晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

ビルの片隅に佇むお宮 京都・火除天満宮

 

ブログを書く時間がなかなか取れず…><

間が空いてしまいましたが

3月末の御朱印めぐりの続きです。

 

 

 

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高島屋の近くのビル前にある石碑。

ここに神社があって御朱印があるという

情報も得ていたのですが

いつでも行けるし〜的な感じで行きそびれていました。

 

 

 

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京都市下京区に鎮座。

四条寺町を下がったところにあります。

天正7年(1579)九州での兵乱を避けるため

一人の老神官が大宰府から菅原道真公の像を背負って入洛。

六条通周辺に祀ったのが始まりだそうです。

 

 

 

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天正15年(1587)烏丸二条の地に大雲院が創建される際に

鎮守社として迎えられました。

駒札では慶長2年(1597)に現在地に創建となっていますが

大雲院が秀吉の都市計画によって天正18年(1590)頃に

四条寺町に移転していますので

そのあとに鎮守社も移転、創建したということでしょうね。

 

 

 

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埋もれてて読みにくいけど…><!

大雲院について説明されています。

現在の大雲院は八坂神社の近くにあります。

祇園閣ともいわれる塔があって

目立つ場所なのにあまり公開されないという。

一回だけ行ったことがありますが

けっこう強烈な印象が残っています。

鎮守社だけ残されてしまい

今はビルの片隅にあるわけですね。

 

 

 

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社名の火除天満宮とは

元治元年(1864)の蛤御門の変では

この一帯だけが奇跡的に類焼を逃れたそうで。

それ以降も火難から救われたということで

火除の神として信仰を集めるようになったそうです。

 

 

 

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ビルの横の細道を入っていく感じですが

ちゃんと手水もありました。

天満宮の梅紋も入ってるし!

 

 

 

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ビルに追いやられているように見えますが

ちゃんと整備されたお宮さんでした。

 

 

 

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奥へ進むと、天満宮二十五社第九番の石碑。

 

 

 

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なで牛さんもおられました〜!

 

 

 

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まっすぐ奥へ進んで左側に拝殿が!

おお〜、こんなところにと言っちゃ失礼ですが

すごく立派な社殿で驚き!

ビルの谷間の隠れた癒しスポットですね。

 

 

 

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拝殿から失礼して本殿を覗くと

狛犬さんも鎮座されています。

 

 

 

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摂末社あり、絵馬もあり…

で、授与所は?と覗くと…

 

 

 

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ご用の方は岡本まで、と書かれていました。

通りを挟んだ向かいにある岡本鏡店へ。

 

 

 

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無事に御朱印いただきました。

店舗で御朱印をいただいたのは初めてかな?

地方では無住のお寺さんなどでよくあるとか。

全てハンコですがいただけるだけで有難い!!

 

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/岡本鏡店さん

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★「火除天満宮

 

 

 

以上、火除天満宮でした。