3〜4mの九体の仏像に圧倒された三月堂(東大寺その7)
6月に行った東大寺の
御朱印レポの続きです♪
東大寺に現存する建物の中で
最古の建物である三月堂。
三月に法華会が開かれた
ことにちなんで法華堂、三月堂
と呼ばれています。
寺伝では東大寺創建以前からあった
金鐘寺(きんしょうじ)の遺構
とされています。
『東大寺要録』によると
天平5年(733)の創建だそう。
大仏造顕の詔が発せられたのが
天平15年(743)なので
古い歴史のある場所なのですね。
受付で拝観料500円を払って
御朱印帳を預けて靴を脱ぎ
入るといきなり仏像ワールド!
パンフレットの表紙にもなっている
不空羂索観音を中心に
前には阿形と吽形の金剛力士
四隅には四天王
そして後ろに秘仏の執金剛神と
10体の仏像が配置されています。
何よりもその大きさにビックリ!
ご本尊の不空羂索観音は3.62m
小さくても3mはあるので
空間が狭く感じるほどの大きさ。
すべて奈良時代の仏像で
これだけ残っているなんて!!
やはり東大寺は凄すぎる…(@_@)
修学旅行生が去った直後だったので
最後にして最高の仏像ワールドを
じっくりと堪能いたしました。
ちなみに秘仏の執金剛神とは
仏教を守る天部の神様。
12月16日のみ御開帳されます。
なぜこれだけ秘仏なんだろう??
他は乾漆像(麻布を漆で塗り固めた)
だけどこの像だけ
塑像(粘土で造られた)だから?
もっと信仰的な意味なのか…
12月16日に行って確かめたいな♪
御朱印いただきました!
2種類サンプルが出ていました。
まずはご本尊の「不空羂索観音」。
もうひとつ、いただきました!
法華堂をあらわす「法華」。
ひとつ前の横の写真で
わかったかもしれませんが
奈良時代創建の正堂と
鎌倉時代に再興された礼堂の
異なった建築様式を
調和させているのも特徴。
なんとなく、ふたつの建物が
ひとつになった感じがしますね。
さて、次は南にある
東大寺の鎮守社へ。
続きます♪