晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

白虎の書き置き御朱印も 京都・松尾大社

 

七五三シーズン真っ只中ですね〜

うちも子供たちを連れてお参りに行ってきました。

 

 

 

 

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何度も来ていますが、立派な鳥居ですね。

松尾大社(まつのおたいしゃ)は京都市西京区嵐山宮町に鎮座。

この地域は5世紀の頃から渡来人の秦氏が開拓していました。

秦氏は松尾の神を総氏神として仰ぎ、

大宝元年(701)社殿を造営しました。

 

 

 

 

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江戸時代初期に造営された楼門です。

周りの木々が秋らしく色づいて綺麗です。

 

 

 

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菊の御紋の暖簾でもわかるように皇室との関係も深く

 一条天皇の参拝行幸から村上天皇の安泰祈願まで

何代にもわたって崇敬されています。

 

 

 

 

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手水舎は亀!

松尾大社では亀と鯉が神使いとされています。

山代丹波の国を開拓するため神様が保津川を渡られる時

急流は鯉、緩やかな流れは亀に乗って進まれた

という伝説があるそうです。

コロナ対策のため、柄杓はなしで。

幸運の撫で亀もあるのですが触れませんでした。

 

 

 

 

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七五三のご祈祷がひっきりなしに行われていました。

ありがたいです。

本殿の背後に迫る松尾山には御祭神である

大山咋神(おおやまくいのかみ)が祀られています。

社殿建立より前の飛鳥時代、この一帯に住んでいた住民が

山頂に近い磐座に祀って守護神としていたのが始まりです。

以前は磐座まで行けたのですが平成30年の台風の影響により

登参拝道の修復が不可能となって磐座登拝は廃止となりました。

しかし、この山は見るだけでパワーを感じるのです。

 

 

 

 

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御祈祷の受付の横にも亀と鯉がいました!

庭園もあり有料で拝観もできますが今回はせず。

 

 

 

 

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本殿の奥に霊亀の滝があります。

この辺りは空気がひんやりしています。

水の効果もあって癒される雰囲気。

 

 

 

 

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天狗岩があるそうだけど、わかるかな??

ワタクシにはよくわからなかった…。。。

 

 

 

 

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神泉・亀の井もあります。

別名よみがえりの水だとか。

以前は汲んで持って帰れたような記憶が?

今はコロナの影響でダメでしょうね。

 

 

 

 

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亀さんがずーっと水を出し続けています。

酒造家はこの水を造り水に混ぜて

酒の元水として使っているとか。

 

 

 

 

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御朱印は双葉葵に亀の印のいつもの直筆と

書き置き専用というのがあったのでいただきました。

松尾大社は京都の西を守る地で白虎に当たるため

白虎と竹が描かれたデザイン。

こんなカッコいい書き置きだったら

御朱印帳を忘れてきてもがっかりしなくてすみますね!

 

 

 

 

 

【お知らせ】web版『茶の間』に掲載されました

 

先日、月刊『茶の間』5月号の「進化する京都の御朱印

という企画にご協力させていただきましたが

今回はweb版にも掲載されたことのお知らせです。

 

 

 

 

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『茶の間』は会員誌なので書店では手にすることができないのですが

web版ならどなたでも閲覧することができます!

対談部分はカットになりましたが

京都の御朱印について知りたい方はご参考ください。

 

5106.jp

 

 

 

 

 

紅葉の穴場!? ライトアップもあります 京都・妙顕寺

 

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そろそろ紅葉を見たくなる頃♪

5年前に紅葉の穴場かもって思ったところは

どうなっているかと行きたくなり行ってみました。

 

 

 

 

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京都市上京区寺之内通新町西入妙顕寺町にあります

日蓮宗十六本山のひとつ、妙顕寺です。

こちらは外から見た本堂。

五年前の記事はこちら

yumimi-kyoto.hatenablog.com

 

 

 

 

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五年前に感動した山門を入ってすぐの景色ですが

今はまだ色づきが微妙。。。

というか、真っ赤に色づかなくなったのかな??

底冷えする日が少なくなって紅葉の赤が鮮やかじゃなくなった

という記事を読んだので、温暖化の影響かな。。。

 

 

 

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本堂西側の紅葉もまだこんな感じだったので

これからが見頃ですね♪

ちなみに今回も境内にだーれもおらず。

今年はコロナの影響もあるかもしれませんが

密を避けてゆったりするのにぴったりな場所です。

 

 

 

 

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今回は本堂内に入ることもできました。

法要中だったのでゆっくりできませんでしたが

日蓮宗の開祖・日蓮聖人や妙顕寺の開祖・日像上人が祀られた

神聖な空間で、仏具を鳴らすこともできるそうです。

妙顕寺は元亨元年(1321)創建された京都での日蓮宗の最初の寺院。

創建当時は大きく栄えて「龍華(りゅうげ)」と称されるように。

また後醍醐天皇より布教を認める綸旨を賜っています。

 

 

 

 

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本堂から池が見えました。

池があったなんて知らなかった。

鯉も泳いでます。

 

 

 

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本堂参拝のあとは四海唱導の庭へ。

赤い敷物を敷いた座れる場所は以前はなかったなあ。

こちらも貸切でポカポカ陽気の中ゆったりとできました。

 

 

 

 

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柱に説明書きが。

妙顕寺安土桃山時代豊臣秀吉の命によって

大宮通今小路から現在地に移転されました。

秀吉が住んでいたこともあったんですねえ。

 

 

 

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庭の紅葉の色づきもこれからですね。

 

 

 

 

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ここから写真を撮るように言われてるので(笑)

確かに本堂の屋根瓦が美しいです。

 

 

 

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庭は大客殿に面しています。

この大客殿の中でも展示がありました。

五年前はなかったと思うので見所が増えました。

 

 

 

 

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奥には他に三つの庭があります。

ここは孟宗竹の庭。

小さな庭ですが光り輝き美しい竹です。

五年前の記事によると見られなかったって書いてるので

見られてよかった。

 

 

 

 

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五色椿と松の庭。

こちらも初めて見ました。

中央に水琴窟があるというので興味があり。

 

 

 

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お水を左側の石にかけると音が鳴る・・・?

