晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

萌え系神社として人気急上昇 京都・京都大神宮

 

 

 

四条通を下がった寺町通り沿いにある

 

京都市下京区の京都大神宮。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都市民だけでなく

 

観光の方もよく行く場所ですが

 

ここに神社があったとは

 

意外と知られてないようで。

 

それが今年のお正月あたりから

 

“萌え系”神社として人気と

 

知名度が急上昇しているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえばワタクシも

 

何度も通り過ぎていますが

 

参拝するのは初めてでした。

 

地図で神社があることは

 

確認していたものの

 

なかなか寄る機会がなく…(;^_^A

 

ここは東京大神宮と同じく

 

伊勢参りが叶わない人のために

 

遥拝できる設備を設けて

 

明治維新後に創建されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一条家の書院を移築した本殿は

 

唐破風造りの優美な屋根が特徴。

 

場所柄、ビルに囲まれていますが

 

ちょっとしたヒーリングスポット。

 

明治6年(1873)伊勢神宮より

 

天照大神豊受大神をお迎えし

 

明治8年(1875)社殿を建立しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本殿の南側には古い板書きが。

 

旅行が許されなかった江戸時代

 

唯一できたのがお伊勢まいり。

 

貧しい村人は地域でグループを組み

 

お金を出し合って代表者が

 

村人全員の祈願をしに行ったのです。

 

それが伊勢講といわれるもの。

 

明治5年(1872)伊勢神宮の布教母体として

 

神宮教会が設立されたあと

 

伊勢講をもとに講社が設けられました。

 

その地方支部が全国につくられ

 

ここは明治14年(1881)神宮遥拝所が

 

創建され、神風講社の京都支部に。

 

戦後に独立して神社となりました。

 

伊勢講のグループ名が書かれた

 

板書きだったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに本殿の横には

 

こんなポスターが!

 

このイラストが“萌え神社”と

 

いわれる所以なのですが。

 

PCやスマホのご祈祷とは

 

これまた斬新?堯?( ̄0 ̄;ノ

 

他では見たことないですね…(;^_^A

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらにも“萌え系”のMIKOさん。

 

神様へのお手紙ですって!?

 

これまた斬新で…(^o^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御朱印いただきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御朱印の挟み紙にもMIKOさん!

 

でも御朱印はシンプル。

 

それは伊勢神宮系だからでしょうか。

 

伊勢神宮の関係社は

 

印のみのシンプル仕様で

 

文字が印にかからないように

 

書いているというのを聞きました。

 

だから御朱印にMIKOスタンプを

 

押したりはできないんでしょうね(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

朱印帳もあるということで

 

見せていただきましたが

 

こちらもシブい茶色でシンプル。

 

紙カバーにはMIKO印が

 

押されていましたが

 

紙カバーはすぐダメになるし。

 

せめて紙製でもいいので

 

MIKO入りの御朱印帳があれば

 

もっと知名度上がるのでは!?

 

と思うのでした(;^_^A