!

ピアスする余裕もない毎日ですが…

買えば良かったかなあと少し後悔。。。

近くに眺めの良さそうなカフェもありましたが

残念ながら定休日でした。

また来てみたいと思わせるところでした。

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/拝観受付

f:id:yumimi-kyoto:20171109164529j:plain

★本尊・阿弥陀如来「無量光」

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171109164606j:plain

★大和十三佛霊場第四番「普賢尊」

 

 

以上、長岳寺でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

七支刀の繊細な御朱印 奈良・石上神宮

 

 

昨年の12月に

寒ーい中行ってきた石上神宮ですが

今年になって御朱印が増えたと知り…><

また行ってきました。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101154637j:plain

石碑の写真を掲載しようかと思ったら

前回とほぼ同じだったので却下…

鳥居の写真もあまり変わらずですが。

前回の参拝記事はこちら

yumimi-kyoto.hatenablog.com

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101154943j:plain

鳥居の扁額には

ご祭神の名前が書かれていて

じっくり見てましたが…

写真はボケボケで読めず><

布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)

と書かれています。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155302j:plain

境内にはやっぱり

鶏の鳴き声がこだましていました。

今年のうちにまた来られるなんて。

鶏さんとのご縁にも感謝。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155409j:plain

前回、すっ飛ばしていたみたいで

初めてちゃんと見たような気がする。

「布留社」という旧名が書かれた手水は

楼門へ向かう手前の右側にありました。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155544j:plain

前回はうっかり撮り忘れていましたが

石上神宮はここからの写真が

一番よく見かけるような気がする。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155707j:plain

天保2年(1318)建立の楼門。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155802j:plain

美しい拝殿は鎌倉時代初期の建物で

現存する最古のもので国宝です。

元は白河天皇が永保元年(1081)に

宮中の神嘉殿を寄進したものだそう。

鎌倉時代の建物ってことなので

一度焼けたかして再建されたものでしょうか。

どちらにせよ、古い建物ですね。

しかも美しいと思ったら

宮中にあったものだったとは。

たまたま誰もいなかったので

ゆっくりお参りできました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155834j:plain

神宝の七支刀についての説明がありました。

前回あったかな?

中央には銘が入れられているんですね。

銘文の解読をしているみたいです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155851j:plain

看板には日本一カッコいいお守りと!

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155909j:plain

そのカッコいい御朱印がコチラ!

今年から新しく加わった御朱印です。

なんと中央には銘文も再現!!

細かいですね〜と神職の方と話していたら

重そうな印を見せてくださいました。

職人さんコダワリの印だそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155930j:plain

摂社にもお参り。

こちらは天神社ですが

ご祭神は道真ではなかったです。

高皇産霊神神皇産霊神です。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101155953j:plain

摂社の出雲建雄(いずもたけお)神社。

延喜式内社で、草薙の剣の荒御霊をお祀りしています。

この前来た時、この摂社の御朱印があるといいなー

なんて考えたことを思い出しました。

まさか七支刀の御朱印が出るとはね^^;

これも刀ブームにあやかったなのかな?

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171101160015j:plain

最後にお食事中の鶏さんたち、バイバーイ!

誰も上向いてくれない…^^;

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/授与所

f:id:yumimi-kyoto:20171101160030j:plain

★七支刀の御朱印 700円

 

 

 

過去にいただいた御朱印

f:id:yumimi-kyoto:20170114122828j:plain

御朱印帳(18×12cm、布製)1500円

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20170114123031j:plain

★「石上神宮

 

 

 

以上、石上神宮でした。

 

 

 

御創建1250年奉祝特別御朱印を授与中 奈良・春日大社

 

興福寺の次に向かったのは

やはり春日大社です。

また期間限定の御朱印が始まったと

ホームページで知って向かいました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022163341j:plain

一の鳥居の向かいから。

 

過去の参拝記事はこちら

★式年造替限定御朱印と摂社・夫婦大國社

式年造替記念の限定御朱印!春日大社&夫婦大国社 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

★摂社・金龍神社と若宮神社

春日大社の摂社御朱印 奈良・金龍神社、若宮神社 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022164025j:plain

やっと二の鳥居まで来ました。

初めて来た時は東大寺のほうから

二回目は南側の上の祢宜道から

入ったので一の鳥居から入るのは初めて。

初めて来た時の帰りに通ったけれど

急いでいたので全然見る余裕無く。。。

初めてしっかり見ながら歩いた参道は

本当に長い、長い…><

ゆっくり見てたら御本殿まで

30分はかかりますね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022165943j:plain

参道に立ち並ぶ燈籠の大きさにビックリ。

3mくらいある?大きさのものも。

二の鳥居にある狛犬さんもでっかーい!

