長谷寺の開基で西国巡礼の開祖を祀る 奈良・法起院
6月に行った長谷寺の塔頭寺院の続き。
西国巡礼を始めた徳道上人が眠る場所です。
長谷寺へ向かう参道の途中にあるこの石碑が目印。
長谷寺の開基である徳道上人がこの地で隠棲し
法起院(ほうきいん)と名付けます。
英岳によって再建され、長谷寺開山堂として現在に至ります。
本堂です。
本尊は徳道上人で自作と伝わる像が祀られています。
本堂の左側には弁財天が祀られています。
ここを奥へ進むと…
徳道上人の御霊廟があります。
周囲には西国霊場の御砂が納められています。
ここのもうひとつの見所は
はがきの木といわれる多羅葉樹という木。
葉の裏に尖ったもので書くと文字が浮かび上がります。
はがきの由来となった木で、願い事を書くと叶うとか。
どこかに書きたいと思ったけれど空いている葉がない…><
上のほうなら空いていたので、背が高い人なら…
もしくは脚立でも持って行くと書けるかも…^^;
長谷寺周辺で他に御朱印があるのを確認したのは
鎮守社の興喜天満神社。
いかにも来てくださいという感じだったので(笑)
行ってみることにしました。
素敵な参道の階段を登って…
本殿に到着。
誰もいませんが…パワーを感じる場所でした。
撫で牛もありました。
しかし後ろの授与所が硬く閉ざされてます…><
ホームページの授与品には御朱印も出ていますので
あるはずなんですが、問題はいつ行くか…。
10月の第三日曜日に大祭が行なわれるとのこと。
通称「初瀬まつり」という大きな祭りなので
この日に合わせて行ける方は御朱印もいただけるかも…しれませんね!
他には長谷山口座神社や白鬚神社などもあります。
このふたつは御朱印を確認していませんのでないのかも。
長谷山口座神社には行ってみましたが
やはり授与所らしきところはなかった…><
奈良の小さい神社はなかなか難しいですね。。。
御朱印まとめ
拝受場所/納経所
★「開山堂」西国三十三所番外札所
★御詠歌
「極楽は よそにはあらじ 我が心 同じ蓮(はちす)の へだてやはある」
以上、法起院でした。