My巡礼 第三番・積善院【京都府京都市】
節分の日に行ったコースの続きです。
ダイジェスト版はこちら
節分の日の京都めぐりコース - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
聖護院の次に行ったのは隣の積善院。
過去に行った時の記事はこちら
こちらでは節分祭はしていませんでしたが
聖護院の隣ということで参拝者も多く
御朱印も少し並びました。
本尊は準提観音で、この日は本堂に上がれました。
いつもは上がれなかったような?
法要があるそうです。
今回こちらに寄った目的は。
My巡礼の第三番を埋めるため!
My巡礼ってなんぞや…?
ってことで、目次ページを貼付けておきます。
MY巡礼☆崇徳天皇ゆかりの地めぐり(目次) - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
1年以上も放置してた…><
簡単にいうと
「自分の興味がある人のゆかりの地を御朱印でめぐる」
という巡礼。
こちらが崇徳天皇ゆかりの地の
「人喰い地蔵(すとくいん地蔵)」。
真ん中の小さなお堂?の中に
お地蔵さんがいてはります。
人喰い地蔵の御朱印はないので
ご本尊のものをいただきました。
2年前にいただいたものと比べて
左上の聖護院山内という文字が無くなっていました。
怨霊となって都を呪った
崇徳院の恐ろしい伝説によって
「すとくいん→ひとくい」となり
人喰い地蔵と呼ばれるようになった
なんてコワすぎる話ですが
きちんと残されていることがすごいですね。
御朱印まとめ
拝受場所/本堂横の授与所
★本尊「準提観音」
以上、積善院でした。
初めての豆まきに遭遇 京都・聖護院門跡
節分祭の続きです。
節分の日コースダイジェスト版はこちら
節分の日の京都めぐりコース - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
吉田神社から南へ移動して聖護院へ。
3年前に来た時の記事はこちら
9月の特別拝観の時は振られ
今回は「京の冬の旅」でリベンジ!
…と思ったらやっぱり振られた^^;
節分なのでしょうがないです。
門のところで並んでいる人がいたので
なんだかわからず並んでいたら
甘酒の接待を受けることができました♪
テントの中でしばし休憩。
生姜入りの甘酒であったまる〜。
どこへ行ったらいいのかウロウロしてたら
参拝入口と書かれた看板が。
納経所もこの奥にあるみたいです。
宸殿前の庭に入ることができました。
3年前の記事では砂の市松模様と
書いていたあのお庭に入れるなんて…!
2月上旬なのに梅がだいぶん咲いていました。
寝殿前はすごい人だかりで奥へ進めず…。
隣の積善院側から入って
納経所へ御朱印帳を預けます。
番号札をもらって待っている間に
山伏と鬼の戦い(?)が始まりました。
前に居た赤ちゃん号泣^^;
ちょっとした寸劇?みたいな感じで面白かった。
御朱印帳もゲットしてほくほくしてたら
豆まきが始まります〜というアナウンス。
人が押し寄せて来て出るに出られず。
急遽、豆まきに参戦。
手を伸ばしてみるも
皆さんの熱気に押されて…><
コワい〜ケガしそうですよ!?
手を伸ばしてみるのは楽しかったけれど
ケガしたくないので下がって見てたら
ぽと、ぽと、と落ちて来る豆が!!!
結果、落ちてきたものだけで3つもゲット。
御朱印も本尊、役行者御霊蹟札所、
近畿三十六不動十八番の3種類。
自分の家族の人数と同じなので
家族分の福をいただいたということで♪
充実した気分で後にしたら
いつでも拝めるお不動さんのところへ
行くのを忘れてました…><
「京の冬の旅」の開催期間に
また来なさい、ということですね。。。
御朱印まとめ
拝受場所/納経所
★御朱印帳(18×12cm、布に金で寺紋の型押し)1000円
色違いで紺、紫も有り。
★左・近畿三十六不動十八番「(梵字カーン)」
★右・役行者御霊蹟札所「神変大菩薩」
以前いただいた御朱印
★「(梵字カーン)」
以上、聖護院門跡でした。
逆立ちした備前焼の狛犬さん 京都・宗忠神社
節分の日コースの続きです。
ダイジェスト版はこちら
節分の日の京都めぐりコース - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
竹中稲荷にお参りしたあと
向かいにある宗忠神社でも
節分祭しているということで
初めて寄ってみることにしました。
こちらは北側の鳥居なので正面ではないです。
東側のこちらの鳥居が正面になります。
神社として吉田神社から社地を譲り受けて創建。
二條家、九條家など公卿からの尊信が篤く
慶応元年(1865)には孝明天皇の勅願所に。
黒住宗忠は安政3年(1856)に
「宗忠大明神」の神号を下賜され、生誕地の岡山にも
明治18年(1885)神社が創建されています。
こちらは鎮座地から「神楽岡 宗忠神社」ともいわれます。
こちらの名物?といえば
どこにいるかわかりますか〜?
これですね♪
黒住宗忠の出身地にゆかりがあるもの
ということで置かれたんでしょうかね?
なぜ逆立ちなのかはわからないそうですが
熱烈に歓迎しているとか?
