江戸時代の筆塚が残る筆の寺 京都・東福寺正覚庵
東福寺まで来たので
まだ御朱印を拝受していない
塔頭にチャレンジしてみました。
すぐ左側にある正覚庵。
通称・筆の寺といわれるお寺です。
お庭で有名な光明院の北側にあるわけですが
とても入りにくく…いつも通過ばかり。
ところが最近になって「朱印」の看板が
出始めたらしいのです!
ということで入ってみます。
正応3年(1290)奥州伊達家四代の
伊達政依が創建しました。
慶長年間に伏見城の旧殿を移築して再興。
明治16年(1883)伽藍が大破したために
現在地に移転して統合されます。
昭和48年(1973)本堂を再建し
その後に書院、庫裡、威徳堂、山門を
建て替えて現在に至ります。
中に入ると庭?
右側には威徳堂があり
これが本堂なのかと思ったら
祀っているのは天神さんだとか。
よく見てみると銅鑼ではなく
鈴を鳴らしてお参りするみたい。
やはりここは神様のようで。
本堂はどこなのか? 本尊は…?
よくわかりませんでした。。。
正面にあるのが江戸時代建立の筆塚。
天神さんをお祀りしていることから
昭和23年(1948)に筆供養が始まったそう。
筆供養は毎年11月23日。
茶席やそば席も設けられるのだそうですよ。
御朱印に書かれるのは「威徳堂」。
天神さんを祀っているんですよね?
ここが本堂扱いなのか…?
お寺扱いなのか、神社扱いなのか…
お寺と神社で御朱印帳を
分けておられる方にとっては
悩ましいところですよね。
そして挟み紙がナゼか鳥獣戯画!
これは可愛いのでとっておこう♡
御朱印まとめ
拝受場所/庫裡
★「威徳堂」
以上、正覚庵でした。