厳かな雰囲気漂う丹後国一宮 京都府宮津市・籠神社
天橋立に行こうと思って車を停めると
そこは籠(この)神社だった…
駐車場は神社の参拝用でした。
偶然だけど必然だったのかな?
これは参拝するしかないでしょ!
と、天橋立に行く前に寄り道しました。
神代と呼ばれるはるか昔から、現在奥宮として真名井神社がある地に
吉佐宮(よさのみや)と言う名で豊受大神が祀られていました。
そのことから元伊勢と呼ばれています。
奥に見える社殿は伊勢神宮と同じ神明造りです。
また豊受大神は第二十一代雄略天皇の御代に伊勢にうつられました。
現在の主祭神は彦火明命(ヒコホアカリノミコト)。
そしてこの神様は現在の宮司家の海部氏の始祖となる方だそうで
現在の宮司家は八十二代に当たるのだそう。
脈々と受け継がれた歴史の深さは境内の雰囲気からも漂います。
手水舎の水が自動で出てくるタイプで驚き!
最近はコロナの影響でこのタイプになっているところも多いとか。
柄杓ですくって手を清めるのが大好きな息子はちょっと不満そう。
色々と写真を撮りたかったけれどあまり自由が効かず…諦めて。
ちなみに先ほどの鳥居の奥に見えた神門より先は撮影不可です。
参拝して御朱印をいただきました。
いただけるのは籠神社(左から二つ目)と
元伊勢宮と書かれた本宮と奥宮を併せた御朱印(一番左)。
右から天橋立の南にある智恩寺、城崎にある温泉寺の四種類の御朱印。
流行りのカラフル御朱印に比べたらシブめのラインナップですが
本来の御朱印って感じもしたりするなあ。
創建の歴史に戻り、両大神が伊勢にうつられた後の
養老3年(719)真名井にあった本宮を現在地に移し
吉佐宮(よさのみや)から籠宮に改めました。
現在の真名井神社は奥宮となっています。
本宮から300mとなっていますがこの鳥居からは上りが・・・
娘は早々に脱落(というか興味なし)して車に帰り
息子は行きたがってここまで来ましたが暑さでリタイヤ><
この鳥居から遥拝させていただきました。
ここにも書かれていますが、真名井神社は古式ゆかしく磐座があるとか。
そこまでは行けないと思いますが、独特の雰囲気があるそうで。
ここまで来たんだから行きたかったな。。。
後で知りましたがこの日は真名井神社の授与所も開所される日で
たくさんの参拝の方とすれ違いました。
丹後国一宮の由緒正しき神社なのでした。
御朱印まとめ
拝受場所/籠神社授与所
「籠神社」
「元伊勢宮」(籠神社と真名井神社を表す)500円
以上、籠神社でした。