そうだとすれば嬉しい限り♪
こちらの狛犬さんも熱烈歓迎!
ここは桜の名所(穴場?)のようなので
桜の時期にまた来たいなあ。
横に長い本殿。
本社のご祭神は宗忠大明神ですが
上社・神明宮のご祭神は天照大御神。
上社は慶応元年(1865)に関白・二條齊敬の
屋敷に祀られていた大神宮を還座したもの。
明治45年(1912)現在の場所に社殿を建築して
境内が整備されました。
梅こぶ茶の接待を受けて一息ついてから
社務所にで御朱印をいただきました。
逆立ちの狛犬さんが印にも♪
御朱印まとめ
拝受場所/社務所
★「宗忠神社」
以上、宗忠神社でした。
節分祭2017 京都・吉田神社
節分の日コースのダイジェスト版は
アップしましたが
各所の詳細を書きたいと思います。
市バス「京大正門前」バス停より徒歩5分。
京阪「出町柳」駅 より徒歩20分。
微妙に不便な場所ですが
この日は市バスも混み混みだったようです。
今回はキッチリと表参道から侵入^^;
参道の露店を眺めながら階段下の二の鳥居に到着。
4年前の秋に初めて来て
3年前に書籍のまんがロケで来たので
今回で三回目になります。
過去の記事はこちら
境内はすごい人で
最初はどこでお参りすればいいのか
わかりませんでした。
ここがお参りするところみたい。
普段と全然違うので迷いました。
都の東北の鬼門に位置する吉田山に創建されました。
ご祭神は春日大社と同じで
タケミカヅチノミコト、イワイヌシノミコト、
アマノコヤネノミコト、ヒメノカミの四柱。
創建の歴史も古いですが
こちらは節分厄除まいりの発祥の社といわれ
2月2〜4日の節分祭には
全国から多くの人が訪れます。
と教えてもらったことがあり
壬生寺は行ったことがあるのですが
吉田神社も行ってみたいなと思ってたんです。
さっそくですけれども御朱印ゲット。
並んで15分くらいの待ち時間でした。
午前中だったのでましだったかも。
午後はもっと混み合うそうです。
福豆を200円で購入。
初めてなのでとりあえずひとつ。
ひとつにつき抽選券は一枚付いて
後日、抽選されて豪華な賞品が当たります。
吉田神社の節分祭はこの抽選が目当ての人も多いとか。
賞品陳列所に並ぶお品たち。
車…とまでいいませんが
何か当たればいいなーと思ってたけど
残念ながらハズレてました。
当選番号は吉田神社のホームページで確認を。
2月8日の京都新聞朝刊でも発表されます。
古いお札などを納めるところ。
3日23時からの火炉祭でお炊き上げされます。
この祭事の時間帯も混むそうです。
吉田山をめぐります。
まずお菓子の神様・菓祖神社を通り過ぎます。
本当は行きたかったのだけど
豆茶の接待があるということで
行列していたので諦めました。
八角形の変わった形をした大元宮へ到着。
文明16年(1484)に吉田兼倶によって
創建された吉田神道の拠点だそうです。
宇宙の根源神である
虚無大元尊神(そらなきおおもとみことかみ)を
中心に八百万の神々を祀っているそうで
大元宮に参拝すると全国の神のご加護が
授かれるといわれているそうです。
「大元宮」の御朱印もいただきました。
前に並んでいた方は何も言わなかったので
自動的に吉田神社のものだけになっていましたが
ワタクシが摂社のもありますよね?
的に聞き出したので慌てて(?)
この印かな? これ押しとこうかな?
みたいな感じで印を押してはりました。
後で調べてみると下の印はないことが多いみたい。
でも大元宮といえばこの八角形の社殿なので
押してあるほうがわかりやすいですね。
普段は柵があってここまで入れないのですが
節分祭の3日間と正月三が日、
毎月1日は入れるそうです。
今回初めて内陣に入りました。
中央のヤシの木?みたいなものは厄塚といって
これに触れてお祈りすれば厄が落とせるとか。
後で知ったので触れておけばよかったと後悔。
この厄塚があるのは節分祭の時だけだそうです。
中には全国の旧国名が書いてあり
ひとつずつお参りしていくのは大変ですが
ゆかりの地だけでもお参りしておくとよいかも。
ワタクシは全国の地名を見て歩くだけで
なんか旅気分?なのか楽しかったです^^
大元宮の後方左側には外宮が。
大元宮の真後ろは八神殿跡。
元々宮中にあったもので
明治4年(1871)還座したそうです。
大元宮の後方右側に内宮がありました。
大元宮を後ろから撮ろうと思ったけど
逆光のためうまく撮れず。
内宮のすぐ近くにありました!
大和(現在の奈良県)は286もの
神様がおられるんですねースゴい!
大元宮を出てさらに山中へ。
普段はあまり人がいなくてコワいくらいですが
この日はさすがにたくさんの人が!
竹中稲荷まで来ました。
竹中稲荷の御朱印もいただいたのですが
後で行ったオトメ部のメンバーさんに聞いたところ
印がひとつ少ないみたい?
オトメ部メンバーさんにお借りした写真。
船の印が加わり「吉田山山頂」の文字も有り。
調べてみるとこちらが正しいようです。
やっぱり祭りの日は間違いが多い…><
ワタクシがもらったものは字も乱雑な気が…
まあレアなものをいただいたと思えばいいわけですが。
他にも「菓祖神社」「山蔭神社」も
印ナシで墨書きのみあるようですが
今回はお願いしませんでした。
また平常の時に来よう〜っと。
ちなみに竹中稲荷はこの日も静かで。
皆、大元宮までしか来ないのね。
前回は秋で紅葉がきれいなのに人がいなくて
穴場だな〜と思ったのですが
長い参道には桜もたくさんありましたので
桜の季節も穴場なのかもしれませんね。
ご祭神はウカノミタマノカミ、
サルタヒコノカミ、アメノウズメノカミ。
隣は天満宮でした。
大元宮と本宮との間も露店がたくさん出てました。
個人的には聖護院八ッ橋の休憩所で食べられる
焼き生八つ橋というのに興味をそそられましたが
それほどお腹が空いてなくて。
お腹を空かせて来たらよかったかな。
次回は露店も楽しみたいと思います〜。
御朱印まとめ
拝受場所/社務所
★右「大元宮」 ★左「吉田神社」
★「竹中稲荷神社」
以前いただいたもの
★「吉田神社」
以上、吉田神社でした。
節分の日の京都めぐりコース
昨日は節分ということで
吉田神社・聖護院・梛神社などを
巡ってきました!
ハシゴして節分祭を楽しむとは
思いも寄らなかったのですが
来年の参考にでもなればと
まずはダイジェストで
ワタクシが行ったコースをご紹介します。
まずは吉田神社へ。
京都の節分祭では有名な神社で
全国からツアーでも訪れる人がいるほど。
参道には露店がいっぱい出ていました。
御朱印待ちは15分くらいかな?
何も言わないとこの御朱印が
自動的に書かれるようですが…
八角形で珍しい大元宮の御朱印も有り。
普段は中まで入れないはずですが
この日は中まで入ってお参りできました。
摂社の竹中稲荷の御朱印もあります。
でもなんかワタワタされていて…
印はこれでいいか? これ押しとこうか?
みたいな感じでして…
後から行ったオトメ部の部員さんの御朱印には
宝船?の印が押されてましたが…
どれが正解なのかは「?」でした。
竹中稲荷のお向かいにある
宗忠神社にも寄りました。
ということで狛犬さんの印入りの
可愛い御朱印いただきました。
梅こぶ茶の接待もありました。
聖護院へ。
山伏たちが吹く法螺貝を聞きながら…
まずは甘酒の接待を受けて。
いつもは入れないお庭のほうへ。
梅がもう咲いていました。
納経所は向こうなんだけど
人が多くて進めない…
積善院側から廻って御朱印受付へ。
待ち時間に見たのは山伏vs鬼の痴話喧嘩?
いやいや、鬼退治です。
御朱印帳もゲットしてほくほくしてたら
豆まきが始まるって!
待ってたわけじゃないけど
人が押し寄せて出られなくなり
急に豆まきに参加することに。
手を伸ばしてみたけど
他の人のパワーに圧倒され…
コワいので後ろで見てたら
足元にぽとぽと豆が落ちてきた!?
ということでゲット。
結果、落ちてきたものだけで3つゲット。
なんて運がいんでしょうか。。。
3つということは家族の分ということね!
御朱印も3種類いただきました。
お隣の積善院では
放置してたmy巡礼の
「崇徳天皇ゆかりの地めぐり」続きを。
こちらでは節分はしてなかったですが
いつもより参拝者が多かったです。
お向かいの須賀神社でも節分祭。
こちらは時間の関係でスルー。
近くまで来たら絶対寄りたかった
「茶房チェカ」にてティラミスを。
見た目も可愛いし中身も複雑で
土台のサクサクも美味しかった〜。
でもイスが小さくて休憩には向かないな、と。
サクッと食べて退散。
巫女さんが「おかぐら」を舞ってはりました。
こちらでは2日と3日限定の
御朱印をいただきました。
壬生寺にも寄りたかったけど
ここでタイムオーバー。
節分をこんなに満喫したのは
初めてですが楽しいですね〜♡
たくさんの福をいただきました。
各所の詳細はまた後ほどアップします。
南都七大寺のひとつで癌封じの寺院 奈良・大安寺
奈良市内にあり
5つの霊場の札所になっているのに
なかなか行く機会のなかった大安寺へ
やっと行ってきました。
奈良市大安寺にあります。
バスは頻繁に出ていますが
大安寺バス停を降りて12分くらいは
歩きますのでちょっと不便ですね。。。
参拝用駐車場は無料で近くにありました。
創建の歴史は聖徳太子の時代に遡ります。
天下太平の祈りの道場として平群の地に
「熊凝精舎」という一院を太子が建立。
病床の太子を見舞った田村皇子(後の舒明天皇)に
「熊凝精舎を改修して寺院にすべし」と告げたと
これが日本最初の官寺で
大安寺の元になったお寺です。
やがて飛鳥の藤原京に移転し「高市大寺」に
次いで「大官大寺」になり
飛鳥時代の中心寺院として栄えました。
平城京遷都にともない現在地に移され
大安寺となりました。
境内入ってすぐのところにある中門跡。
がらーんとしていますが
ベンチがあったりして休憩できるようになってます。
平安時代以降は衰退し
寛仁元年(1017)の火災で伽藍を焼失。
奈良時代の遺構としては仏像九体が残るのみ。
境内は近年になって整備されたものだそうです。
やっとすべて制覇したことになります。
このラインナップの中で大安寺は
けっこうマイナーなのではないかなーと。
本堂には十一面観音が祀られていますが
通常は秘仏で御開帳は10月1日〜11月30日。
中に入るのには拝観料400円いるそうです。
しかし寺務所に行ってチケット替わりのパンフをもらって…
というのが周知されてないのか?