流してみたけれど音はよくわからず。。。

 

 

 

 

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この他に光琳曲水の庭がありますが

今回はこちらが修繕中?で入らず。

庭師さんが仕事されていたので遠慮しました。

波に描いたと言われる独特の字、波ゆり題目。

 

 

 

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日像上人などを祀る三菩薩堂の石碑にも題目が。

こちらは波ゆりではないですが。

日蓮宗独特の文字がカッコいいですね。

 

 

 

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妙顕寺では11月14日(土)〜12月6日(日)に

秋の特別公開が開催されます。

夜間の拝観もあり、夜間拝観の限定御朱印も授与されるそうで。

行かれる方はこちらも是非♪

 

 

 

 

 

 

【お知らせ】「関西中国四国じゃらん」12月号に掲載されました

 

すっかり秋モードになりましたね♫

まだまだ用心しなければいけないですが、でもお出かけしたくなる…

そんな時はじゃらんを見て下調べを!

お家で旅行気分もできますね。

 

 

 

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11月1日発売の12月号。

カニの表紙が目印。

た、食べたい!!

 

 

 

 

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「京都 紅葉と御朱印」という企画にて。

下の方にコッソリと載っています。

今回も御朱印の基礎知識についてだけ監修したので

どこが掲載されているかは知らず。

ワタクシも勉強になりました。

ライトアップとか見に行きたいな〜!

 

 

 

 

5、6年前頃はライトアップでは

御朱印授与してくれないところが多かったですが

現在では〝ライトアップ限定〟の御朱印

授与していただけるところまでありますね。

御朱印めぐりのご参考になれは幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

厳かな雰囲気漂う丹後国一宮 京都府宮津市・籠神社

 

天橋立に行こうと思って車を停めると

そこは籠(この)神社だった…

駐車場は神社の参拝用でした。

偶然だけど必然だったのかな?

これは参拝するしかないでしょ!

と、天橋立に行く前に寄り道しました。

 

 

 

 

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籠神社は京都府宮津市字大垣に鎮座。

神代と呼ばれるはるか昔から、現在奥宮として真名井神社がある地に

吉佐宮(よさのみや)と言う名で豊受大神が祀られていました。

第十代崇神天皇の御代に天照大神が四年間一緒に祀られ

そのことから元伊勢と呼ばれています。

 奥に見える社殿は伊勢神宮と同じ神明造りです。

 

 

 

 

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その後、天照大神は第十一代垂仁天皇の御代に、

また豊受大神は第二十一代雄略天皇の御代に伊勢にうつられました。

現在の主祭神は彦火明命(ヒコホアカリノミコト)。

天孫瓊瓊杵尊の兄弟神さまだそうです。

そしてこの神様は現在の宮司家の海部氏の始祖となる方だそうで

現在の宮司家は八十二代に当たるのだそう。

脈々と受け継がれた歴史の深さは境内の雰囲気からも漂います。

 

 

 

 

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手水舎の水が自動で出てくるタイプで驚き!

最近はコロナの影響でこのタイプになっているところも多いとか。

柄杓ですくって手を清めるのが大好きな息子はちょっと不満そう。

色々と写真を撮りたかったけれどあまり自由が効かず…諦めて。

ちなみに先ほどの鳥居の奥に見えた神門より先は撮影不可です。

 

 

 

 

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参拝して御朱印をいただきました。

いただけるのは籠神社(左から二つ目)と

元伊勢宮と書かれた本宮と奥宮を併せた御朱印(一番左)。

〝丹後丹波専用〟にしていた御朱印帳に貼り付けました。

右から天橋立の南にある智恩寺、城崎にある温泉寺の四種類の御朱印

流行りのカラフル御朱印に比べたらシブめのラインナップですが

本来の御朱印って感じもしたりするなあ。

 

 

 

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創建の歴史に戻り、両大神が伊勢にうつられた後の

養老3年(719)真名井にあった本宮を現在地に移し

吉佐宮(よさのみや)から籠宮に改めました。

現在の真名井神社は奥宮となっています。

本宮から300mとなっていますがこの鳥居からは上りが・・・

娘は早々に脱落(というか興味なし)して車に帰り

息子は行きたがってここまで来ましたが暑さでリタイヤ><

この鳥居から遥拝させていただきました。

 

 

 

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ここにも書かれていますが、真名井神社は古式ゆかしく磐座があるとか。

そこまでは行けないと思いますが、独特の雰囲気があるそうで。

ここまで来たんだから行きたかったな。。。

後で知りましたがこの日は真名井神社の授与所も開所される日で

たくさんの参拝の方とすれ違いました。

丹後国一宮の由緒正しき神社なのでした。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/籠神社授与所

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「籠神社」

 

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「元伊勢宮」(籠神社と真名井神社を表す)500円

 

 

以上、籠神社でした。

 

 

【お知らせ】お家時間のお供に!「じゃらん」&「茶の間」

 

 

お出かけできない日々が続いています。

そんな時は読書で御朱印巡りでも!

ということで、最近お仕事させていただいた

雑誌をご紹介します。

 

 

 

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まずは「関西中国四国じゃらん」5月号。

言わずと知れた旅行雑誌です。

毎月1日発売なので掲載が遅れてしまいましたが・・・

誌上旅行のお供に最適♫

 

 

 

 

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表紙をぺらっとめくると綴じ込み別冊が。

御朱印たびBOOK』の最初のページで

御朱印の基本について書かせていただきました。

 

 

 

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特集をチラ見すると・・・

京都や奈良の有名な寺社のほか

滋賀や和歌山などもテーマ別に寺社と御朱印が紹介されていました。

こちらでは最初のページを書いただけで

どこが紹介されているか知らなかったので

落ち着いたらどこ行こうかな♪っと

楽しく拝見させていただきました。

 

 

 

 

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御朱印特集以外で気になったのは・・・

『春の絶景ネモフィラリスト』。

ネモフィラ、可愛い〜♡

少しだけなら見たことあるけれど

ここまで群生しているのは見たことなかったので

来年は見に行ってみよう!

