15日まで酉年の印が追加に 京都・京都大神宮
15日までの限定御朱印第二弾は
萌え系神社で有名になった!?
京都大神宮です。
こちらも三回目の参拝。
過去の記事はこちら
萌え系神社として人気急上昇 京都・京都大神宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
萌え系巫女さん入り御朱印帳 京都・京都大神宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
三回目なのでさらりと参拝して
横の授与所をピンポン。
何も言わなくても限定印を押したものが
出てくるのかと思ったら今までと同じもので。
酉年の印を、とお願いすると
ひらがなと漢字と2バージョンあり
ワタクシはひらがなのものにしました。
すごい変化があるわけではないですが…^^;
控えめな「とり」の印が可愛いです。
挟み紙に押されたMIKOさんの印が
朱から紺に変わっていました。
御朱印まとめ
拝受場所/本殿横の授与所
★御朱印(京都大神宮の印、酉年の印)
授与期間/1月1〜15日
過去にいただいたもの
★御朱印帳(紙製、小サイズ)1500円
★御朱印(京都大神宮の印)
以上、京都大神宮でした。
1月15日まで 吉祥天の限定御朱印 奈良・薬師寺
お正月は限定御朱印で賑わっていますが…
元旦限定とか三が日限定とかは無理で><
15日くらいまでやってくれれば
なんとか追うことができます!
ということで、15日まで限定の御朱印第一弾。
奈良の薬師寺です。
南門から。
過去の記事はこちら
「薬師如来」「弥勒佛」「不東」「倶利伽藍不動」
特別展「仏教と刀」開催中! 奈良・薬師寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
ロータスロード御朱印「瑠璃華」
ロータスロード限定御朱印1 奈良・薬師寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
4月、8月と来ているのでさらっと見学して
お目当ての吉祥天を見に金堂へ。
1月1〜3日は国宝の吉祥天が公開されますが
4〜15日は平成の新しい吉祥天になります。
てっきり像だと思っていてどこにあるの??
と探してしまいましたが
本尊・薬師如来の前に立てかけられた画像でした。
しかもけっこう小さい…。
新しい絵なので色も鮮明で見やすいですが
国宝のものはもっと黒ずんでいるので
遠くからだと見づらいのでは…と。
国宝も見てみたかったけど、公開時に来られて満足です。
金堂の後ろにある大講堂が朱印所。
弥勒如来を見ながら御朱印を待ちます。
「吉祥招福」の御朱印いただきました〜。
お正月に吉祥の御朱印とは縁起よさそう♪
西塔を横目に見ながら南門から外へ出て。
今回はイケるかも…と期待を込めて来てみた
鎮守社の休ヶ丘八幡宮ですが
やっぱり授与所は閉ざされていて…><
1月でもダメなんていったいいつ開いてるの?
やはり三が日とかお祭りの時のみ??
ワタクシにはご縁がなかったということで…。
ちなみにこの日は駐車場横にある
イタリアン「AMRIT」もお休み><
シーズンオフだし、水曜定休多し。。。
振られ続けた薬師寺ですが
吉祥天が見られたということで満足です。。。
御朱印まとめ
拝受場所・大講堂内
★「吉祥招福」
授与期間/1月1〜15日
これまでにいただいた御朱印
拝受場所/大講堂
★通常の御朱印
「弥勒佛」(左)、「薬師如来」(右)
★ロータスロード限定御朱印「瑠璃華」
授与期間/6月16日〜8月16日
拝受場所/聚寳館
★展覧会限定の御朱印「倶利伽藍不動」
平成28年春の「仏教と刀」展にて
拝受場所/玄奘三蔵伽藍
★玄奘三蔵伽藍公開時限定「不東」
授与期間/1月1〜15日、3月1日〜6月30日、8月13〜15日、9月16日〜11月30日
以上、薬師寺でした。
2017年の初詣in滋賀 滋賀・多賀大社
例年、東京での初詣の後は
京都に帰って初詣するのですが
今年は連休にワタクシの実家に帰省したので
多賀大社というより「お多賀さん」のほうが
地元民にはしっくりきます。
高校生の時は電車でここまで初詣に来てました。
実家を出てからもちょくちょく来てましたが
結婚してから正月は関東で過ごすことになり
実に7年ぶり!?くらいの初詣となりました。
車の場合、ナビは境内まで案内してくれますが
この時期は混んでいますので
外の有料駐車場に停めて少し歩いたほうがいいです。
有料駐車場はたくさんあります。
鳥居を入ってすぐ目に留まるのは太鼓橋。
豊臣秀吉が母の延命長寿を祈願して
叶ったので寄進したという「太閤橋」です。
昔は渡れたとか!?
今は渡れませんので左回りで神門のほうへ。
三が日は外していますがさすがに連休は参拝者も多い!
縁結びとか夫婦和合とかよりも
延命長寿、厄除けなどのご利益のほうが有名。
東大寺を再建した重源が、多賀社に参詣して
以後20年後に見事に東大寺再建を成し遂げ
お礼参りの時に境内の石に座って眠るように亡くなった
という伝承があるそうで、その石は寿命石として
今も伝わっているそうです。
何度も来ているけれど、その石は見たことないなあ。
何度目の参拝かわからないくらい来てますが
初めて御朱印をゲットです。
娘の御朱印帳までセットしていたにもかかわらず
バッグに入れるのを忘れた…><
ということで、御朱印帳を購入。
裏側に拝殿が描かれています。
お揃いの柄の御朱印帳袋もありました。
御朱印には「延(草冠に延命の延)」の印が!
門前で買ったお酒のパッケージにも
この文字がありました。
娘は神馬舎にいたお馬さんに興味津々。
残念ながら本物ではありません。
お多賀さんに来たら必ず食べるのが糸切り餅。
門前の多賀やさんでは、その場で食べられる
2切れのお餅とお茶がセットになったものが
あったと記憶していたのですが
それは三が日だけだったのかな?
その場で食べたかったので2個入りのパックを購入。
柔らかいお餅の中にこしあんが入ってます。
長いお餅を糸で切っているので糸切り餅。
お土産用は10個入りから売ってました。
ココ来たらこれが一番の楽しみかもしれない♪
御朱印まとめ
拝受場所・授与所
御朱印帳(16×11cm、布製)1000円
★「多賀大社」
以上、多賀大社でした。
2017年の初詣in東京 東京・浅草寺
明けましておめでとうございます。
今年も不定期ではありますが
御朱印情報を更新していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
我が家では関東で年末年始を過ごすのが恒例。
昨年は年末に上野東照宮へ行きましたが
今回は浅草に行ってきました。
ホテルから行ったので雷門ではなくいきなり本堂。
13年間、東京に住んでいましたが
実は浅草は2回くらいしか行ったことが無く…。
もちろんお正月に来るのは初めてで人の多さにビックリ!