拝観料払ってないと思われる人多数でした。
こういうシステムってなんだかなーと。
お参りするだけなら拝観料いらないと思うし
拝観料とるなら入口に受付を作って
全員からとらないと不公平じゃない?
と真面目に払っている人は思いますよねえ。
ワタクシは先に寺務所に行って御朱印をいただき
一緒に拝観料も払って堂内を拝しました。
御朱印は本尊のほか、本堂の後ろにある
嘶(いななき)堂のものもありましたので
本堂の裏へまわってみました。
先に聞いておかなければスルーするところでした。
忿怒の形相をした馬頭観音が祀られ
苦悩を除き福を招いてくれるそう。
秘仏ですが毎年3月1〜31日まで御開帳されます。
大和北部八十八カ所霊場の二番札所になっています。
若き日の弘法大師はこの寺で学び
別当になったという由縁からです。
ちなみにこの巡礼のパンフ(というかコピー用紙)
をいただきました。
奈良めぐりしているとよく出くわす巡礼なので
調べてみると3分の1くらいはすでに行ってました。
しかし御朱印を見直すと大和北部のものがない…
だいたいのところですべてくださいって言ってるなずなのに。
つまり、大和北部の御朱印くださいって
言わないといただけないという
知る人ぞ知るマイナー巡礼のようです。
明和年間(1764〜72)に始まった巡礼ということで
歴史は古いのですが廃寺になっているところもあり
パンフには「納経は自治会長宅にて」とか
「○○商店にて」とかマニアックな情報も…^^;
大安寺は一番札所でもあり事務局もあります。
そして第28番の往生院の御朱印もいただけます。
大安寺から歩いて行けるところだったら
行こうかと思ったら生駒市だって…。
これだけ離れた場所が納経所だと
参拝した日に御朱印もらうのも難しいのでは?
と思ったりしましたが。
マニアックな巡礼に興味を持った方は
まず大安寺に行かれてみてはいかがでしょうか。
札所一覧はネットにも載っていますが
廃寺や無住のお寺の納経所は
このパンフでないと載っていないと思われます。
手水舎の後ろにはいのちの小径という竹林があります。
毎年1月23日には癌封じ笹酒祭りが、
6月23日には竹供養・癌封じ夏祭りが行なわれます。
竹と縁のあるお寺なのですね。
小さな竹林ですが雰囲気がありますね。
大安寺が癌封じで有名な訳は
光仁天皇がこのお寺にて
悪病退散の祈りを重ねられていたから、だそう。
終わってしまったばかりですが
1月23日の笹酒祭りは光仁天皇の御忌法要でもあります。
温められた笹酒がいただけるということで
行ってみたかったな〜。
竹林の中にあった美流孔(みるく)塚。
乳癌平癒の塚ということで
予防のため撫でておきました。
最後に宝物殿で天平仏像を観賞。
美麗な観音さま揃いでした。
ちなみに大和路秀麗八十八面観音霊場
という巡礼の札所でもあります。
この巡礼は十一面観音に限っていますので
本堂におられる観音さまをさしていますが
散華型の御朱印を授与していただけます。
こちらの散華は大和四神めぐりと違って
裏には何も書いてなく薄い紙なので
御朱印帳に貼って保存すればいいのでしょう。
ただし、小さい帳面だとハミ出すので注意。
大和四神めぐりの散華は裏に絵が描かれているので
貼ったら見えなくなるし保管に困っています…。
それにしても奈良って独自の巡礼が多いんだなあ
と気づいた大安寺の訪問でした。
最後に大安寺の東側にあった推古天皇社へ。
聖徳太子と関わりがあるから?
ここにあるのでしょうか??
