三十三間堂〜智積院へ★
三連休中日は三十三間堂がある七条をブラブラしに行きました♪
まずはやっぱり、三十三間堂へ。
正式名は「蓮華王院」。
1164年に平清盛が造進。
80年後に焼失したが、1266年に再建。
700年余り保存されているという。
昨日見た八坂の塔よりは100年ほど新しいみたいだけど。
ここまで古いと、よくわからないくらいの年月…(゜д゜;)
長いお堂は120メートルもあり、きちんと耐震設計されています。
建築様式が堂内に書いてありました(*^ー^)ノ
この時代から耐震設計されてるなんて、スゴすぎるヽ*1ゝ
正面の柱間が33あることから「三十三間堂」という通称がついたそうで。
写真は弓道の始まりとなった「通し矢」を行なったという場所。
(転がってるので首を左に曲げて見てください・笑)
120メートル先じゃあ、的に当てるのは難しいだろうなあ( ̄□ ̄;)!!
お堂の中は撮影禁止でしたが、1001体の観音様がいらっしゃいます。
そのうち124体は創建時の平安時代、残りの800余りは鎌倉時代に復興。
ずらりと並んだ様子は、何度見ても圧巻!!
日本唯一ということですが、外国にはあるのかしら?
こんな場所は、他に見たことがないです。
両端には、風神雷神像。
前列と中尊の四方にある28体は、
千手観音と信者を守るという神々。
インド起源のものが多い。
英語の説明はしっかり書いてありましたが、
日本語の説明はひとことくらいしか書いてないのはナゼΣ(゚д゚;)?
柔和な方や勇壮な方、
スリムな方やぽっちゃり系と、ほんとに個性的!
長い着物に先端が細い靴を履いたオシャレ系の方、
素足で筋肉や筋までしっかり描かれたワイルド系
とかとか、おもわず戻って見直すくらい面白かったo(^▽^)o!
もっとお顔をじっくり拝見したいのだけど、
やはり前列の方しか見えなーい(´・ω・`)
たまには、立ち位置変えたりしてくれないかなー(^▽^;)
次に向かったのは、すぐ近くの智積院へ。
こちらは初訪問ですヾ(@°▽°@)ノ
現在は真言宗智山派の総本山のお寺。
真言宗は弘法大師空海によって開かれましたが、平安時代に衰退。
晩年、覚鑁上人が移り住んだ和歌山の根来寺(ねごろじ)は勢力が拡大。
戦国時代には学問所として栄えたそうです。
しかし1535年、勢力拡大を恐れた豊臣秀吉によって焼き払われ、
最高指導者は、高野山や京都へ難を逃れていました。
時を経て1615年、豊臣の足跡を消そうとしていた徳川家康は、
秀吉が亡くなった長男・鶴松の菩提を弔うために建てた祥雲禅寺を
智積院の最高指導者に寄進したことで、このお寺が「智積院」となったのでした。
秀吉によって焼かれたお寺(宗派)が、
秀吉が愛息子のために建てたお寺に再建される…
なんだか皮肉な結果のような気もします…(´_`。)
タヌキオヤジ、してやったり!!なのでしょうかあ…*2
世の中の無常とか、力を持ったら何してもいいんかい!!
とかとか、いろいろ考えつつ、庭園に座ってみました。
こちらの庭は祥雲禅寺時代につくられたものと、
江戸時代に修築された部分があるそうです。
座って見るように設計されたとあって、
池に足を投げ出すように腰掛けて、考え事をするのもいいかもしれませんね。
連休中は人が多いのでおすすめしませんが、
平日に行ったら静かで、また趣が違うのかも。
宝物館にある長谷川等伯の障壁画も見事でしたo(^-^)o
休憩は近くにある「イル・パッパラルド」にて。
休日なので40分ほど待たされ、しかもピッツアは1組1枚まで。
それでも食べて良かったと思う程、もっちもちの生地!!
食べごたえあるけどぺろっと食べられちゃいました(≡^∇^≡)
ピッツア1枚しか頼めないので、パスタを。
手打ちのタリアテッレ、美味しかったけど、
昨日食べたパスタのほうが強烈な印象だったな〜
この店はやっぱりピッツアを食うべし、ですな:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
では、また(^O^)/