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022170148j:plain

こちら阿の狛犬さんもご立派!

立派だなあって燈籠ばかり見てましたが

ほとんどの人は鹿の相手ばかり^^;

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022170411j:plain

二の鳥居近くにある燈籠も大きい!

銘は江戸時代のものから平成まで

新旧混在してました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022170643j:plain

二の鳥居の先にある大人気の伏鹿手水所に

たまたま人がいなかった!

ほんのちょっとだったけどグッドタイミング◎

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022170801j:plain

手水所で清めたらまず祓戸神社に参拝。

祓戸社は御本殿に行く前にお祓いをする場所で

奈良の神社には割と多くあるらしい?

関東にはあまりないとか??

今まであまりしっかり見てなかったので

今後はこのあたりのシッカリ見たいなと!

ちなみに春日祭の祓戸の儀は

ここでおこなわれます。

ご祭神は瀬織津姫

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022170611j:plain

やっと南門に到着しました。

門前にも奉納された燈籠がいっぱい。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022171931j:plain

式年造替が終わってからは初参拝。

中に入らない場合はここ、幣殿から拝します。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022172119j:plain

中門・御廊を望む。

中に入っての特別参拝もありましたが

今回は時間の関係で行けず。

式年造替中は本殿の裏まで行きましたが

今回はそこまでは行けないみたいでした。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022173048j:plain

御朱印は今年9月から授与開始した

御創建1250年特別御朱印

通常のものもいただきました。

平成30年が創建1250年ということで

左の特別御朱印平成30年12月31日までだそう。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/授与所

f:id:yumimi-kyoto:20171022173440j:plain

★御創建1250年奉祝特別御朱印春日大社

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171022173534j:plain

★通常の印「春日大社

 

 

 

過去にいただいた御朱印

f:id:yumimi-kyoto:20171022173640j:plain

★第六十年式年造替記念「春日大社

 

 

 

以上、春日大社でした。

 

 

 

天平乾湿群像展にて阿修羅さまを再拝 奈良・興福寺

 

久しぶりの寺社めぐり記事。

行ってきたのは、やっぱり…奈良!

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171016155550j:plain

今日もこちらから登ります。

現在、国宝館は耐震工事中のためお休み。

そのため、阿修羅さまほか国宝館の人気者(?)を

通常は非公開の仮講堂に集めて

天平乾湿群像展」を開催中です。

博物館にある阿修羅さまではなく

お堂の中にある阿修羅さまを拝めるのは今だけ…!

こ、これは行くしかないっ!!

と、育児の骨休めに繰り出したのでした。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171016160553j:plain

何回も来てるので目新しくはありませんが

とりあえず奈良っぽい写真を撮っておきました。

 

過去の参拝記録はこちら

★「南円堂」「西国ご詠歌」「一言観音」「ご詠歌」「東金堂」「令興福力」「西国薬師ご詠歌

第3回御朱印オトメ部会! いにしえの奈良の都へ(興福寺編) - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

★「南円堂」「一言観音」「令興福力」「東金堂」「中金堂」「千手観音」

阿修羅像の衣柄デザインの御朱印帳 奈良・興福寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

↑この記事、やたらとアクセス数があります。

タイトルに阿修羅って入ってるからか…。

阿修羅人気、凄い!

 

★「北円堂」

11月13日まで公開中限定の御朱印 奈良・興福寺北円堂 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171016161746j:plain

お目当ての展覧会をしている仮講堂は

再建中の中金堂の真北の位置にあります。

写真の右側の建物。

こんなところにあったっけ?

と思う程目立たない場所です…。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171016162624j:plain

再建中の中金堂は、何度も焼失と再建を繰り返して来たそうですが

現在のものは文政2年(1819)に「仮堂」として再建されました。

その仮堂すら老朽化してきたため(そりゃ200年近く経ってますから)

昭和50年(1975)仮堂北の講堂跡に

薬師寺の金堂だったものを移築して仮金堂とし

興福寺の金堂としての役目を果たして来ました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171016162435j:plain

こちらが仮金堂であったお堂。

ほほ〜、もとは薬師寺にあったものなんですねえ!

