復興した食堂とマニア向け!?御朱印 奈良・薬師寺
まだ拝受していないものがあり…
昨年7月に復興した食堂にも
行ってみたかったので
昨年11月に参拝してきました。
過去の参拝記録はこちら
特別展「仏教と刀」開催中! 奈良・薬師寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
ロータスロード限定御朱印1 奈良・薬師寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
1月15日まで 吉祥天の限定御朱印 奈良・薬師寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
四回目にして初めての秋。
参道も紅葉色してました。
まずはお薬師さまにあいさつするため
南門まで歩いてきました。
門のところにある手水が立派でした。
今まで気づかなかったけど…
二月堂のと似てる!?
お薬師さまにごあいさつ〜。
右側の箱みたいなのは
改修中の東塔です。
まだ修理終わらないのね。。。
さて。目的の食堂へとやってきました。
食堂とは僧侶が食事をする場所のことで
創建当初は300人が一堂に会する
規模であったそうです。
天平2年(730)頃に建てられ
天禄4年(973)に焼失。
寛弘2年(1005)再建されましたが
再び焼失しました。(年代不明)
平成29年(2017)7月に復興した食堂は
外観は奈良時代の意匠を凝らした作りで
内部は現代技術を活用して広い空間を確保し
多目的に利用することを想定されています。
内部の写真は撮れませんが
田渕俊夫画伯により描かれた
ご本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心に
奉納された全長約50mの壁画
「仏教伝来の道と薬師寺」を見ることができます。
御朱印も食堂内で拝受。
公開期間中のみで、別紙のみになります。
中央上の印は食堂の天井意匠を模したもの。
阿弥陀如来の光背を
現代風に表しているのではなかなーと思いました。
ちなみに食堂が次に公開されるのは
3月1日〜6月30日になります。
東回廊から東側に出て
ふたつめの目的地、東院堂へ。
こちらは夏に来たのですが
暑すぎて内部の説明とか
読んでる余裕がなかったので…
もう一度、聖観音さまを拝みたかったのです。
鎌倉時代に建てられた
国宝のお堂も素敵ですが
ここの本尊の聖観音さまが
これまた美しかった…。
すらりとしたおみ足は
足が透けて見えるように彫刻されたもの。
祈れば美脚になれるかも…。
勝手に信じて(笑)祈りました。
さて、叶うかな。。。
近くの紅葉がきれいに色付いてました。
境内には紅葉はあまりなく
ここか参道くらいですね。
あのマイナー巡礼の
大和北部八十八カ所の札所じゃないですかっ!
大和北部巡礼に関してはコチラの記事をご参考に。
南都七大寺のひとつで癌封じの寺院 奈良・大安寺 - 晴れときどき御朱印 from yumimi*
大講堂の朱印所にて受けられますが
サンプルとして出ているのは
「薬師如来」と「弥勒佛」のみ。
欲しい場合は指定しないといただけません。
そしてもう一枚、マニア向け御朱印が!
大講堂の裏側(北側)にある
日本最古で国宝の仏足石。
それを模した印が押された御朱印です。
仏足石とは…
お釈迦さまが亡くなってから300〜400年間は
インドには仏像がなかったそうです。
形に表すのはもったいないという考えからで
代わりに足跡を石に彫ったり
菩提樹や法輪に祈りを捧げてきました。
銘が刻まれているそうです。
こちらもサンプルはありませんので
「仏足石の御朱印」と指定して拝受。
細かいデザインの印は薬師寺ならでは!
御朱印まとめ
拝受場所/食堂内
★「無量光」(別紙)
授与期間/食堂の公開中
拝受場所/大講堂
★左・「南無佛」 右・大和北部八十八カ所第49番「聖観世音」
これまでにいただいた御朱印
拝受場所/大講堂
★通常の御朱印
「弥勒佛」(左)、「薬師如来」(右)
★「吉祥招福」
授与期間/1月1〜15日
授与期間/6月16日〜8月16日
拝受場所/玄奘三蔵伽藍
★玄奘三蔵伽藍公開時限定「不東」(別紙)
授与期間/1月1〜15日、3月1日〜6月30日、8月13〜15日、9月16日〜11月30日
拝受場所/聚寳館
★展覧会限定の御朱印「倶利伽藍不動」(別紙)
平成28年春の「仏教と刀」展にて
以上、薬師寺でした。