第51回 京の冬の旅 限定御朱印も 京都・西福寺
建仁寺の山内を出て南へ徒歩5分くらい。
六道の辻の石碑の隣に西福寺はあります。
六道珍皇寺へ向かう道筋の途中にあり
何度も通り過ぎていたのですが入ったことはなかったです。
毎年、六道まいりの8月7〜10日は
内部公開されているそうですが
六道まいりは時期的に行けないので
ここに入れるとは知りませんでした。
西福寺は浄土宗の寺院で山号は桂光山。
地蔵堂を建立して自作の地蔵尊を
祀ったことに始まるそうです。
ここは鳥辺野の墓地への入口にあたり
昔は6つのお堂があったそうですが
現在は3つが残っているのだそう。
入って右側の上に掲げられた由緒書き。
ここが創建された頃に皇后となった
檀林皇后がしばしば参拝に来られたそうで
今回は毎年六道まいりの時に公開されている
「檀林皇后九相図」が特別公開されています。
これがまた衝撃的な絵で…><
檀林皇后の生前の姿から肉体が朽ち果てて
土に還るまでの姿を九つの段階に分けて描いたもの。
美しい姿だったのが病に伏せられ
死後直後はガスが貯まってパンパンに。。。
その後の詳細は控えさせていただきます…
美しい檀林皇后の像も拝んで思うことは人の世の儚さ。。
このほか「地獄絵図」や「洛中洛外図屏風」も展示されていました。
入ってすぐに目に付いたのは不動明王像。
ご本尊は阿弥陀如来で堂内中央に鎮座。
お堂が小さい割には大きく
煌びやかな装飾、天井画も美しかったです。
ところで肝心の子育て地蔵を拝むのを
忘れてしまったみたいです><
どこにあったのだろう…?
ちなみに堂内はけっこう狭いのですが
平日なのにたくさんの方でいっぱいでした。
御朱印、まずは通常いただけるもの。
「法王殿」とは本堂のこと。
残念ながらこれは印刷でしたが
通常の時は直筆してくれるのでしょうか?
そしてこちらが「京の冬の旅」公開記念の限定御朱印。
阿弥陀如来のお姿が写真で印刷されたものと
「阿弥陀如来」の墨書きのもの。
墨には金粉を混ぜて書かれているようで
文字がキラキラ光ります。
阿弥陀さまの極楽浄土を表しているんですね。
御朱印まとめ
拝受場所/拝観受付
★本堂「法王殿」
★第51回 京の冬の旅 公開記念限定
授与期間/平成29年1月7日〜3月20日
以上、西福寺でした。