大石内蔵助が隠棲した場所 京都・岩屋寺
大石神社の本殿と社務所の間にある
この石碑を目印に細い道を進むと
内蔵助の隠棲地である
岩屋寺に辿り着きます。
ちょっと不安になるような道ですが
道のりは短いので大丈夫!
本堂へ上がる階段に着きました。
近畿三十六不動二十四番札所で唯一の尼寺。
上に駐車場がありました。
大石神社を経由しないで来た場合は
こちらの石碑を目印に登って行きます。
石碑にもある通り
ここが内蔵助が住んでいた場所なんですね。
ここにもたくさんの桜がありましたが
散っているのがほとんどで…><
でも見晴らしがいいし
ちょっと休憩するのに良い場所です。
元は天台宗であったそうです。
古来は隣接する山科神社の
神宮寺だったと伝えられます。
宝物殿では大石内蔵助が使った文机や
遺品などが公開されていたり
本堂では赤穂浪士・四十七士の位牌が
本尊のまわりに並べられているそうです。
が、ちょうど法要中に来てしまい
時間をずらさないと入れなかったので
今回は内部拝観はあきらめました。
こちらが本堂です。
本尊は不動明王で内蔵助の念持仏だったそう。
右側に弁財天。
大石良雄弁財天と石碑にあります。
法要中ではありましたが
本堂横の納経所で書いていただきました。
隣にある山科神社も行ってみることに。
こちらの創建は寛平9年(897)で
宇多天皇の勅命だそうです。
この地の豪族、宮道氏の祖神として
また山科一ノ宮とも呼ばれ
この地の産土神として崇敬されてきました。
宮道氏といえば、勧修寺でも出てきましたね。
勧修寺は宮道氏の邸宅があった場所。
宮道氏の娘が宇多天皇の女御となった
という由縁から
神社を創建されたのでしょうかね。
拝殿に到着しました。
ここまでの坂道がこの日一番の難所でした><
でも雰囲気はとてもよかったので
来て良かったな〜と思いました。
室町時代後期の造営かもしれない
という壮麗な本殿。
ご祭神は日本武尊、稚武王(ワカタケノミコト)。
とても静かで心安らかに
お祈りできる場所でした。
横には摂社群。
静かってことは人の気配がないということで
授与所のような建物はあるものの
全く人気がなく…><
下の鳥居を降りたところに
社務所がありましたがピンポンしても不在。
不在にされることが多いみたいで
連絡先が書いてありましたが
連絡まではしませんでしたので
御朱印は拝受できませんでした。
岩屋寺の階段下に戻ってきました。
階段の下の桜はまだ咲いていましたが
今頃は散ってしまったかも…><
来年の花見のご参考までに。
御朱印まとめ
拝受場所/本堂横の納経所
★近畿三十六不動第二十四番「大聖不動尊」
以上、岩屋寺でした。