晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

方位を司る星神さま 大将軍八神社

西大路通りに大将軍という交差点がありまして。そこを通るたびに気になっていたけどなかなか行く機会のなかった大将軍八神社にやっと参拝。延暦13年(794)桓武天皇の勅願によって奈良より大将軍神を勧請。内裏の北西角(陰陽道の天門)に創建したのが始まり…

洛陽観音めぐり三十番 椿寺(地蔵院)

正式名称は昆陽山地蔵院。有名な“散り椿”があるため通称・椿寺だそうです。神亀3年(726)聖武天皇の勅願によって行基が摂津に建立した地蔵院が始まり。平安時代に衣笠山の麓へ移転。室町時代に戦争で焼失したあと足利義満が再建。天正17年(1589)秀吉の命…

誰もいない広い庭園を堪能! 桂春院

常時公開されている妙心寺塔頭の中でまだ行ってなかった桂春院。慶長3年(1598)織田信忠の次男織田秀則が見性院として創建。秀則の死後の寛永9年(1632)美濃の豪族・石河貞政が父の50回忌の追善供養のために建物を整備して桂春院と改めました。江戸時代…

紅葉を眺めながら且坐喫茶 大法院

妙心寺に着いてまず向ったのは大法院。秋の限定拝観中でした。こちらから入ります。御朱印帳はこちらで預けました。信州の松代藩主であった真田信之(真田幸村の兄)の菩提寺として孫娘・長姫が寛文2年(1662)に創建しました。見所は客殿を囲むように広がる…

水掛不動尊と御朱印帳 仁和寺

今回からは仁和寺、妙心寺から西陣エリアの洛陽観音めぐりをした秋の一日を振り返ります。まずは仁和寺から!過去記事第一回目その1 「阿弥陀如来」第一回目その2 「旧御室御所」第三回目「薬師如来」「御室弘法大師」第四回目「勢至菩薩」今回は御殿には…

不動明王を見に智積院へ

この日はどんより空。雨宿りもあって智積院へ。智積院といえば長谷川等伯の絵と座って見る庭園がお気に入りですが今回は無料ゾーンを攻めて見ますぞ!拝観受付をスルーして真っすぐ進むと金堂があります。歴史については前回の記事を参考に。ここには本尊の…

天台三門跡の名門寺院 妙法院

東大路をテクテクと南下。すごく立派な門があって気になっていた寺院にやっと拝観できます。天台宗の三門跡寺院のひとつ妙法院門跡(あとふたつは青蓮院と三千院)。秋か春の特別拝観の時しか入れずしかも期間が短いのです。ここは三十三間堂の本坊にあたり…

カラフルな限定御朱印を求めて! 六道珍皇寺

11月の連休中、特別拝観をしている六道珍皇寺にやってきました。特別拝観中に限り授与される御朱印があるのと本堂内には入ったことがなかったので行ってみたかったのです。歴史は前回の記事をご参考に。変な角度で撮っちゃいましたがこちらが閻魔大王と小野…

いつ来てもたくさんの人! 革堂(行願寺)

洛陽四番であり、西国十九番札所。前回は改修工事中だった山門がキレイになってました。最初の記事はコチラご詠歌の記事はコチラ歴史は第一回目に書いたので詳しくは書きませんがこの本堂くらいしかないお寺にいつも参拝者がわんさかいます。西国の札所はす…

母の願いを叶えてくれる!? 洛陽三番護浄院

梨木神社から南下すること数分。洛陽観音霊場三番札所の護浄院があります。寺号は常施無畏寺(じょうせむいでら)通称は清荒神(きよしこうじん)。本尊が清三宝大荒神だからだそうです。それでなぜ護浄院なんだろう??それは書かれてなかったです。お寺の…

萩の季節にまた来たい 梨木神社

10月末の御朱印めぐりが1ヶ月以上止まったままでした…笑いまさらですが再開します。清浄華院のあとは京都御所の東にある梨木神社へ。こちらは明治維新に貢献した三條実萬(さんじょうさねつむ)と三條実美(さんじょうさねとみ)父子をお祀りしています。9…

2015初詣 藤森神社

年を明けて10日もすぎようやく初詣に行ってきました。我が家の今年の初詣は藤森神社。入口を撮り忘れたので前回の写真です。前回の記事はコチラ。去年は午年ということで盛り上がっていたようですが今年は連休中でもそれほどの人出でもなくゆっくりできまし…

テレビ出演のお知らせ

明けましておめでとうございます。今年も頑張って更新したいと思います!新年早々なんですが告知です。5月に放送されましたBS日テレ「マニアまにある」。たくさんの反響をいただきましたこの番組の「ベストマニア」という総集編にてしょこたんが今ハマって…