春日大社の摂社御朱印 奈良・金龍神社、若宮神社
20年に一度の式年造替(ぞうたい)に湧く春日大社。
今月は神様がお還りになられる正遷宮があり
たくさんの神事があるようです。
今回は御朱印がある摂社三社の中で
まだいただいていなかった二社をめぐってきました。
今回は一番マイナーな最東端の南側から入りました。
参道は切通しみたいな道になっています。
参道以外は入山できませんが谷のようになっていて驚きでした。
とても空気が気持ちよかったです。
参道にたくさんの幟が出ていてここだと気づきました。
階段を登って鳥居の向こうに社殿があります。
金龍神社のご祭神はその名も金龍大神。
元弘元年(1331)に起こった元弘の変で
この時に春日社に参拝され、一面の御鏡を奉納され
天下太平のご祈祷をされたそうです。
これが金龍神社の起こりだそうで
宮中(禁裡)の御鏡を奉納されたので
禁裡殿とも呼ばれるそうです。
こちらが本殿です。
開発・発達の神様とのことですが
名前のとおり金運アップのご利益もあるとか…。
金運さずけの絵馬もありますよ。
金龍神社の本殿から階段を登り左へそのまま真っすぐ進みます。
夫婦大国社の社殿の北隣にあるのが若宮神社。
ご祭神は天押雲根命(アメノオシクモネノミコト)。
正しい知恵を授けてくださる神様です。
本殿は春日大社と同じ春日造り。
写真左側は拝殿でその後ろには神楽を奉納する
寝殿造り風の建物がある珍しいスタイル。
どこで拝めばいいの?ってちょっと迷います。
若宮さまを拝したあと、右側の夫婦大国社へ。
昨年は大黒さまが御開帳されていて
珍しい夫婦の大黒様を拝見しましたが
御開帳は6年に一度なんですって。
今年は式年造替ですが扉は閉じられていました。
昨年は何も書いてなかったので大黒さまだけしか拝受しませんでしたが
現在はサンプルこそ出ていないものの
三社の御朱印がいただけると看板が出ていました。
注意点として、2枚以上一度に頼むと書き置きになるそう。
書き手が二人居る時は書けるんだけどね…とのことで。
ワタクシは直筆にこだわらない派なのでいいですが
直筆を求める人は1回1種類までということだそうです。
そんなに人も多くなかったし、2枚くらい書いてくれてもいいのに。
しかも本殿へ上がってのお参りはできなくなっていました。
若宮十五社めぐりをした人かご祈祷した人だけですって。
人が入っているからって上がろうとすると
授与所にいる高齢の女性に強く咎められます。
でも人がいたら上がっていいのかと思っちゃいますよね?
何か書いておかないと知らない人は上がっちゃうでしょう(怒)
なんだか腑に落ちないような気分で春日大社へ。
ここまで来ると修学旅行生がわんさか!
参考までに昨年の記事を貼付けておきます。
御朱印まとめ
拝受場所/夫婦大国社
★「若宮神社」(書き置き)
★「金龍神社」(書き置き)
昨年いただいたもの
★「夫婦大国社」
以上、金龍神社、若宮神社でした。