禅寺体験ことはじめ開催中 京都・圓徳院
高台寺の次はお決まりのコース、圓徳院へ。
約4年ぶりに拝観します。
過去の参拝記録はこちら
ねねゆかりのお寺・高台寺&圓徳院 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
秀吉の妻で北政所(ねね)の終焉の地。
北政所が亡くなったあとの寛永9年(1632)
甥の木下利房が北政所が住んでいた館を
木下家の菩提寺として創建。
高台寺の塔頭となりました。
拝観受付で書き置きの御朱印をいただき中へ。
唐門から入りまずは方丈南側のお庭を観賞。
散り始めだけど梅がいい感じ。
方丈には本尊・釈迦如来があるはずですが
襖が閉められ拝めませんでした。
方丈では気軽に禅寺の修行に触れられるイベント
「禅寺体験ことはじめ」が開催されていました。
座禅や写経、写仏が無料で体験できます。
詳しくはこちら
ワタクシも禅寺体験に挑戦。
三面大黒天の御朱印を拝受したので
以前から興味はあったものの
また未体験だった写仏に挑戦。
写仏の用紙は全身と上半身の二種類ありましたが
こちらの全身をセレクト。
初めてなのにいきなり難しいほうにしてしまった…。
衣の柄とか細かいことろが難しくて…><
けっこう端折ってしまいましたがなんとか完成。
気がついたらたくさんいた人がいなくなり
ワタクシひとりになってた…!
これは記念に持ち帰ってもいいそうですが
ワタクシは納めさせていただきました。
次は本腰入れて(?)またチャレンジしたいです。
長谷川等伯のデジタル複製版障壁画。
桐の紋が入った襖に描かれた珍しいもの。
描きたかったのに住職から許可が得られず
住職不在の時に一気に描き上げた、とか。
え、無許可でこれ描いたってこと??
今となっては笑い話?なのかもだけど…
当時はどうだったのかな^^;
方丈の裏から渡り廊下を通って北書院へ。
国指定名勝の北庭は伏見城から移築したもの。
桃山時代の原型をとどめた庭に
小堀遠州が手を加えているそうです。
別料金になりますが庭を見ながらお茶もできます。
ここは秋がいいんでしょうね〜。
前回も春だったので次は秋に来たいな。
この景色を背にしながら出ると
京洛市「ねね」というショッピングエリアに到着。
最後にお買い物とはうまくできてるなあ!
圓徳院は渡り廊下を通っていくので
迷路のようなアミューズメント施設のような
複雑だけど面白い造りになってます。
有料ゾーンを出たところに三面大黒天があります。
福徳信仰の象徴として秀吉が念持仏にしていた
という小さな尊像が祀られています。
大黒天、毘沙門天、弁財天の
三つの顔を持つ仏さま。
一回拝むだけで三つの効き目があるとか。
大名になる前から秀吉が信仰していた
というから出世のご利益もあるでしょう。
御朱印は以前とは変わっていて
三面大黒天の御姿入りになっていました。
「安寧」社会が穏やかで平和なこと。
いつの時代も平和であることを願います。
ちなみに御朱印は書き置きのみ。
以前は墨書きもあったようですが
今は書き置きのみだそうです。
「禅寺体験ことはじめ」開催期間の
3月3日〜5月7日は
日没後ライトアップもされています。
高台寺と合わせて夜も楽しめる寺院です。
御朱印まとめ
拝受場所/拝観受付
★「安寧」(別紙)
以前いただいた御朱印
★「福寿」
以上、圓徳院でした。