みたらし祭と白い御朱印帳 京都・下鴨神社
7月30日は土用の丑の日でした。
土用の丑といえばウナギを食べること
ぐらいしか思いつかなかったのですが
平安時代は罪やけがれを払う日でもあったそうです。
けがれの払い方はいろいろありますが
そのひとつに「足つけ神事」があります。
下鴨神社では糺ノ森を流れる御手洗川の源流である
御手洗池に膝まで足をつけて無病息災を祈る
みたらし祭が毎年この時期におこなわれます。
今年は7月23〜31日まででした。
最終日の31日、足をつけに行ってきました♪
鳥居の赤がまぶしい〜!
ご祭神は本殿右に玉依姫命(たまよりひめのみこと)
祖神様を祀っているからなんですねえ。
神武天皇の時代、御蔭山に祭神が降臨し
記録があるのでそのころの創建なのではといわれる古社です。
楼門にもみたらし祭の看板がかかっています。
足つけ神事はいつから始まったのかわかりませんが
数年前は土用の丑の前後5日間だった記憶が。
最近は人気で混むようになったから?
期間が長くなったんでしょうか。
ここからまずは本殿におまいりして授与所へ。
そして靴をぬいで献灯料300円を納め、御手洗池へと向かいます。
池の水がつ、つ、つめたーい!!
これに膝までつかるなんて結構な苦行?です。
週末は夜22時まで可能ということで
夜の方が人気らしいですが夜だと寒いかも?
この季節でも太陽を暖かいと感じるくらいきーんと冷えた水。
ケガレもしっかり払ってくれそうです。
写真にようにロウソクに火をつけて献灯しに行きます。
プールと間違えてる子がひとり…。
こんなに冷たいのに肩までつかりキャッキャと大喜びの娘っ子。
子供に人気と聞いていたけれどこんなに喜んでる子は
うちの娘っ子ぐらいでしたよ。。。
次第にエスカレートしてロウソクを持った人に
水をかけたりし始めたので強制連行しました。
池にはたくさんの人が!
でもこれは空いているほうなんですって。
夜はもっと混んでいて待ち時間もあるとか。
週末だったら午前中に行くのがいいかもしれません。
そういえばひな祭りの時にここにお雛様を流したのですがその時は大行列でした。
川から上がったらご神水をいただき
祈願する人は足型に祈願文を書いて御手洗社に納めます(初穂料別途200円)。
このあたりは着替えさせたりバタバタで写真を撮る余裕がなく…。
御手洗池から取れた黒い小石は鴨の神石といって
かんむし封じとして信仰されているそうで祭の期間中のみ授与されます。
うちも子供のかんむし封じとしてお守りにしています。
糺ノ森の参道には屋台がたくさん出ているのでお昼ご飯を食べて帰りました。
足をつける前に寄った授与所で白い御朱印帳ゲット。
下鴨神社の御朱印帳は紺に双葉葵の金の型押しがシンプルなものと
昨年リリースされて話題になった式年遷宮限定のピンクの御朱印帳。
今年は昨年と同じデザインで白が出ていました。
ビニールカバー付きなので汚れも気になりませんね♪
ピンクバージョンも式年遷宮の文字はありませんが授与されていました。
ちなみに御朱印は文字はすでに書かれていて
印と日付だけ目の前で書き押しされていましたが
今までいただいた中で一番きれいな字でした。
やっぱり時間がある時に書いていただいたもののほうがいいな。
…と思う今日この頃。
御朱印まとめ
拝受場所/本殿前の授与所
★御朱印帳(大サイズ18×12cm、布製)ビニールカバー、御朱印付きで1500円
御蔭祭の切芝神事にて神馬幄(しんめあく)に用いられる
五色鈍子幔(ごしきごんすまん)という幕の生地を模している。
神紋の双葉葵、菊の御紋、藤の文様がデザインされている。
中面の和紙は鳥の子紙。
★「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」
以前いただいた御朱印
以上、下鴨神社でした。