日を限って願いを叶えてくれる 京都・安祥院(日限地蔵)
狭いのに人と車とバスで混雑していて
あまり近寄らないようにしてたのですが
そういえばまだ行ってない場所があったと
思い立って五条坂でバスを降り
坂道をテクテクと歩いて到着。
五条坂のバス停から徒歩5分。
京阪清水五条駅から約15分。
もうちょっと離れて撮影したいけれど
門前の五条坂が混み過ぎて危ない…><
山門を入ると京都市指定保存樹の
ヤマザクラが最後の見頃でした。
安祥院は享保10年(1725)に
木食正禅上人によって開かれました。
本堂に祀られている阿弥陀如来は
開基の木食正禅上人作といわれています。
上人は洛陽六阿弥陀めぐりを発願し
安祥院を四番札所にしました。
六阿弥陀巡りとは指定された功徳日に
お参りすることを3年三ヶ月行なえば
功徳を受けられると説かれています。
ちなみに功徳日と彼岸には本堂が開放されます。
それ以外の日は非公開です。
本堂の左側に日限(ひぎり)地蔵があります。
享保15年(1730)霊元天皇の勅願で
銀貨や銅鏡を使って造られた
高さ2.6mのお地蔵さまです。
日限とは、日を限ってのお願いごとを
叶えてくれるということ。
何日までに○○したい〜というような感じで
具体的に願うといいのかもしれませんね。
御朱印を書いてもらっている間に
こちらに不動明王が祀られていますよ
と教えていただきお参り。
けっこう大きなお不動さまでした。
でも言われないと気づかないかも…。
御朱印は六阿弥陀めぐりのものと
通称寺のものがあるということで
二種類いただきました。
門前の五条坂は賑わっているのに
境内は誰も参拝者がいなくて
のんびりできるといえば
そんな感じのお寺でした。
御朱印まとめ
拝受場所/納経所
★左「日限地蔵大菩薩」 ★右・洛陽六阿弥陀第四番「阿弥陀如来」
以上、安祥院でした。