小さな祠があるだけでしたが
山茶花が満開で美しかったので
思わず立ち寄ってみました。
御朱印まとめ
拝受場所/寺務所
★本尊「南無佛」
★聖徳太子御霊蹟第23番「太子遺願之大寺」 ★大和十三仏第13番「虚空蔵尊」
★大和北部八十八カ所第2番・嘶堂「馬頭観音」
★大和路秀麗八十八面観音「南無佛」
以上、大安寺でした。
額に入れたいほど美しい水墨画風御朱印 奈良・宗胤院
昨年5月、何の予備知識もないままに
ふらっと訪れた宗胤院(そいにん)。
ご住職の素晴らしい絵を見せていただき
御朱印帳にも書いていただけませんか…
とお願いして牡丹の絵を描いていただきました。
それ以降、たくさんの方が
絵の御朱印を拝受されているようで
ワタクシももう一度…と思って再訪しました。
宗胤院は當麻寺山内にある浄土宗の塔頭。
當麻寺自体は11月に来ていますので3回目。
過去の記事はこちら。
11月に来た時に寄ろうと思っていたのですが
時間切れで寄れず…><
當麻寺はアクセスが悪いし
周辺も含めて巡るのには時間がかかります。
でも春・秋・冬と違う季節に
来られたのは良かったなあ。
本堂の前のお庭は今はちょっと寂しい感じ。
ご住職がいらっしゃるか不安だったのですが…
他の方のブログを見ると何度行っても
不在だったということが書いてあったので…。
しかしやっぱりワタクシはご縁があるのか?
ノンアポでしたがご住職に会えました。
そして描いているところの撮影も
許可をいただきました。
今回はこんな感じでオーダーしてみました。
ちなみに前回いただいた牡丹の絵を見せたら
印が押してないね、ということで
追加する形で前回のものに印もいただきました。
印を押したものは後半のまとめでご確認ください。
絵の具もたくさん用意されています。
カラーもいいのですが
初心に帰り(?)墨と水のみでオーダー。
絵と言葉はすべてリクエスト制で
サンプルなどはありません。
どんな絵にしようか考えるのもワクワク。
二度と同じ絵は描けないとおっしゃっていたので
本当に自分だけの「オーダーメイド御朱印」なのです。
…ということで完成しました!
當麻寺の雪景色を描いていただきました。
風景画は得意ということでしたが
何も見ずにさらさら描かれるのは
改めてすごいなーと感動です。。。
選んだ言葉は「萬物光輝(ばんぶつこうき)」。
この世のすべてのものが光り輝いている
という年始にふさわしい言葉にしました。
ちなみに、絵入り御朱印は1500円
色紙に描く場合は3000円と
現在では価格が決まったそうです。
前回、庭を見るのを忘れて帰ってしまったんです><
と言ったら、なんとご住職が案内してくださいました。
裏庭のこの門は手作りなんですって!
1月下旬は一番何にもない季節だそうで…
それでも珍しいお花がたくさんありました。
やっぱり椿が一番きれい…^^
可憐に咲くスノードロップ。
小高い裏山から書院を眺める。
やはり春に咲くお花が多いようで
春に訪れることをおすすめします。
こちらのお寺はなかなか入りにくいようで…
どうしたらいいものかとご住職も思っておられたので
看板を出してみたらどうですかー?と提案を。
もしかしたらそのうち「御朱印やってます」という
看板が出て入りやすくなるかもしれませんね^^
御朱印まとめ
拝受場所/本堂内
★オーダー御朱印「萬物光輝(雪の當麻寺)」1500円
過去いただいた御朱印
★「野草乃寺」
★オーダー御朱印「五月晴(牡丹)」
以上、宗胤院でした。
恵方社の御朱印が追加 京都・神泉苑
またまた御朱印が増えたと聞いて
神泉苑に行ってきました。
過去の記事はこちら
天皇のための庭園・神泉苑 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
祇園祭の元となった場所へ再び! 京都・神泉苑 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「御霊会」「不動明王」
またまた新御朱印が仲間入り 京都・神泉苑 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
この日は南から入りましたので
まずは善女龍王殿にお参り。
この日のあひる様は
龍王殿の横でお休み中?