ネモフィラが見られる御朱印スポットでも探そうかな。。。

 

 

 

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お次は「茶の間」5月号。

お茶のほか様々な食品などを通信販売している

宇治田原製茶場が発行している

お茶と暮らしの情報カタログです。

会員誌なので書店では出会えないのですが・・・

5年前にも出させていただき

今回も御朱印特集にて監修&出演させていただきました。

 

 

 

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『進化する京都の御朱印』ということで

御朱印で話題の寺社のご紹介と・・・

 

 

 

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御朱印座談会に参加させていただきました。

久しぶりの御朱印トークで楽しかった♫

 

 

 

 

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御朱印以外では、京都三大祭りのひとつ『葵祭』の特集が。

毎年5月15日に行われる「路頭の儀」など

いくつかの神事が中止となった葵祭

誌上で観覧できるという嬉しい企画。

厳かな雰囲気は誌上からも感じられます。

行った気分になってじっくり読もう。

 

 

 

まだしばらくはお家時間が続きそうです。

読書で楽しんでいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

長谷川等伯の大涅槃図開帳と摩利支尊天 京都・本法寺

 

新型コロナウイルスの影響で

お出掛けしにくい世の中となってしまいましたが。

おうちにこもっている間に

書けてない御朱印記事を書こう!

ということで、昨年の11月に行った時のことです。

 

 

 

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京都市上京区小川通寺之内上ルにある本法寺

日蓮宗十八本山のひとつです。

西側の堀川通からも入れますがこの仁王門は東側にあります。

裏のように感じますが、こちらの道の方が風情があって良いです。

過去の参拝記録

★御首題

長谷川等伯の佛涅槃図と桜 本法寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

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永享8年(1436)日親上人によって東洞院綾小路(現・下京区)に創建。

日親上人は法華経を信仰するあまり

足利幕府にまで楯突いたため投獄され

焼いた鍋を頭に被せるという拷問を受けた

という歴史を知って衝撃を受けたのを思い出しました。

御朱印にも、なべかむりって書いてあったな…

偶然ですが、今回の参拝のポイントとも言える

「大摩利支尊天」の石碑の前で写真を撮っていました。

 

 

 

 

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前回は桜満開の素晴らしい季節だったので

桜に集中してサラリと前を通り過ぎましたが

仁王門から入るとすぐ右側に大摩利支尊天があります。

今回はこちらにまず寄ってみようと

なんとなく?参拝してみたのです。

 

 

 

 

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大摩利支尊天とは仏教の守護神である天部の一柱。

イノシシに乗った女神像として描かれることも多いので

狛犬ではなく狛イノシシ。

そういえば昨年は猪年だったので

呼ばれた? 吸い寄せられたのかな??

 

 

 

 

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参拝していたら大摩利支尊天の御朱印がありますと

書いてあるではないですか!!

いつからできたのだろう??

本法寺御朱印をいただく場所である

宝物館の拝観受付にていただきました。

可愛いイノシシの印がある〜!

ちなみに大祭や節分の時は限定御朱印も頒布されたそうですよ。

 

 

 

 

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境内に戻って開山堂。

前回は桜満開なのに人も少なくて穴場と思ったけれど。

現在はどうなんでしょうね〜?

この時撮った写真がデジカメが壊れて消えて><

戻って撮り直したので、夕方のため影が多くなってしまいました。

 

 

 

 

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こちらは本堂です。

左側の銅像長谷川等伯の像。

長谷川等伯が描いた京都三大涅槃図のひとつである

重文の「佛涅槃図」を所蔵しています。

故郷の能登から出てきて京都で初めて住んだのが

本法寺塔頭だという所縁からだそうです。

 

 

 

 

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本堂の向かいに多宝塔があります。

長谷川等伯が60代になって描いた大作が「佛涅槃図」で

天明の大火も免れて真筆が残されています。

通常は複製ですが、毎年3月14日〜4月15日の期間の

春季特別寺宝展にて公開されます。

今年は寺宝展は14日から開催されますが

真筆の公開は3月26日〜4月21日となるようです。

詳しくはホームページの「本法寺について」をご覧ください。

本山 叡昌山 本法寺

 

 

 

 

 

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拝観受付にて御首題をいただきました。

ツイッター本法寺 (@honpouji) | Twitter

によると特別寺宝展に合わせて限定御朱印も授与されるそうです♪

 

 

 

 

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はさみ紙も美しくて思わずスキャン♪

本法寺ツイッターを見ていて気になったのが…

今回の寺宝展で初の試みとなる

令和元年一年間の御朱印を展示されるそうです。

展示されている御朱印を拝受することはできませんが…

限定御朱印もたくさんありますので是非見てみたい!!

こういうのを他でもやってくれないかな〜?

なんて思ってしまいました。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/拝観受付

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★本山御首題

 

 

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★「大摩利支尊天」

 

 

 

過去にいただいた御朱印(御首題)

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★本山御首題

 

 

 

以上、本法寺でした。

 

 

 





 

♡の印にクギヅケ♡ 京都・真如寺京都別院くらげ庵

 

アートな御朱印がいただけると有名な

愛知県蒲郡市にある浄土宗西山深草派の真如寺。

その京都別院として昨年10月にオープンした

くらげ庵は御朱印界隈ではちょっと話題でした。

いつか行ってみようと思いつつ、やっと行けた2月。

2回行ったのですが、様子が全然違いました。

 

 

 

 

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最初に行ったのは2月3日。

この看板を頼りにほそーい路地を進みます。

 

 

 

 

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これが入口ですが、お向かいは普通のお宅。

写真を撮るのも憚られるくらいの近い距離で。

こんなところに?って感じなのですが

中に入ってもっとびっくり!!

狭い空間に何人も待ってらっしゃって…

平日の午前中だというのにすごいことです。

整理番号をもらって受付を済ませたら早々に退散。

月替わりの御朱印をオーダーしたので御朱印帳は預けることに。

受け取りは10日以上かかるとか。

御朱印もすぐにいただけない時代になってしまったかあ。。。

中の様子を写真に収める暇もなかったです。

 

 

 

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約2週間後の16日に再訪。

日曜日なのでもっとすごいだろうなと思ったら…

 

 

 

 

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どどーんと御本尊。

余裕で写真撮影もOKなくらい誰もいませんでした。

聞くところによると、新型コロナウイルスの影響で

最近は全然混んでないそうです。

一時的なものかもしれませんが…

 

 

 

 

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グッズの販売も。

普通のお寺でもグッズ販売くらいありますが

それにしてもここはお寺って感じじゃないです。

最近のお寺はこんな感じなのかな??

アーティストさんのお家に来たような感じ?

