晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

秋のプチ御朱印オトメ部会・三鈷寺編






ランチをした「よしみねの里」から

少し戻ってこの看板を発見。

こんな道、誰が通るの?

と言ってしまったけど

そんな道を行きます(*´Д`)=з








最初は階段がありますが

途中で急になくなって

獣道みたいに…。(´д`lll) 

でもこの先に眺望の良い

お寺があるんです!!







やっと舗装されたところに出て

この案内石碑がありました!

三鈷寺の縁起は、

承保元年(1074)善峯寺を開いた

源算上人が草庵をつくり

北尾往生院としたのが始まり。








健保元年(1213)西山上人が入寺され

三鈷寺という名に改められました。

宝治元年(1247)西山上人が入滅され

こちらに葬られています。









やっと本堂に着きました!

あの看板には10分とあったけど

山道なのでもっとかかった気がする(;^_^A

そしてこのお堂の前には…







京都盆地が一望!!

京都タワーも見えます。

ひゃー、達成感はんぱないです。

まるで修行かのような

登りだったので(^▽^;)








帰りに知ったけれど

実はこちらが正門!?

善峯寺の北門から来ると

この門から入ることになります。

北門からは舗装道を1分。

山道から登ると門がなくて

いきなりお堂だったので

こちらが正門ということでしょう。

来られる方も、北門からのほうが

多いようでした。

そりゃ、あの山道は行かないよね。

北門に気づかなかった私たちは

2回も上り下りしたのでした(((( ;°Д°))))








御朱印いただきました!






まずはご本尊のもの。

洛西観音霊場の五番です。

観音さまは秘仏なのか

中を見ることはできませんでした。








ふたつめ、いただきました!








西山国師霊場めぐりという

割とマニアックな巡礼の十二番。

西山国師のお墓のことで

「華臺廟」と書かれています。








ご詠歌もいただきました!








つきもひも
入りにし山の
三鈷寺に
弥陀のむかえの
むらさきのくも

洛西観音霊場のご詠歌もあるみたいですが

右上の印が違うだけで

歌の内容は同じとのこと。

善峯寺は西国と洛西で違ったけど

こちらは同じということで

ご詠歌の仕組み?は

まだよくわかりません…。






紅葉の善峯寺と

隠れ名寺院の三鈷寺の

二寺をめぐり、山を二往復。

歩きまくった一日でした♪