ちょっと寒そう。
橋を渡って寺務所へ向かいます。
冬の景色はちょっと寂しい感じ。
扉の前にサンプルが出ていました。
追加された「恵方社」を入れて9種類に。
御朱印帳も青と赤しかなかったと
記憶していますが、黒と紫もできたんですね。
9種類が書かれた御朱印帳は3900円だそうです。
今回はまず、まだ未拝受だった
「弘法大師」をいただきました。
弘法大師が祀られています。
そして新作の「恵方社」を。
今年の恵方、北北西に向きを変えていました。
毎年、大晦日の夜に翌年の恵方に
向きを変えるという珍しい神社。
社殿は恵方を背にするので
参拝者が恵方を向くようになってます。
この御朱印も毎年変わるんですね。
いつも帳面忘れて別紙でいただいていましたが
今回はやっと帳面に直筆していただきました。
ご住職、節分の準備でお忙しそうでしたが
御丁寧に対応していただきました。
御朱印まとめ
拝受場所/寺務所
過去にいただいた御朱印
★「善女龍王殿」
★「桓武天皇」
★「聖観音菩薩」
★「不動明王」
★「御霊会」
以上、神泉苑でした。
節分まで限定 大福帳の御朱印 京都・大福寺
京都十二薬師第十番札所の大福寺。
以前、お薬師さまの縁日に行って
小さいお寺なのにたくさんの御朱印があって
驚いた記憶がありますが
今ではもっと増えて御朱印界隈で
話題のお寺となってます。
本堂があるのみの都心の小さなお寺。
以前は路面に置かれていて
読みにくかった駒札も
きちんと掛けられてきれいになってます。
前回の記事、由緒はこちら
以前、許可をもらって堂内を
撮影させてもらったもの。
ちなみに1月3日は元三大師の厨子が御開帳され
限定御朱印も授与されたそうですよ。
元三大師は右奥の大きな厨子の
隣の厨子に安置されています。
一番大きな厨子に入っておられるのは
腹帯をしているのが特徴です。
国宝ではないそうですが
お寺の文化財の中では一番貴重なものだとか。
毎年8月23、24日の地蔵盆の時に御開帳されます。
そして今回のお目当て大福帳とは。
お正月に商家の大福帳に宝印を授ける習わしがあり
拝受できれば商売繁盛になるというご利益が。
元は近江商人の家訓だったのですね。
今回は須弥壇に布袋さんの絵が掲げられていました。
京都七福神のひとつになっていて
この絵は布袋さんが扇子を
投げてしまっているのが珍しいそうです。
ちなみに御朱印はまたまた増えていまして
通常いただけるものが8種類になっていました。
一番右は御身影で500円。
ちなみに今後の予定として
1月29日から福(29)が入っている日限定で
七福朱印というのが始まるそうです。
平成29年、29日のほか、御朱印に書かれている福の字や
印に入っている福の字を合わせて七つある日限定。
2月からは通年授与で原在中が原画を描いたという
布袋さんの印が押された御朱印も授与開始。
原在中は江戸時代の画家で
寺院の襖絵などたくさん残していますが
この印が最近、お寺から見つかったそうで。
古いもので溝が浅くなっているのか
きれいに押せる時と押せない時があるので
失敗したら悪いから別紙で書き置き対応のみだそうです。
こちらがその原画。
左上に書かれたことばや大福寺の印も
先程の御朱印に押された小さい印に再現されていて感動!
こんなものが最近出てくるとか
京都は奥が深い〜とまたしても唸りました。
ちなみに左下の大福帳の御朱印は書き置きバージョン。
色紙、柄が入った(?)紙と2種類ありました。
いろいろ迷ったあげく、
まずは大福帳の御朱印を直筆で。
お地蔵さんの散華もいただきました。
当て紙で隠れてしまいましたが
左側には「布袋尊」をいただきました。
お正月だし七福神にしようと思って。
記事にしていませんでしたが
3月に行った時にはご本尊の御詠歌をいただきました。
行ったのが3月末で
お釈迦さまの誕生日近くだったので
甘茶をいただいたのでした。
そういや以前は柿をいただいたことも…。
いつも対応してくださる奥さまの
心遣いにほっこりさせられるお寺です。
御朱印まとめ
拝受場所/本堂内
★「大福帳」500円
授与期間/平成29年1月1日〜2月3日
★京都十二薬師第十番の御詠歌
「御名といふ 人は心のくもはれて あのくぼだいの 岸にいたらん」
以前いただいた御朱印
★京都十二薬師第十番「菩提薬師」
以上、大福寺でした。
白鳳石仏と寒ぼたん園 1月限定御朱印あり 奈良・石光寺
11月に行ったばかりの石光寺ですが
白鳳時代の石仏が御開帳されているのと
寒ぼたん園が開園しているので
行ってきました。
徒歩13分くらいと近いことがわかりました。
駅のまわりには何もなかったですけど…。
過去の記事はこちら
まずは本尊・阿弥陀さまにごあいさつして
ぼたん園開園中は拝観料400円払って中へ。
隣の弥勒堂が1月中は開いています。
平成3年(1991)の発掘調査で見つかった
中将姫山居尊像のほか
船に乗った観音さまの船乗観音像など
珍しい文化財を見ることができます。
さて、ぼたん園のほうへ進みます。
寒ぼたんの見頃は12月中旬〜1月下旬ということで。
ちょっと寂しい感じではありましたが…
右側の木は桜でした。寒桜の一種かな?
寂しい季節のピンクの彩りが嬉しい^^
ぼたんといえば傘かぶっているイメージですが
寒ぼたんは雪対策なのか寒さ対策?
藁の傘かぶってるんですね。
寄り集まったお花たちもちょっと寒そう〜。
園内で一番美しかったのはこの子たちでした。
椿はきれいに咲いていました。
椿の中で微笑む観音さま。
上手く撮れていませんが…
梅もほころび始めていました。
黄色い可憐な姿だったのがロウバイ。
これが一番見頃だったかもしれません。
本堂前に咲いていた「待春門」という寒ぼたん。
春を待つという名前に思わず
そうそう!と頷いてしまいました。
人間もお花も同じなんですね〜。
御朱印は拝観受付で帳面を預けます。
通常いただける三種類のほか
1月限定で三種類の御朱印がありました。
石仏の印、顔面が欠けているところまで
リアルに再現されてる!
