西陣の隠れ紅葉の名所! 妙顕寺
まだ記事にアップできてないけれど
御首題の専用帳を作りまして。
注:御首題とは日蓮が感得した題目のこと。
ついに御首題も収集しようかなあ
と、まずは十六本山のひとつ
妙顕寺までやってきたのです。
『京都の隠れた御朱印ブック』
掲載ページはP50です。
元亭元年(1321)日像により創建。
天文法華の乱や応仁の乱など
戦争や迫害といった難を乗り越え
移転を繰り返しながら
天正12年(1584)秀吉の命により
現在地に移転します。
寺名が金ぴかに輝いてます〜!
伽藍は天明の大火で焼失しますが
すぐに再建されます。
現在の建物は
その時に建てられたもの。
門を入ると…
燃えるような紅葉!
なのにあまり人がいない!
というか、全然いません。
静か〜。
こちらが本堂です。
けっこう広いのですが
だーれもおらず。。。
平日でしたが、11月下旬の京都なのに
こんな場所もあるのね!
と再発見したのです。
本堂にお詣りして見上げると
「四海唱導」と掲げられています。
全世界(四海)に法華経の教えを唱えて導く
という意味で、妙顕寺の通称として
通用していたんでしょうね。
本堂の右側には
日蓮、日朗、日像の像を祀る
三菩薩堂があります。
日蓮上人の髭題目の石碑も!
本堂の裏に庫裡があり
ここで受付して拝観へ。
写真は本堂西側です。
受付に御朱印帳を預けて中へ。
特別拝観をしてなかったからか
料金は志納となっていました。
龍華飛翔の庭にも紅葉!
なのにやっぱり誰もいません!
庭から見える門は勅使門。
後醍醐天皇より
法華経布教の勅使を賜っているので
大門にも掲げられていたとおり
勅願寺なのです。
これは庭の外から撮ったもの。
さて、庭に戻って。
右奥に見えるのが本堂ですが
この時は中に入れませんでした。
特別拝観している時は入れるのかな?
今年の「京の冬の旅」でも
公開していましたね。
このほかに孟宗竹の庭や
光琳曲水の庭がありますが
この時は拝観できませんでした。
今年は琳派400年記念で
尾形光琳の襖絵がある
ゆかりの寺として
賑わっているのかも?
庭を独り占めしていられたのも
つかの間だったのかと思うと
貴重な時間でした:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
御首題、いただきました!
ぼけーっと庭を眺めていたら
若いお坊さんが書き上げた御首題を
持って来てくださいました!
日像上人が極められたという
波乗りの御首題!!
左右には四海唱導が!!!
カッコいい字だわー!
左下のくるくるがお気に入り♪
さて次も
日蓮宗十六本山のひとつへ。
続きます♪