この人混みの中を3歳児を連れ大人はワタクシひとり。
これはかなりのハードワーク…><
こんなに人が多いと知ってたら
浅草やめとけばよかったと後悔までしたけれど
お祭り、お祭り♪と娘は喜んでいるようなのでまあ、いっか。
もう人が多すぎて写真はあまり撮れていません><
入場制限ありつつ、なんとかお参りを済ませて
天井を見上げた娘が、スゴいスゴい、と言うので
天井画を撮ってみました。
堂本印象筆の「天人図」だそうです。
本堂を逆サイドから。
隅田川で漁をしていた兄弟の網に仏像がかかり
これを供養したのが浅草寺の始まりという。
東京都内で最も古い寺院だそうです。
現在でも秘仏なんだそうです。
堂内を見てるヒマはなかったけれど…^^;
境内には他にも見所がありますが
とりあえず退散して朱印所のある影向堂(ようこうどう)へ。
御朱印は二種類あり、右側の受付で帳面を渡し
左側で出来上がったものを受け取るというスタイル。
並ぶのかと覚悟していたけれど待ち時間はほぼなし。
堂内は聖観音を中央に配し
左右には干支守り本尊八体が祀られています。
浅草名所七福神の大黒天も祀られていますが
娘は大黒天を見てなぜか大爆笑。
真っ黒だったから? お顔が面白かった??
本堂前になぜか鳩ぽっぽの歌碑。
この鳩さんを気に入り、なかなか降りてこない^^;
本堂の東側には浅草神社があります。
三人のうち二人は浅草寺の本尊を引き上げた兄弟で
もうひとりは兄弟の相談者であったお坊さん。
三人の霊をもって「三社権現」と称されるようになりました。
三社祭りはここのお祭りだったんですね!
しかし、ここは浅草寺よりさらに長蛇の列…><
限定御朱印もあるはずなのですが諦めました。
最後に宝蔵門を裏側から。
宝蔵門は浅草寺の山門にあたる門だそう。
ここから先が賑わう仲見世になります。
大きなわらじにもびっくりですが
門の上部は近代的防災設備を供えた
収蔵庫になっているらしい!
戦後に再建されたもので近代的ではありますが
刻んでいる歴史はかなり古かったんですね。
御朱印まとめ
拝受場所・影向堂内
★右・浅草名所七福神「大黒天」 ★左・坂東三十三所第十三番「聖観世音」
以上、浅草寺でした。
2016年の締め詣でその2 京都・瀧尾神社
東福寺駅から北へ徒歩3分ほど
歩いたところにある瀧尾(たきのお)神社。
9月に来た時も寄ったのですが
その時は御朱印をいただけなかったので
再度チャレンジです。
創建に関しては定かではありませんが
『源平盛衰記』(応保年間1161〜82から寿永年間1182〜83の歴史物語)
に「瀧尾不動堂」という名前が見えるという古社だそうです。
社伝によると元は三十三間堂の近くにありましたが
天正14年(1586)秀吉の大仏建立によって現在地に還座しました。
こちらの一番の見所といえば拝殿の天井にある木彫りの龍。
大丸の創業者・下村彦右衛門が信者だったということで
下村家によって莫大な寄進がされて
多数の彫刻などで飾られるようになったとか。
近くで見るとすごくリアルでダイナミック。
本殿にお参りしたあとに本殿側から上がることができます。
ワタクシはブーツを脱ぐのが面倒でやめたけど(笑)
もっと近くで見たらいい写真も撮れたのだけどねー。
ご祭神はオオナムチノミコト。
別名・大国主ともいわれ縁結びの神様で有名ですね。
でもここは下村家のイメージが強いので
商売繁盛のご利益を求める人が多いかも。
本殿は貴船神社奥之院旧殿を
天保10年(1839)に移築したもの。
本殿内にはお猿さんが〜♪
他にもいろんな彫刻があり見てて楽しいです。
もう少し奥に入ると三嶋神社があります。
清水寺の近くにある三嶋神社の祈願所だそう。
三嶋神社があった場所には現在マンションが建っていますが
建設の時に縁あってこちらに祈願所が造られたのだとか。
現在のマンション横の窮屈そうなお宮は
管理の方が神社を失くすのは残念と思って
造られたものだと聞きました。
確かに神様、すごく肩身の狭い思いをされているのでは…
という印象がしたものでしたが
そういった経緯だったのですねえ。
三嶋神社の記事はこちら。
さて、授与所で御朱印帳と御朱印をいただきました。
前回は何か込み入った話しをされていて
声をかけづらかったのですが
どうやら手相占いを宮司さんがされているみたい。
占い中だったんですかねえ。
今回は無事に木彫り龍がプリントされた御朱印帳ゲット。
御朱印はまず瀧尾神社のものと…
三嶋神社のものもいただくことができます。
本宮でいただいた書き置き御朱印とは
またデザインが違いました。
バックに写っているのは三嶋神社名物(?)