 

 

 

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御朱印本にも多数掲載されているようです。

おおもとの真如寺はアートな御朱印のほか

コラボ御朱印をしたりイベントしたりと

色々なことに挑戦されているお寺さんみたいです。

機会があれば行ってみたいですが

そちらでも御朱印は何時間も待たなくちゃいけないとか。

 

 

 

 

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御朱印のラインナップも撮っていいということで。

今回ワタクシは10番をいただきましたが

それだけでいいですか?って聞かれたくらい

他の人はあれもこれもとご注文されてました。

そうですよね、これだけあればあれもこれもとなるのわかる。

後で知ったことですが、番号に貼られているテープが

赤の方はその場で書いていただけるもの

青の方は後日受け取りか郵送になるものだそう。

ちなみに5番は飛び出す絵本的な〝飛び出す御朱印〟。

これは別紙の〝書き置き〟のみです。

以前、これからの御朱印はこうなるのでは?

という話をしていて飛び出すタイプを提案してたワタクシ。

その時はこうなったらもう御朱印ではない

という意見もあったけれども。

他のところでも見かけるようになりましたね。

 

 

 

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丸い色紙にくらげって可愛いなあって写真を撮ってたら

シンプルなくらげの御朱印をいただくのを忘れていました。

誰もいなかったのでお願いしてすぐに書いていただけました。

 

 

 

 

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こちらの御朱印はくらげ庵のオリジナル御朱印

とインスタ等で書かれています。

つまり、迷ったらコレ!に当たるものだと理解。

書道家の先生がデザインされたものに

オリジナルのくらげをイメージした詩が書かれています。

観光地らしく(?)英語版もありました。

サラッと2〜3分で書いていただけました。

2週間も待つ場合もあれば2、3分の時も。

空いているのは今だけかもしれませんが…

「行くなら今」なのかもしれませんね。

今こそ仏さま、神さまに祈るべき時かもしれないし。

現代医療を信じつつ、でも一般人にできることは

自分で自分を守ることと祈ること、ぐらいかも。

 

 

 

shinnyoji.comちなみにくらげ庵で検索すると上位にくる真如寺の公式ホームページは

くらげ庵はオープン前のデータしかありません。

他は蒲郡の真如寺のデータになっていますので

インスタかフェイスブックの「真如寺くらげ庵 京都別院」を

参考にされた方がいいかと思います。

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/寺院内

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★令和2年2月の月替わり御朱印(600円)

 

 

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★通常の御朱印(見開き日本語バージョン)600円

 

 

 

以上、真如寺京都別院くらげ庵でした。

 

 

 

 

 

令和初の初詣その2 明治天皇 伏見桃山陵

 

 

2月になってしまったのに…

まだ初詣の記事の続きです。

今回は御朱印は関係ないですが

乃木神社の近くにあり行けたら行きたいと思っていた

明治天皇陵へ初参拝しました。

 

 

 

 

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乃木神社から北へ向かうと信号があり

それを渡って参拝道へと入ります。

桓武天皇陵の参拝道への分かれ道から右(東の方)へ。

ここまで来ると空気感が違うのがわかります。

広い参拝道に人はそこまで多くなく。

1月だったので多い方だったのかもしれませんが

ちょうどいい感じでゆったりと歩を進められました。

明治神宮よりもいいじゃないか〜!!

明治神宮に最後に行ったのは

清正の井戸で話題になっていた頃まで遡りますが。

ここの方が何倍もいい空気だと感動しました。

 

 

 

 

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息子がグズグズだったのでラムネを食べさせながら

ゆっくりと歩いていたらこんな石が所々に。

陵墓の敷地は伏見城の本丸があった場所だからですね。

 

 

 

 

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桃山陵墓監区事務所を過ぎて到着しました。

天皇陵に参拝したのは初めてだったので

とにかく感動しました。

光る鳥居も美しい…

京都に墓所が造られたのは明治天皇の遺言と言われています。

遷都しても京都のことを忘れてないよ、という

明治天皇からのメッセージ。

高台にあり景色も空気も澄み切ったこの地で

安らかに眠っておられるのでしょう。

 

 

 

 

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そういえば、インスタで話題になった

あの階段はどこだろう?と探すと

陵墓から南へ降りる階段でした。

景色が素晴らしい、と見入っていたら

息子がスタスタと降りて行くので

どこへ到着するかもわからずにとりあえず付いて行きます。

 

 

 

 

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下まで降りて振り返り、この階段だったなあと思い出しました。

両端の緑が紅葉し誰もいない階段の真ん中に赤い傘を差す人ひとり。

写真のためのモデルだろうけど印象的な一枚でした。

 

 

 

 

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階段を降りた後に看板に気づく。

ここからが本来の参拝道なんでしょうね。

とても清々しい気持ちになりました。

 

 

 

 

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ここから東の方へ進んで乃木神社へ戻れました。

ちなみにこの階段の下には駐車場もありました。

そして今回は素通りしてしまいましたが

階段上にあった陵墓監区事務所には陵墓印もあります。

自分で押すセルフスタイルと聞いていますが

次回は紅葉の時期に来て陵墓印もいただきたいな〜!

 

 

 

 

陵墓印は宮内庁のホームページで確認できます。

www.kunaicho.go.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

令和初の初詣その1 京都・乃木神社

 

 

明けましておめでとうございます!

去年のことを去年のうちに終わらせられないまま

新年を迎えてしまいました…

今年も相変わらずゆっくり更新になりそうですが…><

お付き合いいただければと思います。

 

 

 

 

さて、令和初の初詣はどこに行こうか思案していましたが

御朱印にバリエーションがあって

家族で行くので子供ウケも良さそうなところで

あまり行ったことのないところへ行ってみようと

伏見桃山にある乃木神社へ行ってきました。

 

 

 

 

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逆光で上手く撮れていませんが…><

京都市伏見区桃山町に鎮座しています。

JR奈良線桃山駅から徒歩約9分、京阪宇治線桃山南口駅から約14分

近鉄京都線桃山御陵駅から約15分。

台数は少ないですが駐車場もあります。

初詣シーズンは臨時駐車場がオープンしていました。

過去の参拝記録はこちら

yumimi-kyoto.hatenablog.com

 

 

 

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まずは拝殿から本殿へお参り。

御祭神は日露戦争で第3軍司令官を務めた乃木希典将軍と静子夫人。

詳細は前回書きましたので省略しますが

明治天皇崩御された時に殉死したという方。

そのため明治天皇陵に背を向けないようにと

北向きに建てられている珍しい拝殿と本殿です。

だから逆光なんですね。

 

 

 

 

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狛犬ではなく狛馬!?