船乗観音はいつ作られたものとか
何故船に乗っているのか?といった
解説は全くナシでした。
春の御開帳時のみかと思っていた
「中将法如」の御朱印も
姿印入りでいただけました。
三枚とも姿印は昨年の春から追加されたようです。
姿印があるとよりわかりやすいですね。
12月も限定御朱印があったようですし
これからも限定が授与されるかもしれませんね。
御朱印まとめ
拝受場所/拝観受付
★左「船乗観音」 ★右「白鳳弥勒石佛」
授与期間/毎年1月1〜31日
★「中将法如」
過去にいただいた御朱印
★関西花の寺第二十番「阿弥陀如来」
以上、石光寺でした。
『缶つま』リーフレットに掲載されました
開けてスグに食べられる手軽さと
コダワリの味が人気の『缶つま』シリーズ。
こちらの販促用リーフレットに掲載されました。
極上のひとり時間を過ごす趣味の達人
20名のうちのひとりとして取材されました。
ワタクシはもちろん「御朱印を集める」というテーマ。
イラストで登場しています。
御朱印を眺めながら楽しみたいおすすめ「缶つま」と
良く合うワインも紹介されています。
この「サバのディジョンマスタードソース」すごく美味しかった!
残ったソースはトーストしたパンに付けて
残さずいただきました。
元から「缶つま」ファンだったダンナにも大好評。
次からこれ買う、とリストに入れていました^^
しかし、いろんな趣味の方がいるもんですねー。
ハムケツ観賞(ハムスターのお尻を観賞する!)
なんて、初めて聞きました…^^;
誌面デザインもカラフルで読み物としても面白い一冊。
配布は「缶つま」イベント会場など
2017年度のプロモーション時に配布される
とのことで、一般的には
あまり目にしないかもしれないですが
運良く目にされましたら
お手に取っていただけると幸いです。
清水の鎮宅妙見宮 京都・日體寺
西福寺から松原通を東へ進み
清水道の交差点を超えて少し歩いた
左側にある日蓮宗の日體寺(にったいじ)。
前の通りは観光客も多く車通りも激しい。
山門の写真を撮るのも一苦労でした。
享保6年(1721)常照院日體上人によって創建。
本堂には巳の北辰妙見大菩薩が祀られており
災いを除き家を守る守護神「清水の鎮宅妙見」
として信仰を集めています。
日體寺は洛陽十二支妙見の巳のお寺。
妙見大菩薩は諸星の王として
宇宙万物の運気を司る菩薩だそうです。
星まわりとかスピリチュアル好きな人に
ウケそうな巡礼ですね。
御朱印待ちをしている間に
洛陽十二支妙見めぐりのパンフいただきました。
京都の御所・紫宸殿を中心に
十二支の方角に祀られた妙見菩薩をめぐり
厄除、開運を願う巡礼です。
市中心部はほとんど行ききったと思っていたけれど
12カ所のうち、霊鑑寺と常寂光寺しか
行ったことがなかった…!
専用の集印色紙、集印めぐり軸もあるそうで
星まわりというのも興味があるし
今年は妙見めぐり始めてみようかな♪
御首題いただきました!
一時期は色紙の御朱印があったようですが
現在は授与されていないみたいですね。
お隣というか、裏の北側にある
日蓮宗のお寺にも立ち寄ってみましたが
扉が閉ざされていました…><
お寺の前にあった霊山橋。
鉄筋コンクリートで下を人や車が通る
歩道橋としては市内一古いのだとか。
へー、こんなところがあったとは。
ちょっと歩き疲れたのでジュバンセルへ。
14時くらいだったので、まだ空いてるかも…
予想があたってすぐに入れました。
15時ごろになると待たないと入れないですね。
お目当てのようですが
なんだかアイスが食べたい気分だったので
アイスとケーキのセット「古今の調べ」1188円に。
「京の冬の旅」のスタンプラリーでも
休憩所に指定されていますが
まだスタンプが1個足りないのでスイーツのみ。
3つ集めて神宮前店に行くのが目標!(笑)
御朱印まとめ
拝受場所/庫裡
★御首題「洛陽十二支妙見 巳 南無妙法蓮華経」
以上、日體寺でした。
第51回 京の冬の旅 限定御朱印も 京都・西福寺
建仁寺の山内を出て南へ徒歩5分くらい。
六道の辻の石碑の隣に西福寺はあります。
六道珍皇寺へ向かう道筋の途中にあり
何度も通り過ぎていたのですが入ったことはなかったです。
毎年、六道まいりの8月7〜10日は
内部公開されているそうですが
六道まいりは時期的に行けないので
ここに入れるとは知りませんでした。
西福寺は浄土宗の寺院で山号は桂光山。
地蔵堂を建立して自作の地蔵尊を
祀ったことに始まるそうです。
ここは鳥辺野の墓地への入口にあたり
昔は6つのお堂があったそうですが
現在は3つが残っているのだそう。
入って右側の上に掲げられた由緒書き。
ここが創建された頃に皇后となった
檀林皇后がしばしば参拝に来られたそうで
今回は毎年六道まいりの時に公開されている
「檀林皇后九相図」が特別公開されています。
これがまた衝撃的な絵で…><
檀林皇后の生前の姿から肉体が朽ち果てて
土に還るまでの姿を九つの段階に分けて描いたもの。
美しい姿だったのが病に伏せられ
死後直後はガスが貯まってパンパンに。。。
その後の詳細は控えさせていただきます…
美しい檀林皇后の像も拝んで思うことは人の世の儚さ。。
このほか「地獄絵図」や「洛中洛外図屏風」も展示されていました。
入ってすぐに目に付いたのは不動明王像。
ご本尊は阿弥陀如来で堂内中央に鎮座。
お堂が小さい割には大きく
煌びやかな装飾、天井画も美しかったです。
ところで肝心の子育て地蔵を拝むのを
忘れてしまったみたいです><
どこにあったのだろう…?