ウナギの絵馬さんたちです。
今回で今年の更新はおしまいです。
まだ11月や12月に行ったもので
書けてないものもありますが年明けに持ち越しで。
来年も良き一年でありますように。
お読みいただきありがとうございました。
皆様、良いお年を〜♪♪
御朱印まとめ
拝受場所/授与所
★御朱印帳(18×12cm、ビニール製)2000円(御朱印込み)
★「瀧尾神社」
★「三嶋神社」
以上、瀧尾神社でした。
2016年の締め詣でその1 京都・東福寺&勝林寺
年の瀬でバタバタとしていたら
更新も滞り気味に…><
この日は以前、オトメ部の活動をしていた
友人と久しぶりに予定が合ったので
東福寺エリアに行ってきました。
まずはおなじみの塔頭・勝林寺へ。
過去の記事はこちら
★基本の御朱印と金銀の御朱印
財福の神にあやかった御朱印! 勝林寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★オリジナル御朱印帳第一弾と夏限定御朱印
勝林寺の新御朱印帳と夏限定の御朱印 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「虎嘯」墨書きと秋限定御朱印
勝林寺の秋限定墨書き御朱印と色紙御朱印 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
開運御朱印帳なんてできたんですねー。
すごいお値段ですけれど…気になります。
この横に御朱印リストがありましたが
この日は急務のため手書き御朱印はなし…><
実は9月にも訪れていまして
その時に毘沙門天&三色ムカデをいただいてました。
今はもうないですが中面が赤い紙の
全ページ赤のものは売り切れていましたが
最初の見開きだけ赤のものいただきました。
今回は年内いっぱい限定の猿印入りの
「大日如来」クリーム色(他に赤、紫、緑あります)
「大日如来」銀の姿印(金もあります)
12月17日から授与開始された
冬限定御朱印の「毘沙門天」(他に2種類あります)
の三枚をいただいてきました。
さて次は友人が行きたがっていた東福寺のお庭へ。
途中、臥雲橋からの眺め…
見事にすべてが落葉してます><
ここまで落葉しているのを見たのは初めてかも。
以前、年末に来た時はもうちょっとあったはず。
それだけ今年の紅葉が早かったということかな。
ちなみに9月に来た時も本山に寄りました。
紅葉の時期は混み過ぎなので
春か新緑の季節がおすすめ。
9月はまだ暑かったですが…><
八相の庭に久しぶりに入ります。
東庭の北斗七星。
過去の記事はこちら
南庭から仏殿を望む。
天気があまり良くなく…
朝は雪がチラついていたので底冷えがして
限界を感じながらの庭観賞。
冬の寺社めぐりはそれはそれで大変。。。
でも市松模様の北庭はきれいでした。
苔はもふもふしてないかも…
と思ったけれども、春より色がいい感じ。
朝方降った雪と雨のおかげかな?
拝観受付で預けておいた帳面を受け取ります。
3年前は直筆は午前中のみということで
頑張って午前中に行きましたが
現在は終日直筆してくれます。
ただし料金は500円に値上がりしてました。
ちなみに3年前の御朱印を確認してみたら
なんと勝林寺のご住職の字ではないですか!
偶然にびっくりしました^^;
最後のまとめで確認してみてください。
9月に行った時もいただいていました。
バックに写っているのが御朱印に書かれている仏殿。
本来はここをお参りして御朱印をいただくのが筋で
庭観賞して御朱印ではないのですが…
御朱印受付が庭の拝観受付なのでスルーしがち。
中に入ることはできませんが
外から天井の龍を見ることもできますよ。
堂本印象の作画だそうです。
このあともう一カ所、締め詣で参りします。
御朱印まとめ
東福寺 拝受場所/方丈拝観受付
★「大佛寳殿」 各500円
以前いただいた御朱印
勝林寺 拝受場所/本堂内
★申年限定御朱印(2016年12月31日まで)
左/「大日如来」姿印銀色 500円 右/「大日如来」申年バージョン 500円
★冬限定御朱印「毘沙門天」(他2種類あり)
★見開き御朱印「毘沙門天」
★御朱印帳に予め書かれていた御朱印
以上、東福寺&勝林寺でした。
風の宮・風神を祀る 奈良・龍田大社
信貴山を後にしてバスの中で。
珍しくもうちょっとだけ時間があったので
どこか寄ってみようかな〜と考え
行ってみたいと思っていた龍田大社に
急遽、行くことにしました。
JR王寺駅から一駅電車に揺られ
三郷(さんごう)駅から徒歩8分ほどで到着。
「風の宮 総本宮」と呼ばれています。
拝殿です。
ご祭神は天御柱大神(アメノミハシラオオカミ)と
国御柱大神(クニノミハシラオオカミ)。
天と地の間、つまり大気・生気・風力を司る神様で
龍田の風神と総称されています。
拝殿の横に延びているのは回廊。
紅葉で有名だそうですがもう落葉してました。
創建の歴史は古く、今から約2000年前の
崇神天皇の時代にまで遡ります。
数年に渡る凶作や疫病の流行などにより
天皇自ら祈願したところ
二柱を龍田山に祀れという御神託があり
これによって創建されたと『延喜式』には書かれているそう。
勅使を遣わして風神を龍田立野に祀った
という記述が最初だそうです。
いずれにしても古社には間違いないですね。
拝殿の左奥には末社の白龍神社がありました。
江戸末期に白蛇が出現し
明治後期には一夜にして姿が見えなくなったという。
明治41年(1908)突如、にごり池に
白龍として出現したのでこの地に祀られました。
江戸や明治の話が出て来るとは…
その後は龍田大明神(ご祭神)にお使えする
神結びの神・災難除けの神として
特に女性から篤い信仰を受けているそうです。
現代でいうと縁結び、安産のご利益があるそう。
近くまで行ってお参り。
白龍大神はお水が大好きなので
この石に水をかけてくださいとのことですが
長い柄杓を使ってもうまく掛からず…^^;
白龍さま、ごめんなさいね。
でもお参りできてよかったです。
社務所にて御朱印いただきました。
風神の墨書きがいいですね〜。
文字もとても力強いです。
御朱印まとめ
拝受場所/社務所
★「龍田大社」
以上、龍田大社でした。
信貴山朝護孫子寺の塔頭 奈良・玉蔵院&成福院&千手院
信貴山山内の御朱印めぐりの続き。
朝護孫子寺本堂から虚空蔵堂へ寄り多宝塔、行者堂を経て
到着したのは塔頭・玉蔵院の融通堂。
日本一大地蔵尊もあります。
こちらが日本一大地蔵尊。
