11月13日まで公開中限定の御朱印 奈良・興福寺北円堂
11月13日まで公開されている興福寺北円堂。
毎年、この時期に公開されるのですが
やっとご縁があって拝観してきました。
いつも南側から入ってまずは南円堂を目指しますが
今回は北側から侵入、北円堂開帳の看板が出てますね。
北円堂はその名の通り、北側にありますが
現在は中金堂の工事のため、ぐるっと大回りをしなければなりません。
そのためか、五重塔付近にはたくさんいた人も
御開帳というのにそれほど多くありませんでした。
長屋王に命じて翌年に完成しました。
内部は弥勒如来座像を中心として
左右に大妙相菩薩像、法苑林菩薩像
その後ろに世親菩薩立像、無著菩薩立像
周囲を四天王立像が囲むという
国宝仏像ワールドなのでした。
写真は撮れませんので置いてあったパンフレットを。
パンフの写真は無著菩薩立像。
無著・世親という両菩薩は
4〜5世紀頃の北インドの兄弟僧侶だそう。
運慶の代表作としてパンフに登場していますが
来年の秋に東京で公開されるみたいですね。
阿修羅の時みたいにブームになりますかね〜。
八角のお堂は廟堂としての意味もあるそうです。
治承4年(1180)で焼失しますが承元4年(1210)に復興。
以来、大火の時も無事に残り
現在では興福寺伽藍の中で最も古いものとなりました。
北円堂公開期間中のみ、御朱印がいただけます。
南円堂の納経所にていただきました。
こちらは御開帳していませんがすごい人でした。
御朱印まとめ
拝受場所/南円堂の納経所
★「北円堂」(御開帳時限定)
拝受場所/南円堂前の納経所
★阿修羅像の衣柄御朱印帳(16×11cm)1200円
販売は南円堂の売店
★西国第九番「南円堂」
★「一言観音」
★「令興福力(りょうこうふくりき)」
興福寺全体を表す御朱印なので、南円堂、東金堂どちらでもいただけます。
寺名の由来となった“福力を興さしむ”という言葉。
★西国九番の御詠歌
「春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に はるるうすぐも」
★一言観音の御詠歌
「頼もしく 歩みを運べ 一言の 願いも捨てぬ 誓い今せば」
拝受場所/東金堂向かいの納経所
★南円堂と五重塔の金の箔押し御朱印帳(18×12cm)1200円
販売は南円堂納経所、東金堂納経所
1ページ目に阿修羅像のイラスト入り
★西国薬師第四番「東金堂」
★「中金堂」
★「千手観音」
★西国薬師四番の御詠歌
「さるさわの いけのほとりの てらにはに るりのひかりは あまねかりけり」
以上、興福寺でした。