晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

節分祭2017 京都・吉田神社

 

節分の日コースのダイジェスト版は

アップしましたが

各所の詳細を書きたいと思います。

 

まずは左京区吉田神楽岡町にある吉田神社

市バス「京大正門前」バス停より徒歩5分。

京阪「出町柳」駅 より徒歩20分。

微妙に不便な場所ですが

この日は市バスも混み混みだったようです。

 

 

 

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今回はキッチリと表参道から侵入^^;

参道の露店を眺めながら階段下の二の鳥居に到着。

4年前の秋に初めて来て

3年前に書籍のまんがロケで来たので

今回で三回目になります。

過去の記事はこちら

yumimi-kyoto.hatenablog.com

 

 

 

 

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境内はすごい人で

最初はどこでお参りすればいいのか

わかりませんでした。

 

 

 

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ここがお参りするところみたい。

普段と全然違うので迷いました。

吉田神社貞観元年(859)に平安京の守護として

都の東北の鬼門に位置する吉田山に創建されました。

ご祭神は春日大社と同じで

タケミカヅチノミコト、イワイヌシノミコト、

アマノコヤネノミコト、ヒメノカミの四柱。

創建の歴史も古いですが

こちらは節分厄除まいりの発祥の社といわれ

2月2〜4日の節分祭には

全国から多くの人が訪れます。

京都の節分で有名な場所は壬生寺吉田神社

と教えてもらったことがあり

壬生寺は行ったことがあるのですが

吉田神社も行ってみたいなと思ってたんです。

 

 

 

 

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さっそくですけれども御朱印ゲット。

並んで15分くらいの待ち時間でした。

午前中だったのでましだったかも。

午後はもっと混み合うそうです。

 

 

 

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福豆を200円で購入。

初めてなのでとりあえずひとつ。

ひとつにつき抽選券は一枚付いて

後日、抽選されて豪華な賞品が当たります。

吉田神社の節分祭はこの抽選が目当ての人も多いとか。

 

 

 

 

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賞品陳列所に並ぶお品たち。

車…とまでいいませんが

何か当たればいいなーと思ってたけど

残念ながらハズレてました。

当選番号は吉田神社のホームページで確認を。

2月8日の京都新聞朝刊でも発表されます。

 

 

 

 

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古いお札などを納めるところ。

3日23時からの火炉祭でお炊き上げされます。

この祭事の時間帯も混むそうです。

 

 

 

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吉田山をめぐります。

まずお菓子の神様・菓祖神社を通り過ぎます。

本当は行きたかったのだけど

豆茶の接待があるということで

行列していたので諦めました。

 

 

 

 

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八角形の変わった形をした大元宮へ到着。

文明16年(1484)に吉田兼倶によって

創建された吉田神道の拠点だそうです。

宇宙の根源神である

虚無大元尊神(そらなきおおもとみことかみ)を

中心に八百万の神々を祀っているそうで

大元宮に参拝すると全国の神のご加護が

授かれるといわれているそうです。

 

 

 

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「大元宮」の御朱印もいただきました。

前に並んでいた方は何も言わなかったので

自動的に吉田神社のものだけになっていましたが

ワタクシが摂社のもありますよね?

的に聞き出したので慌てて(?)

この印かな? これ押しとこうかな? 

みたいな感じで印を押してはりました。

後で調べてみると下の印はないことが多いみたい。

でも大元宮といえばこの八角形の社殿なので

押してあるほうがわかりやすいですね。

 

 

 

 

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普段は柵があってここまで入れないのですが

節分祭の3日間と正月三が日、

毎月1日は入れるそうです。

今回初めて内陣に入りました。

中央のヤシの木?みたいなものは厄塚といって

これに触れてお祈りすれば厄が落とせるとか。

後で知ったので触れておけばよかったと後悔。

この厄塚があるのは節分祭の時だけだそうです。

 

 

 

 

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中には全国の旧国名が書いてあり

ひとつずつお参りしていくのは大変ですが

ゆかりの地だけでもお参りしておくとよいかも。

ワタクシは全国の地名を見て歩くだけで

なんか旅気分?なのか楽しかったです^^

 

 

 

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大元宮の後方左側には外宮が。

 

 

 

 

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大元宮の真後ろは八神殿跡。

元々宮中にあったもので

明治4年(1871)還座したそうです。

 

 

 

 

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大元宮の後方右側に内宮がありました。

大元宮を後ろから撮ろうと思ったけど

逆光のためうまく撮れず。

 

 

 

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内宮のすぐ近くにありました!

山城国とは京都の旧国名ですね。

大和(現在の奈良県)は286もの

神様がおられるんですねースゴい!

 

 

 

 

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大元宮を出てさらに山中へ。

普段はあまり人がいなくてコワいくらいですが

この日はさすがにたくさんの人が!

 

 

 

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竹中稲荷まで来ました。

竹中稲荷の御朱印もいただいたのですが

後で行ったオトメ部のメンバーさんに聞いたところ

印がひとつ少ないみたい?

 

 

 

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オトメ部メンバーさんにお借りした写真。

船の印が加わり「吉田山山頂」の文字も有り。

調べてみるとこちらが正しいようです。

やっぱり祭りの日は間違いが多い…><

ワタクシがもらったものは字も乱雑な気が…

まあレアなものをいただいたと思えばいいわけですが。

他にも「菓祖神社」「山蔭神社」も

印ナシで墨書きのみあるようですが

今回はお願いしませんでした。

また平常の時に来よう〜っと。

 

 

 

 

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ちなみに竹中稲荷はこの日も静かで。

皆、大元宮までしか来ないのね。

前回は秋で紅葉がきれいなのに人がいなくて

穴場だな〜と思ったのですが

長い参道には桜もたくさんありましたので

桜の季節も穴場なのかもしれませんね。

 

 

 

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ご祭神はウカノミタマノカミ、

サルタヒコノカミ、アメノウズメノカミ。

隣は天満宮でした。

 

 

 

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大元宮と本宮との間も露店がたくさん出てました。

個人的には聖護院八ッ橋の休憩所で食べられる

焼き生八つ橋というのに興味をそそられましたが

それほどお腹が空いてなくて。

お腹を空かせて来たらよかったかな。

次回は露店も楽しみたいと思います〜。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/社務所

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★右「大元宮」             ★左「吉田神社

 

 

 

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★「竹中稲荷神社」

 

 

 

 

以前いただいたもの

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★「吉田神社

 

 

 

以上、吉田神社でした。