玉蔵院の歴史としては調べても出て来ず…
宿坊として有名なようです。
三重塔の下に阿閦如来が祀られていますので
中に入ってお参りしました。
御朱印は下の寺務所で拝受できるので
階段を降りて到着。
ここが本来の入口のようで…
またまた裏口入場してました^^;
門を入って左側に浴油堂があります。
玉蔵院でいうところの本堂にあたるみたい。
浴油法という秘法のご祈祷があるそうで。
通常は拝む方も寅の刻(午前3〜5時頃)に起きて
沐浴して清めてから望みますが
本尊の毘沙門天さまにも沐浴していただき
特別な作法をしてご供養するそうです。
詳しいことはわかりませんが
火を使ったご祈祷だとホームページには書いてありました。
そして、この看板を読んで左奥にも
出世毘沙門天があることを知り
もう一度上がって奥を覗いてみました。
小さい像なので近くまで行かないと見えません。
行けないわけではなかったけれど
なんとなく遠慮しました…。
少し遠目からでも充分な気がしたので。
御朱印は4種類ありましたが
ひとつは本堂で書いてもらったものと同じ
ということで3種類いただきました。
隣にある成福院(じょうふくいん)へ。
こちらも宿坊がある塔頭です。
本堂へ向かう参道の途中でも目に付く朱塗りの融通殿。
如意融通宝生尊が正式で、宝珠のことだそう。
毘沙門天のお財布といわれるほど財宝を授けてくれる
金運アップの神様という感じでしょうか。
願いを意のままに融通してくれるという融通さまです。
境内には数々の像があって面白い。
可愛いわらべ七福神。
お大師さまの横には変な?表情の寅。
寅大師というらしい。。。
入口にはようおまいりの像。
どれも新しく造ったという感じ。
さて、本堂で御朱印帳が埋まってしまったので
どこかいい御朱印帳はないかなーと探していたら
本堂ではたいしたものは売ってなかったですが
こちらでオリジナルではないですが
きれいな御朱印帳を売っていたので購入。
ベース色が赤系と紺系の二色あり
柄は何種類かありました。
御朱印をいただいたのですが読めない〜><
他の方の画像を検索して「如意融通尊」と
やっとわかりました。
融通殿の前から降りて弁天堂へ寄り
十三塔を見ながら参道を東へ進み到着したのが千手院。
こちらも宿坊をされていますが
金運アップのパワースポットとして有名
というのは後で知りました。
正面は子安観音ともいわれる厄除観音。
その横に写真は撮り忘れましたが銭亀堂があります。
こちらが金運アップスポットだそうですがとても小さいお堂です。
テレビ収録で来たタレントさんの写真やサインが
所狭しと飾られていました。
どうやらここで願って宝くじを当てた人がいるとか。
ワタクシは楽して儲けようという考えには
賛成できませんので宝くじには全く興味ありません。
しかし世間はこういうことがあると反応するんですね…。
堂内には「銭亀堂のお参りの前に本堂へお参りしてください」
という張り紙が至る所に。
ここだけ来たってご利益なんてないですよね。
ワタクシは知らずにここから先に来てしまいましたが
このあと本堂へ向かいます。
本堂へ向かう途中にあったお砂踏み。
虎さんの口の中へ入るなんて
アトラクションのような仕掛けでオモシロイ!
無事に虎さんの口の中を通り抜け山門に到着。
こちらから入るのが正解ですよね…。
こちらが本堂にあたる護摩堂。
毘沙門三尊(毘沙門天、吉祥天、善膩師童子)のほか
不動明王、十一面観音などを祀っています。
大根炊きの直前だったからか?
抱きつき大根なんてのもありました。
ゆめかなう堂なるものも…。
エンタメ性の高いお寺さんですね。
御朱印は本堂横の納経所で。
こちらの毘沙門天は「勝運」なんですね。
これで御朱印めぐりを済ませて最後に開運橋へ。
名前がいいね〜と思って通りましたが
橋好きマニア?が訪れるほどの有名橋だとか。
上路カンチバレー橋という形式で
この形式で現存する日本で最古の橋だそうです。
鉄骨を組み合わせたトレッスル橋脚であることも珍しく
平成19年に国の登録有形文化財に選ばれました。
なんだかよくわからない単語が出てきましたが…
運が開けてきそうな気がする♪
駐車場にあった白虎の像。
そう、ここは大和四神の西方を守る白虎の地でした。
何匹くらい虎さん見たかな〜?
開山堂に行ってないのが心残りなので
今度はもう少し装備を整えて
信貴山城跡まで行ってみたいな〜。
御朱印まとめ
拝受場所/玉蔵院寺務所
拝受場所/成福院授与所
★御朱印帳(16×11cm、布製)1000円
オリジナルではありません。
赤系もあり、他の柄もあり。
★本尊「如意融通尊」
拝受場所/千手院納経所
★本尊「勝運 毘沙門天」
以上、玉蔵院、成福院、千手院でした。
虎と聖徳太子と松永久秀と… 奈良・朝護孫子寺
とても気になっていた場所なんですが
なかなかにアクセスが悪い…><
12月になってやっと行った信貴山(しぎさん)。
まずは朝護孫子寺から。
バスを降りて目についた石碑を撮ってみた。
まだ紅葉が残っていました。
でも何の石碑なのかよくわからない…^^;
宗派は信貴山真言宗で総本山という寺格です。
信貴山下からバスで15分くらい。
大阪からだとJR大和路快速で王寺まで行って
バスで20分くらい。
大阪からの方が行きやすいですね。
バスの本数は1時間1本程度と少ないです。
駐車場はありますが有料でした。
お寺に来たはずなんだけどまず鳥居。
額には「多聞天」の文字が。
毘沙門天は仏法を守る天部の神様。
だから鳥居なのですね。
ふたつ目の鳥居に到着。
通じたりするし、別名信貴山寺ともいわれています。
信貴山としての歴史は1400年前に遡ります。
物部守屋を討伐するために河内稲村城に向かっていた
聖徳太子がここで戦勝祈願をされます。
すると毘沙門天が出現し、必勝の秘法を授かったそうで。
その日は寅年、寅の日、寅の刻であったそうです。
勝利した太子は推古天皇2年(594)寺院を創建し
自ら刻んだ毘沙門天の尊像を祀ったのだとか。
そして信ずべし貴ぶべき山「信貴山」と名付けました。
ということで、シンボル的存在の虎さん。
お寺では開基を聖徳太子としているみたいですが
これは後世になってから付けられたものだとか。
本堂、食べてやるぅ〜
ガオーっ
信貴山の赤門に到着。
朝護孫子寺のほか、塔頭寺院が三ヶ寺あります。
途中で見つけた聖徳太子像。
最近造ったものと思われます。
ワタクシは松永久秀のイメージで来たけど
聖徳太子のほうが縁が深いんですね!?
