読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

聖徳太子の誕生所であり二面石がある 奈良・橘寺

 

岡寺から自転車で約10分。

ここからは下り坂なので楽チン♪

すぐに到着したのは橘寺。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114145652j:plain

逆光で読みにくいですが…

畑の真ん中に「聖徳皇太子御誕生所」の石碑が建っています。

聖徳太子は橘寺の近くで誕生したとされています。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114145912j:plain

橘寺の西門、拝観受付まできました。

門前に駐車場、駐輪場があります。

高市郡明日香村橘にある天台宗の寺院で

正式名称は「仏頭山上宮皇院 橘寺」。

聖徳太子が生まれた時、ここには橘の宮という

欽明天皇の別宮があったそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114153410j:plain

聖徳太子欽明天皇の第四皇子・橘豊日命(後の用明天皇)と

穴穂部間人皇女を父母として572年に誕生しました。

寺伝では推古天皇14年(606)勅願により

聖徳太子がこの地にお寺を建てたのが始まりですが

史実では創建年代不明とのこと。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114154720j:plain

西門を入って右側は本堂、左側が観音堂です。

本堂への入口はぐるっとまわらないといけないので

本来なら東側の入口が正面ということになるのでしょう。

創建のいわれで面白いエピソードがあります。

推古天皇の勅命により聖徳太子勝鬘経を三日間唱えます。

すると大きな蓮の花が庭に1メートルも降り積もり

南の山に千の仏頭が現れて光明を放ち

太子の冠から日月星の光が輝き不思議な出来事が起こったそうで。

天皇は驚いてこの地にお寺を建てるように

太子に命じたというのが創建の始まり。

だから正式名称に仏頭とか入ってるんですね〜。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114155553j:plain

元治元年(1868)建立の本堂に上がってお参りできます。

左側に納経所がありました。

本尊が聖徳太子ということで太子35歳の像を拝めますが

遠すぎてよく見えない…><

太子16歳の像もありましたがこちらのほうが近くで見れました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114162821j:plain

本堂前には太子の愛馬・黒駒の像もありました。

橘の寺紋が輝いてる〜!

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114155851j:plain

お向かいの観音堂へ。

如意輪観音座像が祀られています。

上がってお参りできますが、上がってみてびっくり。

その大きさにも、表情も、すごく良かった!

なんだか居心地のいい空間でぼんやりしてしまいました。

本堂よりよっぽどよかったなあ。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114160509j:plain

観音堂から東のほうへ進むと

聖徳太子勝鬘経を唱えた時に放った日月星の三光石と

太子が作ったと伝えられる阿字池がありました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114160908j:plain

こちらが東門で正門ですが階段があるため

ほとんどの人が西側から出入りしているみたい。

いつも裏口から侵入していますが

今回は裏口でも間違い?ではなかったみたい。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114161028j:plain

聖倉殿という収蔵庫は春と秋のみ公開。

ちょうど公開されている時だったので入ってみました。

秋の公開は11月6日までだったので

次は桜の咲く頃になるんじゃないかと思います。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114161928j:plain

向かいには往生院という念仏写経道場があります。

ここの天井画をぜひ見て行きなさいと

書いてあったので入って拝見。

本尊は阿弥陀三尊で華の天井画は

浄土の様子を描いているのだとか。

めぐり疲れた時に座ってゆっくりできる場所です。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114162243j:plain

放生池を通りすぎ本堂の南側にまわると

なんとも不思議な二面石という石があります。

これは飛鳥時代の石造物のひとつで

人の心の善と悪を表したものなのだとか。

ちなみにこちらは悪の様相。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114162530j:plain

こちらは善の顔。

うーん、どうかなあ?

なんか♡型にも見えたりして…。

飛鳥には他にも亀石とか石舞台古墳もそうだし

石造物がたくさんありますよね。

次来た時は石舞台古墳には行ってみたいなあ。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114163020j:plain

本堂前の橘の木とともに御朱印いただきました!

サンプルは二種類出ていましたが

新西国の札所なので御詠歌もあるはず。

御詠歌マニアさんは聞いたら書いてくれるかもしれません。

太子御遺跡の御朱印に注目!

中央にはあの二面石の印が押されています。

太子御遺跡めぐりの御朱印って面白いなあ。

ちゃんとめぐってみようかなあ。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114163245j:plain

休憩所の隣から川原寺跡を臨む。

川原寺があったところには弘福寺があり

こちらの御朱印もいただけるそうですが

今回はここでタイムオーバー。

 

ところで、橘寺でもオリジナル御朱印帳がありました。

橘の寺紋の織りが入った御朱印帳ですが

寺名は入っていませんでした。

オリジナルではない桜柄や紅葉柄なども

1200円で置いてありました。

飛鳥ではあまり御朱印帳を見かけませんでしたが

飛鳥で御朱印帳が欲しい!と思ったら

岡寺か橘寺がいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/本堂横の納経所

f:id:yumimi-kyoto:20161114164236j:plain

★新西国第十番「霊信殿」

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161114164514j:plain

聖徳太子御遺跡第八番「太子誕生所」

 

 

 

 

以上、橘寺でした。