晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

ご神体が駒形(馬の首の彫刻) 京都・綾戸國中神社

 

 

 

多忙のため御朱印めぐりには

 

行けてなかったのですが

 

近くへ行く用事があったので

 

ついでに初めて行く神社へ参拝。

 

 

 

 

 

 

 

新幹線の高架のすぐ近くにある

 

京都市南区久世の綾戸國中神社。

 

あやとくなかじんじゃ、と読みます。

 

元は綾戸宮と國中宮の二社でしたが

 

合祀されて左に綾戸宮、

 

右に國中宮が鎮座されています。

 

両社とも歴史は古く

 

綾戸宮は継体天皇15年(521)に

 

大堰川(桂川)にて行なう

 

儀式での祓い神として

 

大井社という名で創建。

 

祭神は大綾津日神、大直日神、神直日神。

 

天暦9年(965)綾戸社に改称されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは拝殿です。

 

さて、國中宮の歴史ですが

 

このあたりがまだ湖だったころ

 

素戔嗚尊が天から舞い降りて

 

水を流し土地を開いて平野とし

 

その國の中心に愛馬の頭を彫刻した

 

「符」を置いていったのです。

 

この「符」が國中宮のご神体で

 

駒形といわれています。

 

ご神体って鏡や剣などが多いですが

 

駒形がご神体なのは唯一なのだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拝殿に掲げられた額は

 

右に「國中宮」左に「綾戸宮」。

 

これは後冷泉天皇の宸筆を

 

元に作られたのだそうです。

 

そしてこの神社は八坂神社とも

 

深い関係があるんです。

 

祇園祭で御神輿を先導するのは

 

この神社の久世駒形稚児。

 

それは八坂神社が素戔嗚尊

 

和御魂(にぎみたま)を祀り

 

國中宮が荒御魂を祀っているから。

 

駒形を模した木彫りの馬を

 

胸にさげた駒形稚児は

 

神そのものとされるのです。

 

祇園祭では皇族であっても

 

八坂神社境内では下馬を

 

しなければならないのですが

 

駒形稚児は騎馬のまま

 

一歩も地を踏む事なく

 

祭典に臨むのだそうです\(゜□゜)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境内はそんなに広くないので

 

すぐに見終わり、社務所を探します。

 

拝殿の横の建物に

 

御用の方は社務所へって

 

書いてあるのですが

 

境内をぐるぐる回ってみても

 

社務所らしき建物が見つからず。

 

もう一度戻ってみ見てみると

 

新幹線の西側薬局の隣って

 

小さい字で書いてあった( ̄□ ̄;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書いてあったとおり

 

社務所に入ってみると

 

隣の薬局と繋がってました。

 

いらっしゃいませって

 

言われてビックリ(;^_^A

 

この神社はご神体が駒形である

 

ことのほか

 

新幹線開通のために移転をした

 

ということも

 

全国唯一なのだとか。

 

社務所と薬局が一体化している神社も

 

ワタクシが知る限りでは

 

唯一ではないかと…(^_^;)

 

なにかと“唯一”が多い

 

神社なのでした(^o^;)