中金堂が再建されるにあたって

「仮金堂」としての役目が終わり

平成30年に中金堂が完成すれば「講堂」になるため

現在の呼び名は「仮講堂」です。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20171016162955j:plain

御朱印は東金堂前の納経所にて。

久しぶりの阿修羅さま…。

前々回、阿修羅の衣に描かれた柄の

御朱印帳を買ってから初めて拝しますので

衣の柄ばっかり見てしまった…^^;

今まではお顔ばかり見てたのに。

柄はきれーいに残ってるんですね。

 

堂内はかつて阿修羅も収められていた

西金堂内陣をイメージしたもので

中央に阿弥陀如来像、左右に梵天帝釈天

その前に阿修羅などの八部衆像と

十大弟子像六体と金剛力士像が並び

中央に華原馨という儀式用の楽器が置かれています。

この華原馨が珍しいみたいなんだけど

見た時の記憶がない…><

あとでパンフを読んでもう一回見てみたくなりました。

 

天平乾湿群像展は

現在、後期の会期中で11月19日までです。

 

そういえば今日(10月17日)は南円堂の御開帳。

今年も行けないけれど

いつかはご縁があるといいなあ。

 

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/東金堂前の納経所

f:id:yumimi-kyoto:20171016165213j:plain

★「講堂」

 

 

 

過去にいただいた御朱印御朱印

拝受場所/南円堂前の納経所

f:id:yumimi-kyoto:20160818120956j:plain

★阿修羅像の衣柄御朱印帳(16×11cm)1200円

販売は南円堂の売店

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818121105j:plainf:id:yumimi-kyoto:20160818122249j:plain

★西国第九番「南円堂」

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818121139j:plainf:id:yumimi-kyoto:20160818122355j:plain

★「一言観音」

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818121548j:plainf:id:yumimi-kyoto:20160818122440j:plain

★「令興福力(りょうこうふくりき)」

興福寺全体を表す御朱印なので、南円堂、東金堂どちらでもいただけます。

寺名の由来となった“福力を興さしむ”という言葉。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818122518j:plain

★西国九番の御詠歌

「春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に はるるうすぐも」

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818122722j:plain

★一言観音の御詠歌

「頼もしく 歩みを運べ 一言の 願いも捨てぬ 誓い今せば」

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161102171351j:plain

★「北円堂」(御開帳時限定)

 

 

 

拝受場所/東金堂向かいの納経所

f:id:yumimi-kyoto:20160818122954j:plain

★南円堂と五重塔の金の箔押し御朱印帳(18×12cm)1200円

販売は南円堂納経所、東金堂納経所

1ページ目に阿修羅像のイラスト入り

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818121938j:plain

f:id:yumimi-kyoto:20160818122859j:plain

★西国薬師第四番「東金堂」

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818122010j:plain

★「中金堂」

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818122043j:plain

★国宝館の本尊「千手観音」

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160818123524j:plain

★西国薬師四番の御詠歌

「さるさわの いけのほとりの てらにはに るりのひかりは あまねかりけり」

 

 

 

 以上、興福寺でした。

 

 

 

【重版御礼】「かわいい京都 御朱印ブック」第6刷「京都の隠れた御朱印ブック」第3刷

 

お久しぶりです。

プライベートが大忙しすぎて

ブログ更新どころか、閲覧する時間も

なかなか取れない毎日ですσ(^_^;)

 

いつのまにか4ヶ月になった息子は

スクスクと育ち毎日大暴れしています。

寝る時はよく寝る子ですが動きが半端ない。

この月齢でこんだけ動くなんて

先が思いやられます…。。。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20170830131521j:image

さて、タイトルどおり8月下旬より

「かわいい京都 御朱印ブック」

「京都の隠れた御朱印ブック」

ともに重版分が書店に並んでいます。

 

たくさんある御朱印関連の書籍の中で

選んでいただいたことに感謝感謝です!!

 

これからの季節は歩きやすく

御朱印巡り、寺社巡りにはピッタリ。

 

本を片手に巡ったり

自宅での予習や復習などに

活用してもらえると嬉しいです。

 

 

 

ご報告

f:id:yumimi-kyoto:20170501090801j:image

 

4月27日 午前1:12に3090gの元気な男の子を出産しました!

 

今後しばらくはお仕事、御朱印めぐりもお休みになりますが、まずはふたりの育児を楽しみたいと思います♪

 

更新も今まで以上にマイペースになりますが、何かニュースがあれば更新したいと思います。