晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

清明神社と白峯神宮

街ナカの小神社シリーズ?!(^^ゞ 堀川通を北へ、フラフラと走っているとあの☆のマークの鳥居が見えてきます。 ここは陰陽師・安倍晴明を御祭神とする神社。 安倍晴明公は、孝元天皇の皇子、大彦命(おおびこのみこと)の子孫。 天文陰陽博士として六代の…

泉涌寺

東福寺の裏の細い道を登っていくと泉涌寺の大門が見えてきます。 天長年間(824〜834年)に弘法大師がこの地に庵を結んだことが由来。 建保6年(1218)に開山の月輪大師・俊芿(がちりんだいし・しゅんじょう)が宇都宮信房よりこの地の寄進を受け、大伽藍の…

東福寺の塔頭、龍吟庵と即宗院

塔頭とは、もともとは高僧の墓地のこと。その墓地を守るため、弟子たちが小さな庵をつくり、それが明治以降に寺院として独立し、塔頭といわれるようになったそうです。 東福寺も大寺院なので総勢25もの塔頭寺院があります。 その中のひとつ、龍吟庵に行って…

東福寺・通天橋と八相の庭

1236年、摂政関白・藤原(九条)道家により京都最大の大伽藍を造営されました。 完成は1255年、実に19年をかけて建造!臨済宗の総本山です。 開山した聖一国師は、天皇より初めて国師号を贈られた禅僧。 しかし1319年、1334年、1336年と相次ぐ火災で大部分を…

鞍馬寺から貴船神社へ☆

出町柳から電車で30分行くと鞍馬寺の入り口はあります。 ここからケーブルカー+徒歩10分なのですが休日のケーブルカーは30分待ち…( ̄ー ̄; なので、徒歩で向いますっε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ 鞍馬寺は鑑真上人の一番弟子、鑑禎(がんちょう)が770年にこの地に草…

京都御所

794年、桓武天皇が遷都された平安京の大内裏の中程に天皇のお住まいである内裏がありました。 内裏が火災にあい、天皇は貴族の私邸などを仮の住居とされました。 これは里内裏と呼ばれますが平安時代後期以降は元の内裏は使用されなくなり、里内裏が日常の皇…

仁和寺

886年、光孝天皇の発願によって着工。しかし翌年に崩御されたため、意思を継いだ宇多天皇が888年に完成させました。 真言宗御室派の総本山。 宇多天皇は出家して法皇となり、仁和寺を住坊にしました。 その後も皇室出身者が代々住職を務め、平安〜鎌倉期には…

龍安寺

創建は1450年。 足利将軍の官領職、細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受けてお寺に。宗派は臨済宗妙心寺派。 応仁の乱で焼失したが、1499年、勝元の子、政元が再興。 方丈の建立、石庭の築造もこの時期とされているそうです。 しかし1797年、方丈、開山堂、仏…

金閣寺

池に写る「逆さ金閣」も美しい! 鹿苑寺が正式名称。金閣(舎利殿)は、室町幕府3代将軍、足利義満が西園寺公経の別荘から譲り受けた時に再建。1397年に造り上げたという。 1950年の火災で焼失後、1952年から3年かけて再建されたものが現在の金閣。 しかし1…

二条城

1603年、徳川家康が京都御所の守護と京都での宿泊所として造営。 三代将軍家光が、伏見城の遺構を移すなどして1626年に完成。 豊臣秀頼と家康の会見や徳川慶喜による大政奉還など数々の歴史的なイベントが行なわれた場所でもありました。 唐門をくぐって、ま…

上賀茂神社

瀟酒な店が建ち並ぶ北山エリアからさらに北上していくと急に景色が変わる。 ぽつぽつと畑が目立つようになり、ここまでくると田舎だな〜と。。 ノンビリと、なんとなく上賀茂神社に向かうように走らせていると小さな疎水のような川が出現。 電線がなく、すっ…