晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

鐘楼の丘にある重源上人ゆかりの場所 俊乗堂・行基堂・念仏堂(東大寺その3)





大仏殿の東側にある階段を登り

鐘楼の丘という台地に来ました。

ここまで来たのは初めて!

あ、でも御朱印オトメ部の時に

通り過ぎたかもしれません
(・・;)

大仏殿の真東にあたる場所なので

たいていの人は二月堂へ行くために

通り過ぎて行くみたいです。

西に比べたら人は通るものの

大仏殿のような混みようではなく。

ここは治承4年(1180)の

平重衡による焼き討ちのあと

鎌倉時代の復興大臣ともいえる

東大寺大勧進(寄付金を集める係)

として大きな足跡を残した

俊乗房重源上人に

ゆかりの深い場所です。

右側にあるのが国宝の鐘楼。

これは最後に見るとして

まずは左側の建物から。










国宝の重源上人の座像を

ご本尊とする俊乗堂。

元は重源上人が建てた

浄土堂がありました。

そう、前の記事でも書きましたが

重源上人は浄土宗の信者でしたね。

なのになんで華厳宗である

東大寺の勧進になったのか…?

そこはナゾですが…(・・;)

宗派はあまり関係ないのかも?

永禄10年(1567)の兵火で焼けましたが

重源上人の功績をたたえるために

元禄年間(1688〜1704)に

お堂が建てられました。










堂内には快慶作の阿弥陀如来

平安末期に造られた愛染明王

がありますが扉は閉ざされていました。

7月5日の俊乗忌と

12月16日の良弁忌には

有料ですが参拝できるそうです。

7月5日が命日だったのか、おしい!
(参拝したのは6月でした)










あとで念仏堂の方に聞いたのですが

瓦に狛犬が乗っているよ、と。

ほんとだ、乗ってる!

可愛いですね(*^▽^*)









次に奥の行基堂へ。

元は重源上人の御堂で

座像もこちらにありましたが

俊乗堂に移したので

賢慶が造った行基菩薩座像を

安置することになりました。










行基像は覗き見ることはできます。

宝形屋根のお堂は珍しいですね。










こちらは鬼瓦。

念仏堂の方の瓦のお話が

印象に残ってて…(;^_^A

立体的なのは江戸時代のもの。

後で出てきますが鎌倉時代のものは

平面的なんですよって。










ラストは朱塗りが鮮やかな念仏堂。

鎌倉時代の建物で元は地蔵堂。

左隣の小さな建物が

納経所となっています。

御朱印をお願いしたら

職員の方が出てきて

説明してくださいました。

基本、扉は閉まっていますが

声をかけたら中に入れるそうです。

念仏堂の中には嘉禎3年(1237)作の

地蔵菩薩座像がどどーんと!

2mくらいの大きさが圧巻。

着物の柄まで残っている

保存状態の良さは御開帳の日しか

正面の扉を開けないからだそう。

入る時も横から入りました。

直接の紫外線は受けないものの

木漏れ日(?)の影響を受けた方は

黒くなっていました。

光の影響ってすごいんですね。

お地蔵さんの唇が赤くなっている

ようにも見えるのですが…(-"-;A

もしかしたら女性なのかも…?










念仏堂にてまずはひとつめ。

御朱印いただきました!









書いていただいてる間に

説明を聞いたり参拝したり

していたら出来上がってました。

俊乗堂のご本尊

重源上人の御朱印です。









ふたつめ、いただきました!










重源上人とともに

祀られている愛染明王










みっつめ、いただきました!









阿弥陀如来の御朱印。

中央下の印が変わってますね。

「釘打 阿弥陀 如来と入ってます。

南都(奈良)に留学していた

親鸞がこの阿弥陀如来を気に入り

持ち帰ろうとしたのを

東大寺の僧が拒んで

右足の甲に釘を打ち付けた

という伝説からだとか。

その傷跡?が残っているそうですが

パンフレットの写真は上半身だけ。

どんな阿弥陀さまなのか

また御開帳の日に行って

確かめたくなりました。









よっつめ、いただきました!










行基堂の御朱印です。

右下の三つ並んだ印は

なんだろう…??










いつつめ、いただきました!










念仏堂のご本尊

地蔵菩薩の御朱印です。






サンプルが出ていたのは

これだけだったので

ここでは制覇した♪

…と思っていたら!!

最近になって念仏堂2種類と

俊乗堂1種類が追加されたとか!?

しかもサンプルは出てなくて

今のところ裏ワザのようで…(;^_^A

これはまた行かなくちゃ!!!








さて、次は目の前の鐘楼へ。

続きます♪