参道の途中に信貴山城跡や屋敷跡への
ルート看板がありました。
うーむ、徒歩20〜30分くらいかあ。
歩けそうな気もするし、長いような気もするし。
今回は御朱印をいただくことに集中して
こちらは行きませんでした。
こっちのほうへ行ってたら松永久秀のイメージも
強く残ったのかもしれませんね。
この階段を登って朝護孫子寺の本堂へ向かいます。
お寺の歴史は、信貴山で修行していた命蓮(みょうれん)が
勅命により醍醐天皇の病気平穏の祈願をしました。
天皇の病気はたちまちに治ったので
天皇、朝廟安穏、守護国土、子孫長久の祈願所と
延喜2年(902)「朝護孫子寺」の勅号を賜りました。
実質的な開基はこの命蓮上人のようです。
本堂は文禄元年(1592)豊臣秀吉による再建とか
慶長7年(1602)豊臣秀頼の再建ともいわれていますが
はっきりとはしないそうです。
後に修復して延享3年(1746)に完成したそうですが
昭和26年(1951)火災で焼失。
昭和33年(1958)に再建されたものが現在の本堂です。
ちょうどご祈祷中だったみたいで境内には読経が流れ
独特の雰囲気を醸し出していました。
たくさん階段を登ってきたかいがあっていい眺め!
本堂の下には戒壇巡りもありました。
もちろんワタクシはパス…><
暗いところが苦手じゃない人はどうぞ。
本堂に向かって左側に納経所があります。
天気も良く暖かい12月だったので
御朱印めぐりには最適の気候♪
ちなみに本尊の厨子の前には御前立ちがあり
毎年2月には御開帳されるそうです。
奥秘仏まであるとは、見てみたいなあ。
たくさんの種類の御朱印がサンプルで出ていましたが
ワタクシは真言宗十八本山以外をすべて拝受。
御朱印帳のページが足りなかったので
泣く泣くひとつ削ることになったのです…(T_T)
裏まで使ってしまうと途中でこうなることも…。
いろいろ考えて御朱印帳を持って行かねば。。。
先程の御朱印、右側は朝護孫子寺を示す
本尊の御朱印でしたが
左側は「空鉢護法」という空鉢堂の御朱印。
空鉢護法ってなんだ??
ということで、近くまで行ってみることに。
途中、とてもきれいな多宝塔がありました。
真言宗だなって感じ。
ここから参詣道だそうです。
途中まで行ってみましたが誰も居ないし
道はちょっと暗くてコワい…><
階段はたくさんだし、ちょっとやめとこう…。
空鉢護法とは、開基の命蓮上人が
空鉢を飛ばして倉を飛び返らせ
驚き嘆く長者に慈悲の心を諭して福徳を授けた
という出来事に由来しているそうです。
なんだかよくわからないけれどすごい秘法って感じ。
後で知りましたが空鉢堂は山頂付近にあり
道のりは険しく途中に信貴山城跡もあるとか!
そこまで繋がっていたんですね。
これは行かなくて正解だったかも…^^;
眺めは素晴らしいとのことですので
健脚の方はお試しください。
散華を集める巡礼もあります。
これは大和四神めぐりのもの。
この散華を御朱印帳に貼るそうです。
裏には白虎の絵が描かれています。
絵が見えなくなるので貼るのがもったいない。
御朱印に書かれるのは同じ「毘沙門天」。
印が違うのでまあいいのですが
もうちょっと変化があってもいいなーと。
右側が大和七福八宝、左側が聖徳太子御霊蹟。
右側が役行者霊蹟札所。
役行者ってゆかりの地なんだったけ??
行者堂というのはあるみたいですが
どう関係しているのかよくわからず。
行者堂がある場所は空鉢護法堂へ行く
参詣道の途中にあります。
とりあえず、そこまでは行きました。
左は開山堂の御朱印で大和北部八十八カ所霊場の御朱印。
開山堂は確かにあったのですが見逃してました…。
境内地図がなかったのでどこにいるのか
わからなくなったりしましたが
本堂を後にして虚空蔵堂に寄り
多宝塔から空鉢護法堂に向かおうとしてやめ
行者堂のところから玉蔵院の方へ向かいました。
塔頭三ヶ寺へと続きます。
御朱印まとめ
拝受場所/本堂の納経所
★左/空鉢護法堂の御朱印「空鉢護法」 右/本尊「毘沙門天」
★左/聖徳太子御遺跡第二十番「毘沙門天」 右/大和七福八宝「毘沙門天」
★左/大和北部八十八カ所第四十六番「弘法大師」 右/役行者霊蹟札所「毘沙門天」
★大和四神めぐり「毘沙門天王」400円
このほか「真言宗十八本山」の御朱印があります。
以上、朝護孫子寺でした。
南朝の皇居となった場所 奈良・吉水神社&勝手神社
竹林院からゆるゆると歩いて約10分。
吉水神社の鳥居に到着しました。
白鳳年間(661〜683)に役行者が建立した
と伝わる元はお寺だった場所です。
元お寺らしい山門に到着。
吉水院宗信法印の援護を受けて
行宮(あんぐう・仮の御所)とし
南朝の皇居とされました。
行幸っていうか逃げてきたんだけどね…。
南朝の歴史は以後四代57年続きました。
後醍醐天皇って、政治家としてはダメダメだけど
なんだか嫌いになれない存在なんですよね〜。
暴れん坊なのに気になる存在みたいな感じ…?
そんなことでどうしても来てみたかった場所なんです。
境内入って右側が本社、左が書院です。
吉水院宗信法印を合祀しています。
ここが神社になった経緯は、明治維新の時
明治8年(1875)吉水神社に改称されました。
受付を済ませて拝観料400円払って書院に入ります。
御朱印の受付もココで。
日本住宅建築史上最古の書院として
世界遺産に登録された建築物。
入ってすぐの間は義経潜居の間といわれ
文治元年(1185)頼朝の追手から逃れるために
ここが二人で過ごした最後の場所なのですね。
奥には後醍醐天皇の玉座の間があります。
天皇が過ごす場所にしては狭い…という印象。
襖絵などは煌びやかですけどね。
宝物もたくさんあり、義経の鎧もありました。
武具がたくさんあって神社らしくない…
ここが守ってもらうために最適と考えた
後醍醐天皇の気持ちもわかります。
書院の庭。
この季節は残念な感じですが…
文禄3年(1594)秀吉が吉野で花見をした時
ここを本陣とし、数日間滞在しました。
庭には石碑もありました。
豪華な金屏風などをたくさん寄贈していて
ビッグイベントだったんだなーと感じます。
書院を外から見る。
急に日が差してきて神々しく輝くさまに
短かったけれどもここでの生活は穏やかだったのかも
…と少し後醍醐天皇の気持ちになってみる。
庭の一番奥にあるのは北闕(ほっけつ)門。
吉水神社が吉水院と呼ばれていた頃
大峯山への入山許可を出す場所でした。
山伏達はここで無事を祈り邪鬼払いをしたそうです。
後醍醐天皇はここから北の方角にある京を望み
いつの日か都へ帰る日を夢見て歌を残されています。
穏やかとはいえ、やっぱり帰りたかったのね…。
結局帰れないまま崩御されたあとは
忠臣達がここで号泣したそうです。
御朱印はまず吉水神社のものを。
色紙のものもあるようでしたが
こちらでは帳面に直筆していただきました。
反射していますが金の菊水紋が押されています。
本社の横にあるこちらは「楠公祠」。
忠臣・楠木正成を祀っています。
「勝手神社」の御朱印もこちらでいただけます。
勝手神社は吉野八社明神のひとつで
古くから水神として崇敬を受けてきました。
創建年代は不明ですが孝安天皇6年(BC386)
といわれる古社ですが
残念なことに平成13年(2001)不審火で焼失。
ご神体のみこちらに還座されています。
竹林院から吉水神社までの道のりの途中に
勝手神社がありましたので寄りました。
見るも無惨な姿…。
ススキが奏でる風の音がさらに寂しく感じます。
早く再建できるといいですね。
こちらには素敵な御朱印帳もあります。
本社と書院が描かれ金の菊紋まで!