乃木希典将軍の愛馬だそうです。

なんで馬なの??って娘に聞かれて答えられなかった…

乃木将軍は馬をとても大切にされたためにそれを再現したそうです。

しかし、創建当時のものは大東亜戦争の時に金属供出されてしまい

昭和56年(1981)に再建されたものだそうです。

 

 

 

 

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本殿横に勝水と、栗を祀る(?)全てに勝ちま栗。

前回の参拝は約5年前ですが、この栗が印象的で。

まだあったのか〜、よかった〜と安堵。

 

 

 

 

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山城えびす神社にもお参り。

こちらも逆光で眩しい><

 

 

 

 

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〝幸せに成り〟鯛が子供に大人気。

 

 

 

 

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今回も内苑に入って本殿の背後をぐるっとします。

入苑料100円。

干支の銅版画がズラリ。

 

 

 

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春日造の本殿の裏。

ここの空気感好きだな〜。

 

 

 

 

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子供たちを連れてなんとか記念館だけは行きました。

ここで乃木将軍について説明してたら…

 

 

 

 

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乃木将軍が長府で住んでいた家を

見ていないなと思って戻って見学。

この人たちはだあれ?などと質問責めに遭いました(汗)

子供たちも興味津々??

息子、変なポーズ…^^;

 

 

 

 

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宝物館は今回も行かず。

乃木希典将軍について、前回の参拝後は

自分としてはそんなにピンと来ないと思っていたけど

ある程度知った上で参拝すると

カリスマ性のあるすごい人だったんだと改めて思いました。

5年前の参拝なのに神社の由緒を読まなくても覚えてる

ということに、この神社の印象深さを覚えます。

民衆によって造られた神社というのもいいですね。

 

 

 

 

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授与所に行って御朱印をいただきます。

1月の御朱印だけでもこんなにあるのか〜!

 

 

 

 

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娘はマイ御朱印帳に1−3をいただきました。

小さな御朱印帳なので印が押せず見開きになりました。

前回拝受したのは去年の初詣。

一年に一回しか受けなくなってしまいましたが

可愛いネズミの印に満足してました。

 

 

 

 

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先に見ておけばよかったのだけど

この日限定の月次祭の直筆もあったようです。

 

 

 

 

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御朱印帳を渡してから気づいたので

追加で別紙にていただきました。

別紙の場合は13日以降でもいただけるようですが

数に限りがあるそうです。

お餅の印も可愛い〜♡

その他の印も、社印以外は神職さんの手作りだそうです。

 

 

 

 

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その他1−1と1−2で直筆御朱印を見開きにし

1月10日から授与されている山城えびす神社の

十日えびすの別紙見開きをいただきました。

 

 

 

 

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こんな可愛いおもてなしも♡

そのうち花手水とかやらはりそうな予感^^;

 

ちなみに2月の御朱印の予定は…

●一日/朔日参り御朱印

●2月上旬〜/節分祭の御朱印

●2月1日〜/月参り御朱印(授与数限定)

●2月13日〜/月次祭御朱印(授与数限定、直筆は13日のみ)

 

 

 

ホームページでも詳細がお知らせされるそうですので

御朱印に関する電話での問い合わせはご遠慮ください。

また、授与所がお休みの日もあり

その日は宝物館、記念館の閉館日だそうで

御朱印も受けられないのでお気をつけください。

授与所休みの予定は

1月29日(水)

2月12日(水)、20日(木)、26日(水)、27日(木)

となっています。

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/授与所

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★初詣御朱印 各500円

 

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月次祭(1月)の御朱印(別紙、1月13日〜授与数限定) 500円

 

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★えびす祭り御朱印(別紙のみ、1月10日〜授与数限定)1000円

 

 

過去にいただいた御朱印

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★「乃木神社

 

 

 

以上、乃木神社でした。

 

 

 

 

 

 

 

宝物殿と御土居の紅葉 京都・北野天満宮

 

非公開文化財の特別公開中に参拝していたのですが

デジカメの写真が取り込めなくなり…泣

紅葉も見頃になってきたので再び参拝へ。

 

 

 

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もみじ苑公開の幟も出ています。

過去の参拝記録はこちら

北野天満宮御朱印

梅満開の北野天満宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

★木製の御朱印

細かく彫られた木の御朱印帳 北野天満宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

★「文道大祖 風月本主」「至誠」「和魂漢才」

北野天満宮の紅葉ともみじ苑公開時の御朱印 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

★「鬼切丸」

3月下旬まで! 宝刀展と限定御朱印 京都・北野天満宮 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

 

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楼門です。

11月2日は非公開文化財が宝物殿で公開中だったので…

 

 

 

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楼門にこの看板が出ていました。

(デジカメ写真を取り込めずこんな写真でスイマセン)

公開内容は「北野天神縁起絵巻(承久本)」が目玉で

刀では鬼切丸とか、いつものって感じでそれほど目新しくはないですが

行きたい場所に行く途中にあったので選んだだけ。

でもここは自分的にお気に入りの場所でもあります。

 

 

 

 

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楼門入ってすぐの手水舎は牛!

11月29日の参拝はこの方と一緒でした。

自分の好きなようには巡れませんが

息子にとっては初めての天神さん。

そして、なぜか最近「じんじゃ、いく!」とか言っているので

ウキウキしながらの参拝です。

とにかく手水舎が大好きなのは娘も同じだったなあ。

 

 

 

 

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本殿にたどり着くまで一苦労。

鈴緒を鳴らしたいので、節末社を一通りお参り。

 

 

 

 

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めちゃくちゃ熱心な信者さん!!

帰りもお参りしていたほどです。

 

 

 

 

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やっと本殿に到着。

11月2日の参拝では、この後宝物殿へ行きました。

 

 

 

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「北野天神縁起絵巻(承久本)」は国宝ですが

非公開文化財の特別公開以外でも公開されていることがあるようです。

鎌倉時代作なのに色鮮やかで感動。

鬼(天神さま)が怖い!! でも面白かった〜。

絵巻は撮影不可ですが、刀は撮影可能でした。

宝刀展も、もう何回目かわからないくらい開催されていますね。

いちいち写真は撮らなかったですが国広だけ撮ってたみたい。

今回はなんかのアニメとコラボしていて

アニメのキャラが説明をしてくれていてわかりやすかったです。

 

 

 

 

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さて、29日の参拝は紅葉がメインなのでもみじ苑へ向かいます。

御土居の紅葉の石碑があったとは知らなかった〜。

石碑の周りのグラデーション紅葉が綺麗です。

 

 

 

 

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大きな銀杏の木を通り過ぎ、また節末社をいっこずつ参拝して

開けた場所に来ました。舞台のようなものができてる?

浅い川が流れていて、こんな場所あったかな〜?

 

 

 

 

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ここで玉砂利を川へ投げて遊び始め・・・

これがなかなか終わらない!

この向こう側にもみじ苑の入場口があるのですが

すでに長蛇の列になってる!!

4年前は紅葉の時は駐車場もガラガラで穴場かも!

って思ったけれども、もう穴場ではなくなったみたい。。。

12月か11月かの違いもあるのかもしれません。

 

 

 

 

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飛び石をジャンプ!

遊びがやめられそうになく、時間もなくなってきたので

今年はもみじ苑はパスすることに・・・泣

あれだけ並んでいたら、中も混んでそうなので

子連れでは楽しめないだろうと判断。

帰ってから「きょうは、たのしかった!」と

言ってくれたので良し、とします。

 

 

 

 

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この日の御朱印はまだ未拝受だった「御土居の紅葉」。

こちらはもみじ苑の公開中限定で、書き置きのみです。

 

 

 

 

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最後に、令和ゆかりの地をご紹介。

楼門に行く途中の参道にある伴氏社。

菅原道真の母は大伴氏の出身で

伴氏社は神仏習合していた時代、大伴氏の祖廟として崇められていたそうです。

令和の出典となった万葉集も宝物殿で公開中です。

 

 

 

 

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令和になってからきちんと御朱印めぐりできていなかったので

やっとできた!と感慨深いお参りでした。

息子もちゃんとお参りしましたよ。

 

 

 

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2日の参拝では、令和の御朱印を拝受。

期間限定だそうですが、いつまでとは書いていませんでした。

今年中はいただけるのではと思います。

 

 

 

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令和の御朱印と一緒に、なぜか鬼切丸もいただきました。

色は白か紫が選べました。

フェルトなのでどうやって貼ろうか?

迷って刀剣専用にしている豊国神社の御朱印帳に貼りました。

北野天満宮の木製など、小さめサイズの御朱印帳でも貼れますよ。

そのほか、刀剣関係の御朱印は10種類もありました!

おそらく宝物殿の公開中だけなのではと思いますが・・・

いつの間にこんなに増えたんだろう??

 

ちなみに、もみじ苑の公開は2019年12月8日まで。

宝物殿の公開時期も同じなので紅葉と合わせてお楽しみください🎵

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/御朱印受付(本殿前など時期によって変わる)

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★「慶祝 令和」(期間限定、別紙、フェルトの鬼切丸付き1000円)

 

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★「御土居の紅葉」(もみじ苑公開中限定、別紙、300円)

 

 

過去にいただいた御朱印

拝受場所/社務所

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御朱印帳(16×11cm、木製)1500円

 

 

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北野天満宮御朱印

 

 

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「文道大祖 風月本主」

 

 

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★「至誠」

 

 

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★「和魂漢才」

 

 

拝受場所/宝物殿

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★宝物殿公開中限定「鬼切丸 別名髭切」

授与期間/平成29年1月21日〜3月下旬

 

 

 

以上、北野天満宮でした。 

 

 

薬研藤四郎の再現刀と御朱印いろいろ 京都・建勲神社

 

玄武神社まで来たらちょっとお気に入りの

けんくんさん(建勲神社)まで行ってみようかな、と。

思い立って行ってみたわけですが、、、

あんなことになってたなんて。

 

 

 

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船岡山の東側の鳥居を抜けて東参道の階段を登ります。

鳥居のところにすでに人が居て写真が撮りにくく…

やはり刀剣人気はまだ続いてるのね〜

とか、のんびりと思ってた頃です。

過去の参拝記録はこちら

御朱印帳、船岡大祭の御朱印平成27年

船岡大祭とピンクの天下布武・御朱印帳 建勲神社 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

★刀剣めぐりの御朱印平成28年)など

2016年の“初詣” 京都・建勲神社 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*

 

 

 

 

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この石碑を超えたところに社務所や貴賓館などがあるのですが

ここから上がってびっくりの人だかり!

あとで知ったことですが、この日から名刀・薬研藤四郎の

再現刀の公開が始まったということで

それ目当ての女子だらけだったのです!

刀剣人気はとどまるところを知らないくらいですね。

 

 

 

 

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まあ、とりあえず参拝からしましょうかね。

西日が入ってしまいましたが、この上に拝殿があり

その向こう側に本殿があります。

 

 

 

 

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以前のブログにも書いていますが

この本殿前には賽銭箱がなく

後ろの拝殿から拝するのが正式なようですが

ここまで来て写真を撮ってもオッケーなんだそう。

本殿がバッチリ見えるわけではないですが

この神門もお美しい〜!

 

 

 

 

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拝殿を降りる時に見える景色が素晴らしい!

天気が良かったのもあるけど

丘は船岡、と清少納言が言うだけはある!!

本当はここでゆっくりしたかったのだけど

この日は次から次へと人が来るし

樹木の伐採もしているしで落ち着かない。。。

 

 

 

 

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とりあえず授与所に行き、この長蛇の列!

この日は全て書き置きでしたが

薬研藤四郎 再現刀公開記念の印が入った建勲神社御朱印

見開き用の御朱印帳が授与開始など

御朱印マニアも合わせて行きたくなる日だったみたい。

そんなものには目もくれず!?

と言うか、全く知らなかっただけだけど、、、

通常でもいただける天下布武の龍章御朱印を。

 

 

 

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そして、せっかくなので再現刀も見せていただきました。

撮影オッケーとのことで。

この時は空いていましたが時間によっては列ができていたみたい。

11月10日までだったので現在は公開されていません。

 

 

 

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刃紋はスッと綺麗。

足利将軍家→松永弾正→織田信長と渡り歩いた名刀。

 

 

 

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と言うことで、薬研藤四郎の御朱印も。

後ろの紫の幕がかかった貴賓館で公開されていました。

こちらは再現刀を奉納されて一周年記念で

今年7月から授与が始まったものです。

公開はこれが初めてではないようなので

またいつか、公開されるのではないでしょうか。

 

 

 

 

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敦盛の御朱印もいつの間にかできていたのでいただきました。

こんなに見開きばかりいただいたのに

見開き用の御朱印帳を買わなかったなんて〜!

