毘沙門堂
今年のJR東海の
ポスターの場所となった
山科の毘沙門堂。
さすがの賑わいで(^^ゞ
狭い参道は人と車でびっしり。
1時間も車が立ち往生する時もあるとか。
そうだ、京都行こうの効果はスゴイネ(°д°;)!
山科駅から徒歩20分くらい登りますが
歩いたほうが絶対早いですヽ(;´ω`)ノ
創建は大宝3年(703)、
文武天皇の勅願で行基によって開基。
当初は御所の北、上京区の
出雲路にあったことから
護法山出雲寺といわれました。
平安時代末期には戦乱で荒廃したものの、
鎌倉時代初期に3つの寺院を合併して再建。
再び荒廃したのち、
寛文5年(1665)、現在地に再建。
以後、門跡寺院となりました。
人をかき分け、かき分け、
本堂の中へ。
こちらは本堂内の晩翠園。
色づきはもう少しですね。
お前立という勇壮な像が
本尊さまをお守りしています。
このお前立の像、
きゃっこよかったっо(ж>▽<)y ☆!
ご本尊さまはというと
333年に1回のご開帳。
ちなみに13年前に開帳されているらしいから
あと320年後には…。(;°皿°)
ちなみにご本尊さま、
二寸二分ということで
7センチ弱くらいか…(°д°;)
ちっさ!
こんなお話を住持さんがしてくださいます。
ゆっくり聞きたいのだけど
次から次へと人波に押され…(´□`。)
こちらのもうひとつの見所が
動く襖絵といわれる
宸殿の襖絵。
百十六面の襖絵は
狩野探幽の養子、
狩野益信の作。
どの角度から見ても
鑑賞者中心になるという逆遠近法。
見る人が動きながら見るんだけど
高度すぎてわからないものあり…o(TωT )
霊殿に書かれた天井龍も
見る角度によって眼の向きや
表情が変わるのです。
なかなか勇壮なお姿で(〃∇〃)!
ひときわ紅く色づいていたのが
高台弁才天の周囲。
これは豊臣秀吉の大政所、
高台尼公が大阪城内で
祀っていたものを
庶民福楽を願って移されたもの。
ここだけ燦々と太陽が当たっていたからか
わざとらしいくらいの赤さでしたヽ(゜▽、゜)ノ
毘沙門堂の紅葉は、
上から眺めるのが美しいそうで
門の隙間からのぞいてみました。
ちなみに、ポスターのロケ地は
こちらの勅使坂。
今年は色づき悪いなーと
(11月27日現在)
思ったけど、公式ホームページの
「紅葉だより」を見たところ
30日から急に色づいてました!
これだとポスターのに近いけどねーo(^-^)o
「敷モミジは例年にない多くの人に踏みしめられて難しいようです」
とのこと。
昨日の段階で「あと2、3日」ってことだったので
見頃もあと少しですねー(^_^)v♪