桜も配された吉野らしいデザイン。
ドラマの撮影でも使われたそうです。
この原作、気になってアマゾンでポチリ。
まだ読んでませんがちょっと楽しみ。
最後に一目千本という境内からの眺めを。
春にはここが桜で華やかに彩られます。
桜の時期に行ってみたいけれど…
その時期は大変だという声がチラホラ聞こえてきて。
上まで登るのに4時間かかるとか
上まで行っても車を停めるところがなくそのまま下山とか。
電車もケーブルカーも混み混みなんだろうなあ><
金峯山寺のバス停まで行く途中で見つけた
はやし豆腐店で豆腐入り豚まんを買ってパクリ。
たまたま入ったら『青の交響曲』乗車記念証で10パーオフに♪
景色を見ながら豆腐料理を食べられるのですが
時間がないのでこちらでガマン。
寺社めぐり、ハイキング、グルメも楽しめる吉野。
とっても気に入ったのでまた行きたいですが
桜の時期に行くかはまた考えたいと思います。
御朱印まとめ
拝受場所/拝観受付
★御朱印帳(16×11cm)1000円
(18×12cmもあり。1500円)
★「吉水神社」
★「楠公」
★「勝手神社」
以上、吉水神社&勝手神社でした。
お寺というより庭園? 旅館?? 奈良・竹林院
櫻本坊から歩いて数分
竹林院に到着しました。
現在では修験道系の単立寺院で
大峯山寺の護持院(交替で管理するお寺)のひとつです。
調べると竹林院より竹林院群芳園のほうが
たくさん出てきますがこの名前は宿坊のこと。
そういえば外観は旅館みたいです。
まずは庭園に入ってみます。
秀吉の花見の時に千利休が築造したもので
細川幽斎が改修したと言われています。
大和三庭園のひとつといわれる名園だそう。
目の前のお堂は…何を祀っているかわからず。
お寺としての歴史は
弘仁年間(810〜824)に空海が滞在して常泉寺とし
元中2年(1385)後小松天皇の勅命により
竹林院と改められました。
手水舎…???
奥庭には池もある回遊式庭園ですが
この季節はちょっと寂しい…
上まで登れたので行ってみました。
休憩するスペースもありましたよ。
上から見た宿坊?と思われる建物。
独特の造りですね。
宿坊の入口ですが左にあるのがお堂?
宿泊所って書いてあるので
泊まらない人は入れないようですね。
通常は庭園の受付で書いてくれるそうですが
この時は誰もいなかったので
宿坊で聞いたら書いていただけました。
「椿山 慈救殿」と書かれているので
庭園入口にあったお堂のことみたいです。
役行者霊蹟札所なので「神変大菩薩」の御朱印もあります。
御朱印まとめ
拝受場所/庭園受付(宿坊内)
★本尊「椿山 慈救殿」
以上、竹林院でした。
【追記あり】色紙の御朱印を授与中 奈良・櫻本坊
またまた吉野へ行ってきました〜!
前回は行けなかった吉水神社や
櫻本坊に行きたかったのと
『青の交響曲』に乗れなかったのが悔しくて(笑)
12月だったら乗れるかな?と思って
雪が降らないうちに再度訪問しました。
金峯山寺の御開帳が終わったばかりの平日ということで
京都からの当日予約でも今回は乗れました。
『青の交響曲(シンフォニー)』は
9月から運行開始された観光列車です。
車両内はこんな感じでゴージャス!
シートも乗り心地いい〜。
デッキ部分も広くて快適です。
ちょっと寒かったけど。
ラウンジ。
人が多くてうまく撮れなかったけど。
座席よりラウンジで過ごしている人のほうが多かったなあ。
吉野杉でできた記念乗車証をもらいました。
これを見せると割引特典が受けられるお店も♪
後でたまたま行ったお店で役立ちました。
車内販売のメニュー。
ラウンジ行ったり食事したりしてたら
あっという間に吉野に到着。
橿原神宮からじゃ短すぎる〜><
もっと乗ってたかったなあ。
駅からはケーブルカーに乗るはずが
なんとメンテナンスのため休止。
さっそくオフシーズンの洗礼を受ける…。
その代わりバスが上まで行ってくれるということで
竹林院前まで乗車しました。
この季節は竹林院前までしか行ってくれない様子。
奥千本まで行くにはマイカーかタクシーしか手段はありません。
バスを降りてなぜか皆と違う方向へ…
ぐるりと回って東側に門があったー!
と思ったのだけど、実は裏門でした…><
なんでこっちに来ちゃったんだろう??
西側にあるこちらが正しい入口のようです。
竹林院前のバス停を降りて
竹林院を通り過ぎた右側にある仁王門。
金峯山修験本宗の別格本山です。
門を入って左側に本堂、聖天堂、大師堂が並びます。
創建の歴史にはこんな伝承があります。
日雄殿(ひのおでん)に逃げ隠れて滞在していました。
ある冬の夜に吉野の桜が咲き誇る夢を見て
役行者の高弟・覚乗(かくじょう)に夢判断をゆだねると
「この夢は殿下が皇位につかれる良い知らせです」と…。
本堂の前には夢見の桜の石碑がありました。
天武天皇となったのでした。
喜んだ天皇は夢に現れた桜を求めて吉野に登り
夢見の桜と出会い、そのもとに道場を建立。
それが櫻本坊の起こりで、初代住職は角乗です。
拝観料400円払って内部に入ることができました。
すっごい笑ってらっしゃる…!!
