天龍寺
暦応2年(1339)、
後醍醐天皇の菩提を弔うため、
もともとは嵯峨天皇の皇后が
開設した壇林寺で、廃絶したあとは
後嵯峨上皇が仙洞御所を造営し、
さらに亀山上皇が仮の御所を営んだ場所。
後醍醐天皇は幼少期をここで過ごしたそう。
天龍寺船による中国・元との貿易をし、
1343年に七塔伽藍がほぼ完成。
延文元年(1356)を始め、
8回の大火に見舞われました。
特に応仁の乱による被害は大きく、
寄進を受けるまで復興できなかった。
その後は順調に復興するが
文化12年(1815)火災に遭い、
再建途中の元治元年(1864)の
蛤御門の変で長州軍の陣営となり
兵火のため再び伽藍を失うことに。
明治32年に法堂、大方丈、庫裡、
大正13年には小方丈(書院)が再建。
昭和9年に多法殿が完成されて現在に至ります。
方丈から菖源池を望んで。
今回は紅葉美しい季節なので
庭園のみの拝観にしました。
堂内と庭園、両方行くと
1000円もかかっちゃうしね…。(´д`lll)
多宝殿の近くは
こんなにも紅の世界!
赤すぎて眩しい…
望京の丘という少し小高い
ところからは天龍寺と
嵐山の町並みが見渡せます。
眺めイイ(*^ー^)ノ!
なのに、ナゼか雨が降ってきて
空の色がよろしくないな…(・_・;)
望京の丘を降りた所の東屋で雨宿り。
竹林も見えます。
菖源池の裏の拝観道には
苔むした道もありました。
苔にモミジが落ちて、
まるで模様のようにも見える。
紅葉の絨毯やわ〜:*:・( ̄∀ ̄)・:*: