素晴らしい書と絵の御朱印 奈良・當麻寺宗胤院(そいにん)
またまた奈良へ行ってきました。
當麻寺の記事は後ほどアップするとして…
今回は塔頭の宗胤院(そいにん)で
いただいた素敵な御朱印のお話を。
當麻寺の玄関である仁王門に到着します。
駐車場は門前にありますが狭く…
土日や牡丹まつりの時は混雑するようです。
訪れたときは牡丹まつり後だったので
ひっそりとしておりました。
少し離れたところに第二駐車場があるそうです。
本堂や金堂へお参りしたあと
中の坊、千佛院を巡り
千佛院では声を掛けたけど誰も出て来ず
がっくりきていたところで隣の宗胤院へ。
素敵な書が飾られた山門にワクワク。
創建年などの歴史についてはよくわからず…
宗派が浄土宗だということはわかりました。
中に入ると…どう巡っていいのかわからず。
とりあえず本堂?でアート展を
されているということで入ってみようかなと
お声かけさせていただいたところ
快く中へ入れていただきました。
御朱印を書いていただいている間に
作家さんの作品を見たりしていたら
ご住職が描かれたという
襖絵を拝見させていただけることに。
写真撮っていいですか、とお聞きすると
「減るもんじゃないし!笑」と承諾いただきました。
この絵は下書きなしで書かれているそうですよ。
枝振りの勢いのよさ、素晴らしいですね!
実はご住職、書の先生でもあり
京都祇園の「ホテル花洛」や有馬の月光園の
看板の書を書かれていたりします。
またローマ法王に謁見して
書のパフォーマンスをされたり
ウィーンやモナコでも書のデモンストレーションを
されたというスゴい経歴の方でした。
全くの予備知識なして飛び込みましたが
スゴい人に出逢ってしまいました。
奥の間にもご住職筆の絵が。
この奥の間では数年前まで
茶粥料理がいただけたそうです。
残念ながら現在はされていませんが…
時にはギター教室まで!
多彩ですね〜^^
ここでコンサートを開かれたこともあり
150名ものお客さんが来られたとか。
そ、それはすごいですね…。
駐車場が足りなくて大規模はことは
できないとおっしゃってましたが。
お庭も素敵ですね〜
というか、ここは山野草の庭で有名。
それを目当てに来る方がほとんど
だということなのですが行き忘れた…
1時間以上滞在していたのに…><
順路の表示もないので
奥に入っていいのか迷うのですが
無料で庭を楽しめるそうです。
最後に、入口付近に飾られていたこの絵。
てっきり作家さんが描かれたものかと思ったら
これもご住職の絵なんですって。
襖絵のタッチと全然違う…!
これはローマ法王に献上された絵だそう。
この絵の素晴らしさに感動して
ちょっとお願いをしてみました。
「御朱印帳にも描いていただけませんか?」と。
快く承諾していただき、しかもカラーで!
お地蔵さまがあまりにもよかったので
お地蔵さまかご本尊を絵を
リクエストしたのですが
風景や花が得意とのことでしたので
季節の花・牡丹を。
好きな言葉を入れましょうか?
ということで、この日を思い出すかのような
季節に合った言葉で「五月晴」にしました。
ものの5分くらいでささっと描かれました。
この筆使いを間近で見られたのも感動。
御朱印の意味合いからは
ちょっと違うのかもしれませんが
いただけたことに感謝、感謝。
「五月晴」な気分で当麻寺をあとにしました。
当麻寺の駅前にある中将堂本舗にて
名物の中将餅をいただいて帰ります。
よもぎ餅がびよーんと伸びるほど
柔らかく甘すぎないあんこも美味し♡
御朱印まとめ
★通常の御朱印「野草之寺」
★オーダー御朱印「五月晴(牡丹)」
*ブログに掲載することもご承諾いただきました。
ご希望の方はご住職に「絵入りの御朱印を…」
とお願いしてみてくださいね。
以上、宗胤院でした。