ちなみに堂内はけっこう狭いのですが
平日なのにたくさんの方でいっぱいでした。
御朱印、まずは通常いただけるもの。
「法王殿」とは本堂のこと。
残念ながらこれは印刷でしたが
通常の時は直筆してくれるのでしょうか?
そしてこちらが「京の冬の旅」公開記念の限定御朱印。
阿弥陀如来のお姿が写真で印刷されたものと
「阿弥陀如来」の墨書きのもの。
墨には金粉を混ぜて書かれているようで
文字がキラキラ光ります。
阿弥陀さまの極楽浄土を表しているんですね。
御朱印まとめ
拝受場所/拝観受付
★本堂「法王殿」
★第51回 京の冬の旅 公開記念限定
授与期間/平成29年1月7日〜3月20日
以上、西福寺でした。
第51回 京の冬の旅 特別公開中 京都・建仁寺久昌院
建仁寺山内にある久昌院は普段は非公開。
今回は「京の冬の旅」にて20年ぶり(!)に
公開されるとあって行ってきました。
慶長13年(1608)美濃加茂城主の奥平信昌が
三江紹益を開基に迎えて創建。
奥平家の菩提寺で信昌の法号から名付けられました。
入口までの前庭。
こちらも雪が少し残っていました。
信昌は始めは定昌と名乗っていましたが
城を死守して武田軍を撃退したので
その功績によって信長から一字を与えられ信昌と改名し
家康の娘・亀姫を正室に迎えました。
塔頭とはいえ広いお庭があるのにびっくり!
残念なのは雪解けされていたこと。
自然な感じで雪があればよかったのに。
池は漢字の心という字を表していて
二段に刈り込まれた生垣は広く見せているのだそう。
昔は建仁寺の堂宇や東山も望めたそうですが
現在では松が繁っていて見えませんでした。
写真撮影できるのはこのお庭だけ。
「長篠合戦図」襖絵のほか
渡り廊下で繋がれた書院・高松軒と
珍しい船底天井の茶室・遠州別好ノ席が見学できます。
茶室は複雑な入口で見たことない造りでした。
御朱印は書き置きですが2種類ありました。
書院の「高松軒」には奥平家の家紋が
本尊「薬師如来」には徳川家の家紋があります。
薬師如来は亀姫の念持仏だったそうです。
オリジナル御朱印帳もありました。
御朱印まとめ
拝受場所/本堂横の納経所
★右・本尊「薬師如来」 ★左・「高松軒」(共に書き置き)
以上、建仁寺久昌院でした。
若冲の御朱印帳と雪の庭園 京都・建仁寺両足院
今年らしい御朱印帳が欲しいな〜
という方におすすめの
両足院でゲットしてきました。
1月29日まで冬の特別公開をしている
建仁寺山内にある塔頭の両足院。
過去の記事はこちら
★「半夏生」
半夏生といえば! 両足院 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
★「知足」
第9回 オトメ部会! 座禅とヨガ体験@両足院 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
まずは入って左の毘沙門天にごあいさつ。
内兜に収めていたといわれるもので
代々黒田家で信仰されていましたが
明治10年ごろにこちらに寄進されたそうです。
毘沙門天といえば寅。
狛寅さんです。
お寺の説明を聞いてから庭へ。
雪が残る庭は初めて見ました。
半夏生も良かったけれども
雪の庭もいいなあ〜と写真撮りまくり。
自然な感じで残っているのがいいんですよね。
現在は多分、溶けてしまっていると思います…
その儚さにも感無量。。。
ちなみに2年前はわかりにくいと書いた
お寺のパンフレットですが
今回は新しくなっていて
英語と日本語の両表記になり
内容もわかりやすくなっていました。
御朱印帳は拝観受付にてゲット。
公開されている伊藤若冲の鶏画デザインで
表紙はナイロン製?のような感じ。
紙ではないのですが布とも違う
絵が再現しやすい素材なんでしょうか。
両足院が所蔵している「雪梅雄鶏図」は
18世紀後半の若冲の作品。
取りかかる直前の制作だそうです。
中面の和紙は鳥の子でした。
御朱印帳には予め御朱印が書かれていました。
若冲イヤーは終わりましたがまだまだ人気!
酉年に縁起良さそうな御朱印帳です。
御朱印まとめ
拝受場所/拝観受付
★御朱印帳(18×12cm、ナイロン製、御朱印付き)1500円
★「照顧(しょうこ)」
以上、両足院でした。