尼門跡寺院の美しき椿と哲学の道の桜 京都・霊鑑寺
3月25日〜4月9日まで
春の特別公開をしている
霊鑑寺へ行ってきました。
臨済宗南禅寺派の寺院です。
市バス「真如堂前」「宮ノ前町」
「上宮ノ前町」から徒歩7〜10分。
ゆるゆる歩いても約30分くらいで到着します。
4年ぶりの拝観でなんとなく懐かしい〜。
由緒など過去の参拝記録はこちら
★「如意輪観音」
庭も美しいツバキの寺・霊鑑寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
まずは御朱印帳を預けるのですが
御朱印受付の前の椿に圧倒された〜!
散り椿がこんなにきれいに
咲いているのを見たのは初めて。
尼門跡寺院だけあって
しつらえが美しくて優雅なんです♡
自然のものから人工的なものまで
すべてにおいて美しい!
庭にはいってすぐのところにあるのが
この日の一番の見所、日光(じっこう)椿。
ちょっと珍しい形の椿なんですね。
くらくらするほどの鮮やかな赤に
目を奪われしばし呆然。。。
苔庭も相変わらずきれいですが
今回はやっぱり椿がメインです。
階段を上がったところにあるのが
本尊・如意輪観音を祀る本堂。
遠目からは見にくかったのですが
小さめの仏像でした。
本堂の裏側の庭を通ってまた降りてきました。
4年前は「京の冬の旅」で公開されていて
3月上旬だったので上段のほうが
椿が咲いていたイメージですが
この時は上段はもう終わりかけな感じでした。
だから写真も撮ってなかった^^;
でもこの手水鉢?はきれいなので目に留まりました。
でも手を洗う気にはなれない…
きれいすぎて触れないわ〜^^;
靴を脱いで書院に入ります。
後西天皇の旧殿を移築した貞享3年(1686)の建物。
絵カルタや御所人形が飾られていました。
狩野永徳の襖絵も本物が見られます。
尼門跡の閉ざされた環境なので
保存状態がとてもよいです。
落ちていた椿さんにもご協力いただき
御朱印フォトも美しく仕上げました。
インスタで3日前に行かれた方の投稿で
四種類拝受しているので
「四種類ですよね?」と聞くと
「今は三種類です」とのこと。
ちなみにワタクシが拝受していないのは
「観世音」という御朱印。
こちらは書く人が決まっているらしいです。
サンプルは出ていませんので指定しないと
本尊のみ出てくるタイプです。
椿の印は今年から始まったようです。
おそらく9日の拝観日までの限定印。
通常の御朱印は拝観期間外でも拝受できます。
ちなみに御朱印フォト真ん中の「鹿ヶ谷妙見宮」は
洛陽十二支妙見めぐり(詳細は下記リンク)の御朱印です。
銀の菊紋とはありがたい…!
しかも生まれ年の卯年の妙見さんなのでさらに嬉しいのに
どこに祀られているかわからなかった…。。。
さて、哲学の道を歩いてきたので
桜の開花状況もお伝えします。
木によってはこれくらい咲いているのも。
一本だけ満開の桜があり
人が群がっていましたがよく見ると
これは川沿いに植えてあるものではなく
個人宅から横に伸びてる木なのでした。
週末の雨が心配ですが…
もう少し桜を楽しめそうです。
哲学の道の南端は日当りが悪いのか
まだまだ莟のほうが多かったです。
実はこの3日前にも来ていたのですが
その時は全く咲いてなかったので
だいぶんいい感じになってきました。
(平成29年4月5日撮影)
オマケ。
後ろ姿の醸し出す哀愁に惹かれました(笑)
御朱印まとめ
拝受場所/御朱印受付
★本尊「如意輪観世音」
★左「日光椿」 ★右・洛陽十二支妙見めぐり・卯「鹿ヶ谷妙見宮」
拝受期間/特別拝観中のみ
過去にいただいた御朱印
以上、霊鑑寺でした。