晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

2016年の締め詣でその2 京都・瀧尾神社

 

東福寺駅から北へ徒歩3分ほど

歩いたところにある瀧尾(たきのお)神社。

9月に来た時も寄ったのですが

その時は御朱印をいただけなかったので

再度チャレンジです。

 

 

 

 

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京都市東山区本町に鎮座。

創建に関しては定かではありませんが

源平盛衰記』(応保年間1161〜82から寿永年間1182〜83の歴史物語)

に「瀧尾不動堂」という名前が見えるという古社だそうです。

社伝によると元は三十三間堂の近くにありましたが

天正14年(1586)秀吉の大仏建立によって現在地に還座しました。

 

 

 

 

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こちらの一番の見所といえば拝殿の天井にある木彫りの龍。

大丸の創業者・下村彦右衛門が信者だったということで

下村家によって莫大な寄進がされて

多数の彫刻などで飾られるようになったとか。

近くで見るとすごくリアルでダイナミック。

本殿にお参りしたあとに本殿側から上がることができます。

ワタクシはブーツを脱ぐのが面倒でやめたけど(笑)

もっと近くで見たらいい写真も撮れたのだけどねー。

 

 

 

 

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ご祭神はオオナムチノミコト。

別名・大国主ともいわれ縁結びの神様で有名ですね。

でもここは下村家のイメージが強いので

商売繁盛のご利益を求める人が多いかも。

本殿は貴船神社奥之院旧殿を

天保10年(1839)に移築したもの。

本殿内にはお猿さんが〜♪

他にもいろんな彫刻があり見てて楽しいです。

 

 

 

 

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もう少し奥に入ると三嶋神社があります。

清水寺の近くにある三嶋神社の祈願所だそう。

三嶋神社があった場所には現在マンションが建っていますが

建設の時に縁あってこちらに祈願所が造られたのだとか。

現在のマンション横の窮屈そうなお宮は

管理の方が神社を失くすのは残念と思って

造られたものだと聞きました。

確かに神様、すごく肩身の狭い思いをされているのでは…

という印象がしたものでしたが

そういった経緯だったのですねえ。

三嶋神社の記事はこちら。

yumimi-kyoto.hatenablog.com

 

 

 

 

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さて、授与所で御朱印帳と御朱印をいただきました。

前回は何か込み入った話しをされていて

声をかけづらかったのですが

どうやら手相占いを宮司さんがされているみたい。

占い中だったんですかねえ。

今回は無事に木彫り龍がプリントされた御朱印帳ゲット。

 

 

 

 

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御朱印はまず瀧尾神社のものと…

 

 

 

 

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三嶋神社のものもいただくことができます。

本宮でいただいた書き置き御朱印とは

またデザインが違いました。

バックに写っているのは三嶋神社名物(?)

ウナギの絵馬さんたちです。

 

 

 

今回で今年の更新はおしまいです。

まだ11月や12月に行ったもので

書けてないものもありますが年明けに持ち越しで。

来年も良き一年でありますように。

お読みいただきありがとうございました。

皆様、良いお年を〜♪♪

 

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/授与所

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★御朱印帳(18×12cm、ビニール製)2000円(御朱印込み)

 

 

 

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★「瀧尾神社」

 

 

 

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★「三嶋神社」

 

 

 

以上、瀧尾神社でした。