大江神社から縁結びの愛染さんへ 大阪・愛染堂勝鬘院
清水寺から北へ歩くこと数分で
鳥居が見えてきました。
四天王寺の鎮守として
聖徳太子によって祀られた
という歴史ある神社。
ここで晴れ間がさしてきて
きれいな社殿がさらに
神々しく見えました。
ここはタイガースファンにとって
聖地らしいのですが…
この狛寅ちゃんがいるから!
江戸時代に祀られていた
毘沙門天の鎮守でしたが
神仏分離により阿形のみになり
空襲で損傷してしまいました。
そこで平成15年に修復するのですが
その時に無くなった吽形も作って
一対にしたらその年は18年ぶりに
タイガースが優勝(ノ゚ο゚)ノ!
今では守り神としてファンが
訪れるそうです。
虎の印でも押された
御朱印があればなあ…
と思ったけれど
授与所に「御朱印はありません」
と書かれていました。
残念…(>_<)
さて、気を取り直し。
神社の境内を通り抜けるように
進んだ先にある愛染堂へ。
推古天皇元年(593)に建てられた
薬草を植え、病に応じて
あまねく人々に与えられるように
というのが施薬院の意味するところ。
つまり日本初の病院のような
場所ということです。
いわれるようになったのは
聖徳太子が勝鬘経というお経を
人々に講じていたためと
そのお経に登場するお姫様
シュリーマーラー夫人の仏像が
本堂に祀られていたため。
そしてこの金堂には
愛染明王が祀られているので
愛染堂と通称されるように。
現在では縁結びの愛染さん
として参拝者が絶えません。
ぴかぴかの金堂の後ろには
歴史を感じる多宝塔が!
聖徳太子が建てたものは
焼失しましたが、これは
慶長2年(1597)に
豊臣秀吉により再建されたもの。
大阪市最古の木造建築物だそう。
大阪の陣にも戦争にも耐えた
建物がここにあったとは( ̄□ ̄;)!!
全然知らなかったので
驚きと感動の出逢いでした。
屋根の反り返り方が
気に入りました(^ε^)♪
後で知ったことですが
朱塗りの金堂も徳川秀忠によって
再建された江戸時代の建物。
意外な所に歴史遺産は
残っているものですね。
ワタクシが知らなかっただけか…。
金堂内で御朱印を書いて
もらっている間にも散策。
腰痛封じに効くというこの石
なかなかの座り心地でした(^∇^)
愛染めの霊水があったり
愛染かつらの木があったり。
愛に溢れた境内。
ワタクシも愛をたっぷり
いただきました〜♡
御朱印いただきました!
金堂内が受付です。
まずはご本尊の「愛染明王」。
西国愛染十七霊場という
聞いた事のない巡礼の
一番札所なのでした。
ちなみに前日まで
御開帳されていたとのこと。
毎年正月の1月1〜7日と
愛染まつりの6月30〜7月2日に
御開帳されます。
もうひとつ、いただきました!
多宝塔に祀られている
「大日如来金剛」の御朱印。
こちらは愛染まつりの時のみ
御開帳されるとのことで。
内部も見てみたいし
まつりに合わせて行くか!?
さて、次は四天王寺夕日丘駅から
地下鉄に乗ってちょっと移動。
次こそ真田丸ゆかりの地へ!
続きます♪