役行者といえば老人姿の像が多いのですが
こちらは19歳の像とのことですが19には見えない…
さすがの貫禄ですが、それ以上に笑顔が素敵♡
福がありそうで、思わずこちらも笑みがこぼれます。
隣には老年の役行者像もありますが
こちらはぎょっとするほど怖い…><
寒いものを感じてすぐに退散。
天武天皇像もありますが御開帳は11月のみです。
隣は聖天堂です。
役行者が勧請して祀ったという日本最古の聖天さま。
縁結びのご利益があるということでお守りもありました。
聖天さんは基本秘仏なので見たことがありません。
どこかで拝してみたいものです…。
その隣の大師堂は弘法大師を本尊とし
家康をはじめとする徳川家歴代将軍の
位牌を祀る菩提堂です。
なぜ弘法大師なんでしょう…??
高野山に入ったそうです。
また櫻本坊を起点に参詣道の整備をして
大峯山の発展に尽くした聖宝(しょうぼう)が
この地に御影堂が作られたそうです。
徳川家の位牌があるのは
文禄3年(1594)に開かれた秀吉の花見で
広ーい講堂の中には平成29年3月末まで開催中の
「吉野山 寺宝めぐり」で特別開帳されている
役行者のお母さんの像がありました。
この寺宝めぐり開催中は記念散華が頒布されていたり
特別御朱印が授与される寺院もあるようです。
役行者のお母さんの像とは初めて見ました。
似てる?かどうかはわかりませんが…
老年のお姿が役行者と被るようなそんな気も…^^;
講堂から見える一本の紅葉が真っ赤でした。
下を覗き込むとこのお堂が
崖に建っていることがわかりました。
すごいところに建てたものだなあ…
拝観受付にて御朱印をいただきました。
寺宝めぐり期間中の限定御朱印は色紙タイプ。
希望をすれば帳面直筆もできるそうです。
ワタクシはオレンジ色の色紙タイプを。
追記:こちらは通年でいただけるようになりました。
ご本尊は直筆していただきました。
このほか、天武天皇像が御開帳時限定や
春の釈迦如来像御開帳時限定など
限定モノも豊富なお寺です。
大師堂の前に建つ仏塔。
右側奥に拝観と御朱印の受付があります。
そういえば大峰山寺ってなんだっけ…??
「山上の蔵王堂」と呼ばれ、元は同じ寺院でした。
現在では吉野山にある五つの寺院が
交替で維持管理にあたっています。
現在でも女人禁制ということはかなり険しい道のりのよう。
行ってないところの御朱印は拝受しない方針ですが
そもそも行けないわけですね。。。
御朱印まとめ
拝受場所/拝観受付
★本尊「神変大菩薩」
★「役小角 母公」
以上、櫻本坊でした。
【追記あり】12月の絵入り法語御朱印 京都・佛光寺
可愛いイラスト入りの御朱印が
いただけることで周知されてきた佛光寺。
内容は月替わりということで
今月も行ってきました。
過去の記事はこちら
「無量光」の御朱印
マチナカ御朱印巡り 佛光寺編 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
絵入り片面御朱印
新御朱印はカラフルなイラスト入り 京都・佛光寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
絵入り見開き法語御朱印9月限定
可愛いすぎる♡ 月とウサギの見開き御朱印 京都・佛光寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
冬は扉が開いてないのでしょうか?
以前来た時も開いてなくて
上がっていいのかわからずスルーしましたが
夏は扉が開いていたので中で拝みました。
もう何度も来ているので今回はガラガラ開けてご挨拶。
撮影禁止とは書いてないので大丈夫かと思って
今回は中の様子も撮影してみました。
きんきらの中に浮かび上がる親鸞聖人像…
ちょっと幻想的ですね。
阿弥陀堂も扉が閉まっていました。
ちなみに10時ごろに御朱印帳を預けて
受け取りは13時半以降ということで
3時間半待ち…!
朝のうちに帳面を預けておくのがいいみたい。
出直して無事に受け取り。
雪だるまにマフラーしてるお地蔵さん♡
いつも思いますが言葉が深いんです。
「自然法雨」って書いてあるのかな?
時の流れに身を任せ…的な人生でいきましょう♪♪
ってことかなと理解。
そして今回は受け取りの時に当日のみ有効の
ショップと食堂で使える割引券をもらったので
食堂でスイーツをいただきました。
1日10食限定の「お茶所パフェ」。
「麩嘉」の生麩がもちもちで美味し〜♡
食べる直前に「鳴海屋」のあられをかける
というのも素敵なパフォーマンス。
幸せなひと時でした。
今月は御朱印の対応ができない時もあるみたいです。
facebookなどで調べてから行かれるほうがいいですね。
【追記】
絵入り法語印の受付時間は平日9:00〜11:30、土曜9:00〜11:00
文字のみの御朱印は午後も対応があるそうです。
御朱印まとめ
拝受場所/宗務所
★絵入り法語御朱印12月限定「自然法雨」600円
過去にいただいた御朱印
★絵入り法語御朱印9月限定「歓喜踊躍」600円
★絵入り片面タイプ「遇縁」
★字のみのタイプ(通常のもの)「大悲無倦常照我」
★以前いただいたもの「無量光」
以上、佛光寺でした。
晩秋の御朱印オトメ部会 京都・證安院
もう何回目になるのか?わからなくなってきましたが…
御朱印オトメ部会をおこなってきました!
