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晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

光明皇后ゆかりの尼門跡 奈良・法華寺

 

11月に参拝していましたが

まだ書いていなかった奈良市内の三寺。

まずは法華寺です。

 

 

 

 

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奈良市法華寺町にあります。

近鉄新大宮駅から徒歩17分。

近鉄奈良駅、JR奈良駅近鉄大和西大寺駅からバス有り。

奈良市内とはいえ、アクセスがちょっと難ですね。

駐車場は普通車30台分ありました。

 

 

 

 

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天平17年(745)藤原不比等の娘である光明皇后

不比等の邸宅を相続して皇后宮とします。

東大寺が総国分寺だったのに対し

国分尼寺として創建されました。

本尊は国宝の十一面観音。

光明皇后が蓮池を歩いている姿を写したものといわれ

右足が少し浮いた遊び足が特徴。

蓮の花と葉を交互に配した光背も珍しいですね。

 

 

 

 

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平安京遷都後は衰退し、治承4年(1180)の

平重衡の焼き討ちでも被害を受けることに。

鎌倉時代に入って東大寺の大仏を再建した

重源によって再興を果たします。

鎌倉時代中期には叡尊によって復興。

真言律宗門跡寺院として寺格を保っていましたが

平成11年(1999)独立して光明宗となっています。

 

 

 

 

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本堂の前は広いのですが11月末でも紅葉はなく…

ちょっと寂しい感じでした><

ちなみに国宝の十一面観音の御開帳は

春季3月20日〜4月7日、6月5〜10日、秋期10月25〜11月10日。

それ以外は同じお姿の分身だそうです。

 

 

 

 

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池の中にある不動堂の周りに

ちょっとだけ紅葉が残っていました。

 

 

 

 

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本堂のほかに華楽園も拝観できたので入ってみます。

光明皇后が薬草を煎じて難病者を救済されたという

浴室(からふろ)は外観だけ。

建物は室町時代後期に改築されたものです。

 

 

 

 

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奈良県月ヶ瀬村から昭和46年に移築した

茅葺き屋根の古民家、光月亭

 

 

 

 

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18世紀頃に建築されたものだそうです。

土間までしか入れませんでした。

 

 

 

 

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華楽園は椿が有名らしいですが

この時はまだ咲いておらず…

ドウダンツツジの赤だけが彩りでした。

 

 

 

 

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最後にトイレの近くにこっそり?あった

横笛堂というお堂。

平家物語』で滝口入道との恋に破れ

出家した先は法華寺だったのですね。

すぐに亡くなったそうで滞在は短かったようですが。

堂内には入れませんが外から合掌。

 

 

 

 

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本堂内で御朱印いただきました。

法華寺では御開帳のほか

3月1〜12日に古代ひな人形展

4月1日〜6月10日に名勝庭園の特別公開があります。

秋よりも春に訪れたほうがいいかも。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/本堂内

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★「本尊 十一面観音」

 

 

 

以上、法華寺でした。