ちなみに見開き用の御朱印帳は11月8日に売り切れ。

次に入荷されるのは1ヶ月ほど先になるそうです。

 

 

 

 

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京都刀剣御朱印めぐり第9弾の御朱印もあったそうですが

それもなくなったとツイッターにありました。

その他、通常いただける御朱印は、建勲神社のものと

平成29年授与の復刻版で9月から授与されている

「へし切り長谷部」の特別御朱印

そして「命婦元宮」の御朱印

命婦元宮」は東参道の北側にある義照稲荷神社のことで

平成30年の台風21号の影響で倒壊してしまったそうですが

今年6月に再建されて、それを記念してできた御朱印だそうです。

女人守護ということでぜひ受けたかったけれど

また次回、落ち着いた日に来た時にしよう、と

船岡山の石碑を見ながら思いました。

ゾクゾクするような歴史もある場所なので

ちょっと穴場っぽい感じの時の方が良いかも。。。

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/授与所

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天下布武 龍章印(500円)

 

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★敦盛御朱印(500円)

 

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 ★薬研藤四郎特別御朱印(600円)

 

 

過去にいただいた御朱印

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★「建勲神社」(平成27年船岡大祭)

 

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御朱印帳(平成27年

 

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建勲神社(通常版)

 

 

 

以上、建勲神社でした。

 

 

 

 

即位を祝う御大礼の御朱印も登場 京都・玄武神社

 

一昨日は東京で即位パレードが行われ

改めてお祝いムードが広がっていますね。

天皇家との繋がりのある神社を参拝しました。

 

京都は四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)が守る街

として作られたことは

歴史に興味がある方はご存知だと思います。

京都の北面を守る神社として

玄武神社があることは知っていましたがなかなか行けず。

今回やっと伺うことができました。

 

 

 

 

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京都市北区紫野雲林院町に鎮座。

御祭神は文徳天皇の第一皇子、惟喬(これたか)親王です。

親王は承和11年(844)に誕生されました。

第一皇子なので皇太子になるお方なはずなのに

嘉祥3年(850)当時最も権威を持っていた藤原良房の娘で女御である

藤原明子が出産した第四皇子の惟人(これひと)親王

生後9ヶ月で皇太子とされたために立太子できなかったのです。

 

 

 

 

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本殿の向こうにデーンとマンションがある景観は

京都としては如何なものかと言われてしまいますが…

このマンションは最近できたわけではなさそうですけどね。

神社ができたのは元慶年間(877〜884)だそうで。

親王の母方の末裔が、悲運な生涯であった親王の御霊をお慰めし

また都の北面鎮護とこの地の守護神として創建されました。

親王の母は武内宿禰の末裔である紀名虎の娘、紀静子。

親王の祖父が所蔵していた御剣を御霊代として奉祀したと伝えられ

その子孫が神職として明治中期まで代々奉仕されていたそうです。

 

 

 

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社務所には人気がなかったので諦めていましたが

ピンポン押したら神社の方が出てきていただきました。

初めての参拝だったので、まずは通常の御朱印を。

玄武の図柄は亀に蛇が絡むもので

亀は長寿、蛇は商売繁盛を願うものだそうです。

縁起の良い印入りで嬉しいです。

ところで惟喬親王は、弟が即位してからは

山崎水無瀬(現在の大山崎町あたり)に閑居して

詩歌吟詠などをして文化人として過ごされました。

親王と縁深い在原業平が詠んだ歌に対しての返歌が

「夢かとも何か思はむ浮世をば そむかざりけむ程ぞくやしき」

都には残す思いがあったのかもしれません。

 

 

 

 

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先月から見開きの御朱印も授与されているということで

こちらには日の丸を掲げる惟喬親王(?)

親王って旗持ったりするのでしょうか??

ま、でもおそらく親王だと思われます。

ところで親王は色々な場所に住まわれていたようですが

山崎水無瀬のあとは江州小椋庄(現在の滋賀県東近江市)に住まわれ

その時に木地屋(木工製品を作る職人、木地師ともいう)に

轆轤の使い方を教えられたので轆轤の始祖として崇拝されています。

今では木地屋で調べると轆轤を使ってお椀などを作る職人と出ます。

いろんなところで活躍されていたのですね!

 

 

 

 

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お守りもいただきました。

重要無形民俗文化財に指定されているやすらい祭りは

玄武神社が発祥とされ、玄武やすらい祭りとして

毎年4月の第二日曜日に執り行われています。

鞍馬の火祭り太秦の牛祭りと並ぶ京都三大奇祭として有名。

現在は今宮神社でも行われているやすらい祭りですが

玄武やすらい祭りとしてはこちらが発祥なのだそう。

発祥を根拠とする古文書も残っている、と

ホームページには書かれていますがその詳細は書かれていません。

略記には元和2年(1616)にこの地域が火災に遭い

神事を行えなくなったので元和3年から5年の契約で

上野村に神事の代行をお願いしたそうです。

今宮神社周辺の住所が紫野上野町なので上野村とは今宮神社のこと?

5年の契約後もこの地域では神事ができず

「やがて両村の間に隔意が生じ、預け入れの何品も返却されず

当村での祭事は中断となった」と書かれています。

明治15年(1882)祭具を新調して神事を行うようになったそうです。

いろいろあったけれど現在ではどちらもうまくいっているよう。

またタイミングが合えば行ってみたいですね。

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/社務所

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★「惟喬親王

 

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★「御大礼 玄武神社」(令和元年10月〜)800円

 

 

 

以上、玄武神社でした。

 

 

 

手紙で作られた紙貼阿弥陀如来 京都・三時知恩寺

 

京都非公開文化財特別公開2019秋の続き。

光照院門跡の次といえば

同じく尼門跡ですぐ近くにある三時知恩寺

こちらは6年前の京の冬の旅で行っています。

光照院門跡と同じように浄土宗寺院なので

毎年10月の浄土宗特別公開でも拝観できるようです。

 

 

 

 

