四回目で拝受! 奈良・休ヶ岡八幡宮&孫太郎稲荷神社
薬師寺に来たら必ず寄っていますが
過去三回とも授与所は閉じられていました。
今回やっと授与所が開いていました!
休ヶ岡八幡宮は
薬師寺の南大門を出たところにあります。
寛平年間(889〜898)に
宇佐八幡宮から勧請されました。
まずここで身を清めてから
薬師寺に参拝するというのが
古来からの正式な参拝法だそうです。
やすみがおかって名前の由来は…
大安寺の鎮守として宇佐から神様を勧請するとき
薬師寺の南の丘で休息をとったから
と伝えられているそうです。
大安寺の後、薬師寺にも
鎮守として迎えられたようです。
鳥居の手前、左側に手水盤があります。
盥盤(くわんばん)って書かれてる…!
相当、古いものなのでしょうね。
明治に薬師寺と切り離されて
村社となりましたが
現在では薬師寺の管理になったそうです。
いつ見ても素晴らしい社殿は
慶長8年(1603)豊臣秀頼の寄進によるもの。
歴史を感じる檜皮葺きの屋根ですが
豪華さも感じると思ったら
桃山時代の再建だったのですね。
授与所は開いていたのですが
人が居なくてピンポンも見つからず
ウロウロしてたら光が差してきた…!
本当、美しい拝殿ですね。
御祭神は僧形八幡神(そうぎょうはちまんしん)
を中心に、向かって右に神功皇后、
左に仲津姫命(なかつひめのみこと)を
配した三神一具の像として安置。
三神像は国宝で
奈良国立博物館に寄託されています。
社殿の左右に座小屋という
細長い建物があります。
寺僧の修行場所として使われていましたが
本来は宮座(氏子の組織みたいなもの?)の
座衆が滞在するところだそう。
明治以降でも残っているのは珍しいそうです。
南側の座小屋は祈祷所になってます。
神社の方がいるようなので呼びたいけど
どこから呼べばいいのかわからない…
北側の座小屋が授与所。
説明書きを読んだりして
ウロウロしてたら宮司さんが出てきた!
すかさず「御朱印いただきたいのですが…」
「書き置きですがよろしいですか?」
ええっ、かまいませんっ!!!
ということで4度目の正直!?
3月、8月、1月中旬(すべて平日)は
閉まっていましたが
11月は七五三でご祈祷が多いからかな!?
書き置きだろうがなんだろうが
喜びもひとしおでした。
お隣の末社、孫太郎稲荷神社の
御朱印もいただけます。
孫太郎って誰!?
って話しなのですが。
神社の由来や歴史ははっきりとしないものの
藤原頼行が平安中期に創建し
その末裔の佐野孫太郎が再興したといわれ
その方の名前に由来するようです。
神遣いの狐さんが守っています。
シュッとつり上がった目がコワっ…。
小さい神社ですが
独特の雰囲気が漂っています。
千本稲荷とまではいきませんが
赤い鳥居のトンネルもありました。
と書かれていました。
何度も通った(?)だけあって
本当に嬉しく
清々しい参拝になりました。
御朱印まとめ
拝受場所/授与所
★左・「八幡大神」(書き置き) ★「稲荷大明神」(書き置き)
以上、休ヶ岡八幡宮&孫太郎稲荷神社でした。