紅葉と悟りの窓と血天井 源光庵
光悦寺から徒歩数分の
ところにある源光庵は
JRのポスターロケ地になってから
紅葉の名所として有名に。
隣に駐車場がありましたが
紅葉の時期は停められないそうです。
丸い窓の山門が有名ですね。
貞和2年(1346)大徳寺二世
徹翁が隠居として創建。
当初は臨済宗でしたが
元禄7年(1694)卍山道白が
住持となって復興し
曹洞宗に改められました。
元禄7年(1694)創建の本堂。
右側に受付があり
御朱印帳を預け
靴を脱いで上がります。
本堂の横に方丈があり
そこから見た庭園です。
天気が良くて光もキレイ☆
ここは光悦寺よりも
人が多かったですが
人がいない瞬間を狙って撮影。
北山を借景とした枯山水庭園
なんだそうですが
山は写ってない…(^▽^;)
本堂内に入ってお参りしたあと
ポスターにもなった
悟りの窓と迷いの窓へ。
天気が良すぎて白飛びしてる(>_<)
少し曇っているくらいが
ちょうどいいと聞いたことがあります。
近くまで行って撮影はできないので
アップにしてみました。
丸は悟りの窓。
悟りを得ると完全な丸に
なるんだそうです。
こちらは迷いの窓。
悟りを得られてないからか?
こちらのほうが風情があって
良いような気が…(^^ゞ
完璧すぎると急に
面白くなくなったりする
…ということなんでしょうか。
ワタクシの感覚のズレか??
本堂にはイスが並べられていて
ちょっと座って休憩もできるのですが
見上げてギョッとなります( ̄□ ̄;)!!
伏見桃山城から移築したという
床板を天井に使って
亡くなった兵士の供養とする血天井。
養源院でも見ましたが
こちらは写真撮影もOKでした。
ペタっと足跡が…*1
他にも手の跡があったり
養源院よりわかりやすいかも。
人があまり見ない西側の庭も
敷き紅葉が素敵です。
山門があり本堂があり
囲むように方丈があります。
紅い彩りがきれいです。
最後に駐車場からの眺め。
紅葉とススキが秋らしい。
皆、ここから写真を撮るので
駐車場は使えないんでしょうかね。
御朱印いただきました!
ご本尊は釈迦如来ですが
「霊芝観世音」と書かれています。
本堂の西側に安置されていますが
扉は閉まっていました。
天和元年(1681)に卍山禅師が
宇治田原の山中で感得した
霊芝自然の観音像だそう。
感得=思いもかけず手に入れること
山中で拾ったんでしょうか(;^_^A
それとも霊芝=キノコ??
霊芝は腐らないので
縁起物として珍重されてきたそう。
それとも霊芝=キノコ??
霊芝は腐らないので
縁起物として珍重されてきたそう。
後西天皇の崇敬が篤く
宮中にてご供養されたもの
とパンフレットには書かれていました。
どんな観音さまか見てみたかったな。
さて次は東へ移動して
本阿弥光悦が建立したという
日蓮宗のお寺・常照寺へ。
続きます。
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