今回は前回、前々回にご参加いただいた方の参加が
早々に決まったので公募はしませんでしたが
参加者全員が初めての訪問という
嵯峨野にある證安院へ行ってきました。
嵐電嵐山駅から20分以上歩いて到着しました。
慶長19年(1614)頃に開創された浄土宗の寺院で
以前は軒先まで届きそうな大きなさつきがあったので
「さつき寺」とも呼ばれていたそうです。
残念ながらそのさつきは枯れてしまいましたが
現在は檀家さんから寄贈された
数百株のさつきが庭園を彩っています。
こちらがその庭園です。
紅葉もあったみたいなんですが残念ながら落葉。
「南無阿弥陀佛」と彫られた名号石は
地中に埋もれていたものを掘り起こして建立したものだそう。
さて、さっそく中へと伺います。
こちらは予約制と聞いていたので事前に連絡したのですが
本当は火曜と水曜はお休みだったんだそうです。
今回は無理を言ってご対応いただいたのですが
私たちの前にも後にもお客さまが…。
とってもお忙しそうな奥さまですが丁寧にご対応いただきました。
まずは御朱印の説明を受けて希望をお伝えし
書いていただいている間に参拝します。
観音菩薩は洛西三十三カ所の第十六番札所になっています。
散華をいただけるということで待ち時間に選びます。
いろいろあって迷っちゃいました。
皆でしゃべっている間に御朱印が出来上がっていました。
御朱印対応できる時はこの看板が
門のところに出ているそうです。
奥さま手作りの和紙のしおりもだいぶ少なくなってます。
昨日まではもっと少なかったそうです。
昨日夜中まで作ってたんです〜とおしゃってました。
飾ってあった秩父巡礼の散華。
他のブロガーさんのブログには物腰の柔らかい奥さま…
と書かれていることが多いですが
ワタクシが会った感想は、お、面白い!!!
なんか次から次へとお話してしまい…
あまり長居したら悪いかなと思っていたのに
1時間ほど滞在してしまいました。
御朱印は秋限定の見開きのものと
オリジナル御朱印帳に書かれている
「縁」の御朱印をいただいて三連にしました。
しおりは一番印象に残った「笑」を購入。
お土産にもできるように袋とシールが用意されてました。
こういう細やかさが女性らしくていいですね〜。
今後の御朱印について
秋の御朱印は12月11日までだそうです。
その後は一旦お休みされたあと
1月1〜10日限定で冬の御朱印の授与が始まるそうです。
デザインはまだ決まってないそうですが
ちょろっとだけ下絵を見せていただきました。
とても楽しみですねえ〜!!
その後、3月くらいまではお休みになるそうです。
念のため行く前に電話で確認したほうがいいかも。
思ったより長居してしまったのでお腹がすいて。
ランチにはパンが食べ放題というこのお店に。
『ル・ブション・トゥーネソル』
パンたくさん食べてお腹いっぱいになりました!
どこかもう一ヶ所行こうかな?
と相談するも、行きたいところはどこも遠い…。
じゃあ、お茶にしよっか♪
と潔く諦めて(笑)訪れたのは
『翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル京都』
内にあるカフェ『茶寮 八翠』。
カフェへの入口。
和な雰囲気がとっても素敵☆
『翡翠』という名前の抹茶わらび餅を。
わらび餅は割とさっぱり味ですが
濃厚な黒蜜ソースをかけるとまた美味に!
嵐山の景色を見ながらゆったり過ごして
2時間ほど御朱印トーク(+グルメトークも!)。
皆のとっておきの御朱印を並べてみるの図。
右上はメンバーさんが購入された證安院の御朱印帳です。
テラス席もありますよ。
暖かかったら外もいいですね。
今年の京都の紅葉は早かったので
いつもなら12月でも見られる嵐山ですら
ほとんど落葉してました…><
でも、可愛い御朱印がいただけたし
美味しいランチに素敵なカフェでの御朱印トークも…
本当に楽しい一日でした♡
ご一緒してくださった皆さま、ありがとうございました。
御朱印まとめ
拝受場所/庫裡
★秋限定御朱印「無上尊」(〜平成28年12月11日まで)500円
★「縁 よきごえんを」
通常、オリジナル御朱印帳の1ページ目に書かれている御朱印。
希望すればこれを最初にして見開きを続け三連御朱印にできます。
以上、證安院でした。
首から上の病気にご利益がある 奈良・脳天大神 龍王院
紅葉を見ながら坂を降り、どんどん谷のほうへ。
すごくカッコいい役行者さま!!
最近造られた像のようですね。
さて、鳥居がありここから約500段の階段を
まずは下って行きます。
下りはさっさと早めに通過…
谷底のほうに社殿が見えてきました。
あれが「脳天さん」こと、脳天大神 龍王院。
昭和28年(1953)金峯山修験本宗の初代管長、
五條覚澄大僧正が蔵王権現の霊示を受けて建立しました。
だいぶ新しい神様(仏様?)だったのですね。
赤い橋を渡って左側に本殿があります。
入口がどこかわかりにくい…
滝がある行場を探していた覚澄大僧正は
この谷が最適の場所だとして開発に取り組みますが
その途中で頭を割られた蛇に遭遇します。
哀れに思って経文を唱えて丁重に葬られました。
すると夢枕に何度も蛇が現れて御礼を言い
頭の守護神として祀るようにと言われたとか。
これは蔵王権現が姿を変えて現れたにちがいないと
ここに大神を祀ることになったのだそうです。
岩肌に沿うように作られたお堂内は独特の雰囲気。
神社というよりお寺のほうが近いですね。
逆側に出たら手水舎がありました。
逆から入っちゃったみたい。。。
見たことない勢いで水が出ていてビックリ。
先にはまたお堂があり役行者を祀っている?
自然と一体化したようなお堂がいいですね。
狛犬ではなく狛蛙…?
親子の蛙さんでした♪
こちら側にも鳥居が。
本来はこちらから入るみたいですね。
首から上ということで「大学合格」とか
「国家試験に受かりますように」という絵馬が多い中
「脳卒中で倒れませんように」とお願いするワタクシ…。
ちょっと年齢を感じる今日この頃。。。
おさがりでゆで卵をいただきました!
隣にある無料の休憩所で食べられます。
セルフのお茶もあったのでちょっとほっこり。
さて、帰りは約500段登りますよー!
足元注意の看板の上には蛇さん…??
途中の小祠でお参りがてら休憩。
狐忠信こと、佐藤忠信の霊碑がありました。
源義経四天王のひとりといわれ
身代わりとなって奮戦した武将だそうです。
「義経千本桜」では忠信は
初音という鼓の皮となった狐の子という設定だそうです。
だから狐忠信なんですかね〜?
ここは芸能の神だそうですよ。
途中に不動尊の額がかかる鳥居が。
剣を祀っている…??
剣が祀られているのを見たのは初めてです。
最後に紅葉を見ながら蔵王堂へ戻ります。
脳天さん、独特の雰囲気でしたが
あの谷底まで行けて良かったな、と。
500段の階段がありますが
健脚の方はぜひ挑戦してみてください。
御朱印まとめ
拝受場所/社務所
★「脳天大神」
以上、脳天大神でした。