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晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

紅葉の“女人高野” 限定御朱印も登場 奈良・室生寺

奈良の御朱印 限定御朱印

 

ずっと行ってみたかった室生寺

紅葉の見頃に行くことができました。

 

 

 

 

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車窓からも美しい紅葉を眺めながら到着。

宇陀市室生にある室生寺

真言宗室生寺派大本山です。

近鉄室生口大野駅からバスで約15分。

11月27日までは紅葉ライトアップ期間で

奈良交通の臨時バスも運行されています。

駐車場は100台ありますが有料です。

 

 

 

 

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橋本屋旅館の間にある赤い橋を渡って向かいます。

この橋の周辺の紅葉が色付きよくって

写真撮りまくってしまいなかなか辿り着きません^^;

 

 

 

 

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室生寺がある室生山は

大昔の火山活動によって形成された室生火山帯の中心部。

こうした場所は古くから

神々が座す聖地として仰がれていました。

 

 

 

 

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ここにお寺ができたのは奈良時代の末期。

当時の皇太子であった山部親王桓武天皇)の

病気平穏の祈願が興福寺の高僧などによって行なわれ

効果があったことから勅命が出されます。

祈祷をおこなった高僧・賢憬(けんけい)が建立にあたり

亡き後は弟子の修円に引き継がれて

宝亀年間(770〜81)に創建されています。

 

 

 

 

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仁王門に行く途中にある三宝杉。

紅葉がはみ出しています。

 

 

 

 

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紅葉に縁取られた仁王門は近代の再建。

こちらの手前にあるのが最初の納経所です。

室生寺の御朱印は三カ所の納経所で受けられ

それぞれ書いていただけるものが違います。

 

 

 

 

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まずはオリジナル御朱印帳をゲット。

室生寺には二種類の御朱印帳があります。

紺地に五重塔シャクナゲが描かれたものと

写真の室生寺錦を使った大判の御朱印帳

五重塔シャクナゲのほか

寺紋の九目結の紋と葵の紋を配して

織り出された美しい御朱印帳です。

 

 

 

 

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御朱印待ちの時間を利用して仁王門周辺を撮影。

このあたりの紅葉が一番きれいだったなあ。

石碑にかかるグラデーション木がお気に入り。

 

 

 

 

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仁王門を通ってから振り返るの図。

 

 

 

 

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バン字池に写る紅葉。

 

 

 

 

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納経所後ろにある休憩所内から額縁風に。

 

 

 

 

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世にも美しい納経所。

 

 

 

 

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見上げてみてもまた紅葉なり。

 

 

 

 

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そうこうしているうちに御朱印ができあがり

帳面を持って階段を上がっていきます。

振り返ってみると見事なミックス紅葉。

まだ緑の木もありますのでもう少しの期間

紅葉を楽しめますね。

 

 

 

 

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階段を登った正面にあるのが金堂。

清水寺と同じ懸造で造られた平安時代初期の伽藍です。

兵火はもちろん、雷の被害にもあっていない奇跡のお堂。

中には本尊の国宝・釈迦如来を始め

薬師如来地蔵菩薩、文珠菩薩、十一面観音菩薩が並びます。

11月27日まで特別拝観が実施されていますのでぜひ中へ。

 

 

 

 

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本尊のお釈迦さまは赤い衣の色が

まだ少し残っていて優雅な感じ。

元々は三体の仏像のためのお堂だったらしく

二体は後で移動してきたようでちょっと見にくいです。

 

 

 

 

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薬師如来は西国薬師第八番の札所。

 

 

 

 

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元は法相宗でしたが元禄11年(1698)真言宗の寺院となり

女性の入山を禁止していた高野山に対し

“女人高野”と呼ばれるようになりました。

女人高野の象徴ともいえるのが十一面観音。

ふっくら顔が女性らしくちょっと可愛らしい。

お腹を守るように飾りが施された姿から

安産や子宝にもご利益があると信仰されています。

右側の御朱印は大和四寺巡礼の御朱印。

納経所の御朱印リストには出ていませんので注意。

 

 

 

 

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金堂の横にあるお堂は弥勒堂。

鎌倉時代に建立された重要文化財

本尊の弥勒菩薩立像のほか

脇壇に客仏の釈迦如来座像があります。

平安時代作の国宝で白いお釈迦さまは塑像でしょうか。

「よっ!」とでも言いそうな手の上げ方と

表情が独特で印象に残りました。

 

