祇園祭☆混雑を避けて楽しむ〜宵山編
♪こんこん・ちきちん♪こんちきちん♪
今年もこの季節がやってきました〜о(ж>▽<)y ☆
…といいたいところですが
実は、初めての祇園祭。
商売をしていない京都人にとっては
少々メーワクな恒例行事…(^_^;)
だそうですが、
観光客に毛が生えた程度のわたくしは
ちょっぴりワクワク(*゜▽゜ノノ゛☆
まず、祇園祭の歴史について。
疫病を沈めるために貞観11年(869)、
室町時代には風情を凝らした
山鉾を作って巡行させるようになり、
山鉾巡行は約650年前から、
御霊会の創始からは数えて1143年目。
ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
7月1日、吉符入りに始まり、
2日のくじ取り式があり
鉾や山が建てられるのは10日から。
まずは10日、近くまで行ったついでに
長刀鉾を建てているのをサクッと見学。
釘を一切使わずに
編むように縄を通す職人ワザに見とれました。
さて、14〜16日は宵山。
初日の宵々々山に繰り出しました。
スタートは新町通高辻の交差点。
ここから新町通を上がって行きます。
屋台に目を奪われつつ、
最初に見えてきたのは岩戸山。
山とついていますが鉾と同じ曳山です。
この辺りはそれほど混雑していませんでしたが
急に雨が降ってきて…。
雨宿りついでに鉾に登ってみるか、ということに。
拝観料300円!
行列に並んで登りにくい階段を上へ。
鉾の中は湿気と熱気でムンムン。
お囃子用の太鼓が用意されてました。
けっこう高いです。
高所恐怖症の人はやめといたほうが無難。
鉾を降りて仏光寺通にさしかかると
ここから前へは行けません、という。
仕方なく右折。
船鉾は目の前なのに。
室町通で左へ。
白楽天山を横目に鶏鉾があるあたりは
屋台も充実していましたが
前にも後ろにも行けないほど混雑…。
朝の山手線の中みたい。
綾小路通はまっすぐ行くしかないのですが
ちょっと苦しくなってきたので無理矢理左折。
自分のスペースを確保しながら
歩けるくらいになりました。
なにやら人が集まっているので見学。
綾傘鉾の棒ふりばやし。
太鼓や笛に合わせて躍っています。
見物人からは拍手喝采!
スピード早めのお囃子が気に入りました。
33の山鉾のうち、2つしかない傘鉾。
綾傘鉾はとても優美です。
このあたりでビール休憩入りマース。
屋台も、昔ながらのものと
飲食店がやっている最先端なものなど、多種多様。
ワインも売ってるし、とっても充実。
綾小路通を西へテクテク。
伯牙山あたりで屏風や庭園の特別拝観もありました。
歩いては食べ、歩いては飲み、
割れないグラス片手に西洞院通まで来ました。
ここは広い通りなので
人が多いけれども快適なエリア。
ここがホコテンになっているなんて感動!
西洞院四条を左折して
ふたつめの傘鉾、四条傘鉾へ。
写真を撮っていたらお囃子が始まりました。
30分以上の長いお囃子を見学。
郭巨山。
鉾に比べると山は
これだけか〜と思ってしまいますが。
ご神体は巡行の時のみ乗せます。
月鉾。鉾頭に新月が付いています。
ここは人気があるようで
拝観はかなりの行列してました。
函谷鉾。
四条烏丸の交差点に近づいてきたので
広い四条通でも人で溢れてきました。。
「長刀鉾周辺では立ち止まらないでください」
というアナウンスが…。
さすが、長刀は一番人気ですね!
ここから東は本格的に混んでいるので
あきらめて烏丸通を下がります。
東洞院通高辻下ルの保昌山へ。
ここはひとつだけ離れているので余裕。
縁結びで有名なのか?
お守りを購入している人がたくさんいました。
とりあえず、初の宵山はこれにて終了。
一日ですべて回るのは無理なので
エリアを決めて回るのがいいみたい。
身動きできないほど混雑していたのは
この辺りを通らないようにすれば
それなりに楽しめると思います(*^ー^)ノ
次は山鉾巡行編へ!!