晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

鳴き龍を求めて・相国寺



禅寺に必ずいるという龍の絵。

妙心寺南禅寺などで見ましたが

京都五山第二位の相国寺

春の特別拝観をしている

ということで行ってみました♪

同志社大学の北側にあります。

ちゃりんこで通り抜けたことは

何回かあるけど拝観は初めてだな。










永徳2年(1382)足利義満

花の御所の隣接地に禅宗伽藍を

建立することを発願します。

竣工したのは明徳3年(1392)。









この奥にあるのが龍のいる法堂。

開山は夢窓疎石

五山文学の中心地として栄えました。









たびたび火災に見舞われ

完成から2年後の応永元年(1394)

に全焼したのち

応永32年(1425)に再度全焼。

応仁の乱で細川方の陣地となり焼失。

天文18年(1549)天文の乱で全焼。

復興が始められたのは

天正12年(1582)のこと。

現在の法堂は慶長10年(1605)

豊臣秀頼の寄進により

再建されたものです。









その後も元和6年(1620)に火災があり

天明8年(1788)の天明の大火で

法堂以外の堂宇を焼失。

現存の大部分は19世紀始めの再建です。









火災続きではあったけども

結果、日本にある法堂では

最古のものとなったこの法堂の

天井に龍がいます。

ある場所で手を叩くと

鳴いているように聞こえるそうですが

うーむ、よくわからなかった(><;)

気になる方は実際に試してみてください。

絵は狩野光信のものです。









開山堂に入ってみました。

こちら本殿の前庭。

夢窓疎石を祀るお堂で

文化4年(1807)に桃園天皇の皇后で

恭礼門院の御殿を下賜されたもの。









お釈迦さまの誕生日4月8日が

近かったので甘茶をかける

釈迦像もありました。

なごめるお庭です。









禅宗寺院に必ずある浴室。

慶長4年(1596)の再建で

蒸気浴をしながら湯をかけて入浴したそう。

禅寺では入浴も修行のひとつ

だったそうですね!









御朱印いただきました!









無畏堂と書かれています。

開山堂のことでしょうか?

それとも法堂のこと??

ちなみに、承天閣美術館のほうでは

ご本尊の釈迦如来

御朱印がいただけるようです。

特別拝観中でなくてももらえるのかしら?









ここで一休み。

ここへきたら必ず寄りたくなるのが


濃厚なニューヨークチーズケーキが

ワタクシを呼んでいる〜( ´艸`)

と勝手に解釈して入ります(;^_^A









この日はダークチェリーの

チーズケーキにしてみました。

ミントティーと共に。

他にも気になるチーズケーキが

たくさんありますo(^▽^)o

チーズケーキ好きには

たまらないカフェなのですо(ж>▽<)y ☆