晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

日を限ってお参りすると願いが叶う 奈良・長谷寺能満院

 

6月に行った奈良の長谷寺

お寺の境内の中にある塔頭寺院を訪ねました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160923163255j:plain

長谷寺の納経所で御朱印をいただき

ふと右側を見るとこの看板が。

お地蔵さんの御朱印ありますって

書いてあるし行ってみることにします。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160923163533j:plain

能満院は奈良県桜井市初瀬にある長谷寺の塔頭。

本堂へ向かう参道にはたくさんのお地蔵さんが!

可愛らしい赤い帽子を被っておられます♪

こちらは水子地蔵尊だそうですが

ここの本尊は日限地蔵(ひぎりじぞう)といって

日を限ってお参りすれば願い事が叶うといわれています。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160923163901j:plain

左側に本尊の地蔵菩薩、右側に不動明王を祀ります。

このお堂は長谷寺の仏堂でしたが

正徳3年(1713)求聞持堂(ぐもんじどう)として創建。

文化7年(1810)に長谷寺第38世・能化即同により再建され

その後、海如によって地蔵堂が建立されました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160923165131j:plain

細長いスペースに建つお堂ですが、

奥のお堂の天井には絵も描かれていました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160923165342j:plain

それほど広くない境内ですがお地蔵さんだらけ。

日を限って、というのはいつ、と決まっているのか?

とか、よくわかりませんでしたが…

自分で決めた日にお参りすればいいんですよねっ!?

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160923165623j:plain

境内からは良い眺め♪

駐車場から能満院へ直接来れる道があるようでしたが

長谷寺の入山料を払って通り抜けて来るのが

一番メジャーなコースのようです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160923165837j:plain

御朱印はお地蔵さんのものと

御詠歌の二種類がありました。

どちらにもお地蔵さんの印がありますよ。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/本堂横

f:id:yumimi-kyoto:20160923170200j:plain

★「日限地蔵尊

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160923170233j:plain

★御詠歌

「世の人の よろづの願い 日をかぎり 満て給ふこそ とうとなりける」

 

 

 

以上、長谷寺能満院でした。