 

 

 

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役行者の像もこの中にありました。

 

 

 

 

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奥へ進むと灌頂堂があります。

こちらも鎌倉時代の建物で、灌頂をおこなうお堂。

真言宗寺院の中心であることから本堂とも呼ばれます。

 

 

 

 

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御朱印に書かれているのは灌頂堂の別称。

どれかひとつ書いて欲しい時はこちらがいいですね。

読み方が書いてあったのにチェックし忘れた…><

 

 

 

 

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灌頂堂の本尊は如意輪観音菩薩像ですが

この時は修復のため長期出張中でした…。

いつまでとは書いておらず。

「如意宝珠」とは、弘法大師が唐にて

恵果より伝授された密教最高の秘宝のことだそう。

 

 

 

 

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室生寺の象徴、五重塔まで来ました。

平安時代初期建立の国宝で高さ16.1m。

屋外に建つ五重塔では最小だそうですが

雷に弱い五重塔平安時代から残っているなんて奇跡的!

…と思ったら平成10年(2010)の台風で損傷し

二年後に修復して落慶されたものでした。

平安時代にしては奇麗すぎると思ったら

そういうことだったのね。

 

 

 

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ライトアップ期間はここまで行けるそうです。

室生寺創建とも関わりがあるという

龍が映し出されるそうです。

見たいけれど無理なワタクシは

ライトアップ期間限定の御朱印をゲット。

ライトアップの時間でなくても拝受できます。

そして特別拝観した人にプレゼントとして

小さいサイズのファイルいただきました。

これが書き置き御朱印を挟むのにピッタリ。

活用させていただきます。

 

 

 

 

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五重の塔を眺めるベストスポット。

でも紅葉はあまりありません。

 

 

 

 

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さて、五重の塔でUターンする人が多い中

奥之院まで行ってみますよー!

 

 

 

 

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「胸突きの石段」といわれる階段を

休み休みしながら登ります。

 

 

 

 

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見上げても清々しい、これ聖地なり。

 

 

 

 

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すごい懸け造の建造物が見えてきました。

これは奥之院にある位牌堂。

 

 

 

 

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はあ〜、ヨロヨロしながらも無事に到着!

左側に見えるのが先程下から見た位牌堂。

割と新しい建造物なのかな。

 

 

 

 

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奥之院の納経所にて御朱印いただきました。

ここでしかいただけない「弘法大師」の御朱印。

 

 

 

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位牌堂の舞台のところで休憩。

奥之院では紅葉が見られるのはここくらい。

 

 

 

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裏へまわると七重石塔があります。

 

 

 

 

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その奥の目立たないところに御影堂があります。

鎌倉時代建立で弘法大師42歳の像を祀っています。

本来はここでお参りすべきなんだろうけど

皆んな位牌堂しかお参りしてないみたい。

扉も閉まっているし、わかりにくいですね。

 

 

 

 

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さて、帰りも慎重に。

角度は急ですが、手すりがあるし

階段も歩きやすいようになってます。

 

 

 

 

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ちょっと小腹がすいてきたので‥

参道で売っていたヨモギ入りの回転焼きをパクリ。

これが美味しかった〜(≧∇≦)

生地はモチモチでボリュームたっぷり。

あんこの甘さが歩き疲れた身体に沁みました。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/仁王門前の納経所

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室生寺錦の御朱印帳(21.1×15.1cm)3240円

 

 

 

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★本堂の別称

 

 

 

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役行者霊跡札所「神変大菩薩」

 

 

 

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★西国薬師霊場第八番「薬師如来

 

 

 

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★大和地蔵十福「如意地蔵尊

 

 

 

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★仏塔古寺霊場第十八番「五秘密菩薩」

 

 

 

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★大和四寺巡礼「開悟佛」

 

 

 

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★紅葉ライトアップ期間限定「青龍」

(青龍の文字は印刷された別紙)

 

 

 

 拝受場所/本堂内

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★「十一面観世音」

 

 

 

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★「如意輪観世音」

 

 

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★神仏霊場「如意宝珠」

 

 

拝受場所/奥之院

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★「弘法大師

 

 

 

以上、室生寺でした。