過去の参拝記事はこちら。

yumimi-kyoto.hatenablog.com

ここの写真も消えてしまったのでナシ…><

6年前は大聖寺とセットで拝観していたのですね。

大聖寺も近いですがなかなか拝観機会のない尼門跡。

ですが、次の京の冬の旅で公開されるそうですよー。

 

 

 

 

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6年前の写真です。

応永年間(1394〜1428)に北朝4代・後光厳天皇の皇女

見子内親王崇光天皇の御所「入江殿」を寺に改めたのが始まり。

見子内親王は仏教への信仰が篤く善導大師の自作という像を

宮中より賜って本尊としたそうです。

なぜ三時なのかというと。

宮中における六時勤行(一日6回のお勤め)のうち昼間の三回を

こちらで行なったからだそうです。

 

 

 

 

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本堂へ入らせていただき、そういえばこの本堂の一角で

尼さんに御朱印を書いていただいたなー!と思い出しました。

現在は受付を入ってすぐのところに御朱印受付がありました。

御本尊は3月14日の法要の時にしか拝せないようですが

今回は向かって右側にある紙貼阿弥陀如来が公開されていました。

紙貼りって紙を貼ったの?と思ったらその通りで!

しかも皇女が姉妹でやり取りしたお手紙で作ったのだとか!

お姉さんが亡くなり、菩提を弔うために作ったのだそうです。

近くで見ましたが、紙を貼っているとは思えない感じ。

紙で作ったというか、紙粘土のようなものらしいです。

でも木造などと変わらない見た目で驚きでした。

 

 

 

 

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6年前の御朱印です。

今回は本堂のほか、源氏物語の絵扇を貼った襖のある書院の一の間や

江戸時代に描かれた妖怪絵巻も公開されていました。

妖怪絵巻、金臺寺でも似たようなのを見たなあ…

妖怪つながり??

こちらの絵巻も色が鮮やかでした。

 

 

 

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今回の御朱印はこの三種類でした。

無量寿佛」は阿弥陀如来のことなので

紙貼阿弥陀如来のことのようです。文字がキラキラ!

「写経佛」とは写経された紙で作った仏さまのことで

本尊の隣にあったお地蔵さまのことだそうです。

御本尊に向かって左側にあったのかな?

この二種類は紙の色が3〜4種類ありました。

「妖怪絵巻」はこの一種類でした。

6年前は一種類で直筆していただけましたが

現在は種類は増えましたが全て書置きでした。

そして御朱印の価格も様々になり…

無量寿佛」「写経佛」は紙が特殊なので各400円。

見開きは多分1000円だったような、800円だったような…?!

間違っていたらすいません><

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/御朱印受付

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 ★「無量寿佛」400円

 

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★「写経佛」400円

 

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 ★「妖怪絵巻」1000円

 

 

過去にいただいた御朱印

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★「善導大師」

 

 

 

以上、三寺知恩寺でした。

 

 

 

昭和大礼で使用された常盤会館も公開 京都・光照院門跡

 

京都非公開文化財特別公開2019秋で

11月10日まで公開されている尼門跡のひとつが光照院門跡。

 

 

 

4年前に行った時の記事がこちら。

yumimi-kyoto.hatenablog.com

当時としては「閉ざされた空間」だったようですが

今では今年10月の浄土宗寺院の特別公開や

来年の京の冬の旅でも公開が予定されているなど

それほど閉ざされた感もなくなってきたようです。

 

 

 

 

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ここでトラブル発生!

というか、後で気づいてもう戻れなかったわけですが。

撮れていると確認していたのに途中からデジカメ画像が消えていた!

なので、デジカメ画面の写真すらありません。

しょうがないから4年前の写真を引っ張り出してきました。

今年の看板には御本尊の釈迦如来の写真が掲載されていました。

 

 

 

 

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ということで、ここから後も4年前の写真ですが

この辺りはほとんど変わりなかったような記憶です。

光照院門跡の歴史は…延元元年(1356)後伏見天皇の皇女

進子(ますこ)内親王によって室町一条(現在の上京中学のあたり)に創建。

応仁の乱のあとの文明9年(1477)持明院殿があった現在地に移転します。

代々、皇女が入寺され寛政元年(1789)に

光格天皇より常磐御所の称号を賜りました。

 

 

 

 

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これは4年前にいただいた御本尊の御朱印

本堂である宸殿に入らせていただき

御本尊を拝するところは前回と同じで記憶が蘇りました。

暗くて御本尊が見にくかったなあ、と。

それは変わらず同じ、美しい格天井も同じでした。

4年前は書院に入らせていただいて毘沙門天を見られたようですが

今回は御本尊の前にありました。

念持仏の小ささがわかります。

 

 

 

 

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こちらも4年前の毘沙門天御朱印

今回は昭和天皇の即位礼や大嘗祭など

昭和大礼で使用された常盤会館が公開されていました。

生花などで展示されていることもあるそうですが

今まで縁がなく、初めて入らせていただきました。

移築されたそうですが、絨毯や灯は当時のままだそう。

ここで昭和天皇が即位されたかと思うと感無量です。

 

 

 

www.asahi.com

しかし、昨年の台風で屋根に被害を受け、

修繕が完了しないまま今年の台風でも被害があったそうで。

修理費用の捻出のために寄進も募っておられるそうです。

痛々しい状態の屋根を見ましたが寄付のことは知らなかった…

1万円の寄付で飛び出す御朱印帳がいただけるそうですが

御朱印受付にまで行ったのに気づかず!

この記事で知ったのでもう少し周知できるように

してもいいのでは、と思ったりして。

 

 

 

 

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やっと今年の写真が出てきました!

今回は御本尊・釈迦如来と右側の阿弥陀如来

毘沙門天は二種類ありましたが

もう一つは文字の御朱印ですでにいただいたのと似ていたので

こちらの御影入りの方を選びました。

前回は全部いただいたらよかったと後悔していましたが

今時は種類がたくさんあるので控えめにしています…

でも、台風被害のことも知り、微小ではありますが

これが何か役に立ってくれればいいなあと思います。

ちなみにお寺の方がおられないので日付は入れなくてもいい?

と聞かれたので、入れずにいただきましたが

通常は日付も入れていただけます。

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/御朱印受付

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★本尊「釈迦如来

 

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★「毘」(毘沙門天

 

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★「阿弥陀如来」1000円

 

 

過去にいただいた御朱印

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★本尊「釈迦如来

 

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★「毘沙門天

 

 

以上、光照院門跡でした。