弁慶と牛若丸が出会った地 京都・五條天神社
今回も
『京都 半径2キロの路地裏さんぽ
イケ男 イケ仏 イケ刀御朱印巡りつき』
http://www.kadokawa.co.jp/product/321601000792/
の取材がらみで行った神社です。
鎮座する五條天神社。
ちなみにgoogleマップで
「五條天神社」を検索すると
東京の上野にある五條天神社に
なってしまいます。
gppgleマップで検索する時は
「五條天神宮」で。
でも由緒書きは五條天神社
と書かれているので
「五條天神社」で統一しました。
駒札は「五條天神」になってますね(@_@)
に祀られていた神を延暦13年(794)
平安遷都の際にこの地に勧請しました。
当初は天使の宮(天使社)
と呼ばれていましたが
後鳥羽天皇の時代に
五條天神宮と改められました。
これは北側の鳥居です。
駒札に書かれていたのは
後鳥羽天皇の時代に五條天神宮に
なったというところまで。
そこから五條天神社になった経緯は
由緒書きにもありませんが
明治になってからでしょうか。
ここは初めて来たのですが
実はずっと前から気になっていて。
なかなか行く機会がなく
今回やっと足を踏み入れました。
拝殿の向こうに本殿がありますが
マンションに囲まれちゃってます(>_<)
創建当時は五条の森というほど広く
牛若丸と弁慶の出会いの地
といわれています。
ふたりが対決したといわれる
五条橋(現在の松原橋)は
1.4kmほど東へいったところ。
ここが牛若丸と弁慶の
ゆかりの地だったとは
あまり知られていないかも!?
下京区の案内看板、ここにもあった!
ここがワタクシにとって
有名な地になったのは
『京都 地理地名地図の謎』
(実業の日本社刊)
を読んでから。
引っ越してすぐくらいに読んだ本ですが
今でもたまに開きます。
さて、この本によりますと…
天正18年(1590)秀吉の都市計画によって
道が造られることになり
神社がまっぷたつに(゜д゜;)!
天使社として信仰されている場所を
道路が突き抜けたということで
皮肉をこめて「天使突抜」という
地名になったそうです。
五條天神社の西側に
天使突抜という地名が確認できます。
天使突抜かあ〜(=^.^=)
いいなあ住んでみたい♡
…と思ったりして。
電話で住所言う時に他府県の方から
「エっ?」て言われそうですね(;^_^A
御朱印いただきました!
御朱印は天使…とは関係なく(^^ゞ
エンジェルの印とかあれば
可愛いなと思ったけれども
天使というのは天津神(あまつかみ)
つまり天から降って来た神様のこと。
神の使いである天使(エンジェル)の
ことではありません(^_^;)
ちなみに社務所は隣の
マンションの1階にありました。
都会の中の神社なので
仕方ないことですが…(><;)
アクセスしやすいのはありがたいですね。
以上、五條天神社でした。
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