御朱印授与が始まった本能寺塔頭めぐり(源妙院、本行院、定性院、蓮承院)
映画『本能寺ホテル』が公開されたり
刀剣乱舞のフォトスポットになったりと
何かと注目度が高い本能寺ですが
塔頭寺院で御朱印がいただけるのは
一番東側にある龍雲院だけでした。
しかも朱印所という看板が
出ている時だけ対応していただける
ということだったのですが
今年あたりから他の塔頭でも
いただけるようになりました。
本能寺の塔頭めぐりしてみました♪
まずは境内の一番東奥にある
信長公廟にお参り。
そのすぐ右側に龍雲院があります。
この日も看板が出ていましたので
御朱印対応可能日ということなんですが
今回は新しい場所優先のためスルー。
前回来た時の記事はこちら
お隣の源妙院へ。
看板が出ていますね。
本能寺第13世貫主である日堯(にちぎょう)聖人が
開いたお寺だそうです。
看板にある通り奥へ入ってお願いしました。
ご住職不在で書き置きでした。
御朱印と御首題の両方いただきました。
御朱印に書いてある
「一心欲目佛(いっしんよっけんぶつ)」とは
法華経『寿量品』の『自我喝』の一文で
修行を積んで得られる成仏という結果を一心に求めること。
さらに「不自借身命(ふじしゃくしんみょう)」と続き
成仏を求めるなら自らの身を惜しまず一心に修行すること。
解釈するとそういう意味になります。
う〜む、深いです、勉強になりますね!!
さて、次に隣の本行院へ。
玄関先に縁側があるという
珍しい造りになっています。
入ると縁側の襖が開いて
奥様に対応していただきました。
こちらもご住職不在で書き置き。
御朱印は「法華広経」法華経のこと?
調べても納得する答えは見つからず。。。
本行院の隣の高俊院は
看板が出ていませんでしたのでスルーし
その隣の定性(じょうしょう)院へ。
本能寺ホームページによると
宿坊中興(中興をした人のこと)第30世
天徳院日晴上人の代に檀那衆との雅楽の会があった
ということで、羯鼓(かっこ、太鼓の一種)
大鼓(おおつづみ)、鉦鼓(しょうこ、かねの一種)
が現存しているそうです。
こちらはご住職に直筆していただきました。
まずは御首題帳に御首題を。
御朱印帳に御朱印をいただきました。
「福不可重」と読めるのですが
意味は調べてもわからず…。
その隣の蓮承(れんじょう)院へ。
浄運院日順上人が開基。
日蓮聖人の蓮と日承聖人の承の字をとって
蓮承院となったそうです。
こちらもご住職がおられたので
まずは直筆の御首題をいただきました。
御朱印に書かれている言葉は「経王」。
経典の中で最も優れているものを指し
経典の王ということだと
当て紙に説明書きがありました。
最後に一番西の恵昇(えしょう)院を
覗いてみましたが看板はありませんでした。
看板が出ていればいただけるようです。
いつも看板が出ているとは限らないので
どれくらいゲットできるかは運次第!?
確実にいただきたい人は事前に
本山に問い合わせたほうがいいかと思います。
御朱印まとめ
拝受場所/源妙院
★左・御朱印「一心欲目佛」 ★右・御首題「南無妙法蓮華経」
拝受場所/本行院
★左・御首題「南無妙法蓮華経」 ★右・御朱印「法華広経」
拝受場所/定性院
★御首題「南無妙法蓮華経」
★御朱印「福不可重(?)」
拝受場所/蓮承院
★御首題「南無妙法蓮華経」
★御朱印「経王」
以上、本能寺塔頭めぐりでした。