晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』『かわいい奈良御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

信貴山朝護孫子寺の塔頭 奈良・玉蔵院&成福院&千手院

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224071908j:plain

信貴山山内の御朱印めぐりの続き。

朝護孫子寺本堂から虚空蔵堂へ寄り多宝塔、行者堂を経て

到着したのは塔頭・玉蔵院の融通堂。

大和十三仏のひとつ、三重塔阿閦如来

日本一大地蔵尊もあります。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224073637j:plain

こちらが日本一大地蔵尊

玉蔵院の歴史としては調べても出て来ず…

宿坊として有名なようです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224073819j:plain

三重塔の下に阿閦如来が祀られていますので

中に入ってお参りしました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224073912j:plain

御朱印は下の寺務所で拝受できるので

階段を降りて到着。

ここが本来の入口のようで…

またまた裏口入場してました^^;

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224074032j:plain

門を入って左側に浴油堂があります。

玉蔵院でいうところの本堂にあたるみたい。

浴油法という秘法のご祈祷があるそうで。

通常は拝む方も寅の刻(午前3〜5時頃)に起きて

沐浴して清めてから望みますが

本尊の毘沙門天さまにも沐浴していただき

特別な作法をしてご供養するそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224074749j:plain

詳しいことはわかりませんが

火を使ったご祈祷だとホームページには書いてありました。

そして、この看板を読んで左奥にも

出世毘沙門天があることを知り

もう一度上がって奥を覗いてみました。

小さい像なので近くまで行かないと見えません。

行けないわけではなかったけれど

なんとなく遠慮しました…。

少し遠目からでも充分な気がしたので。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224075116j:plain

御朱印は4種類ありましたが

ひとつは本堂で書いてもらったものと同じ

ということで3種類いただきました。

本尊の「毘沙門天王」と「出世毘沙門天」。

そして十三仏の「阿閦如来」。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224075306j:plain

隣にある成福院(じょうふくいん)へ。

こちらも宿坊がある塔頭です。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224081230j:plain

本堂へ向かう参道の途中でも目に付く朱塗りの融通殿。

如意融通宝生尊が正式で、宝珠のことだそう。

毘沙門天のお財布といわれるほど財宝を授けてくれる

金運アップの神様という感じでしょうか。

願いを意のままに融通してくれるという融通さまです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224081818j:plain

境内には数々の像があって面白い。

可愛いわらべ七福神

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224081937j:plain

お大師さまの横には変な?表情の寅。

寅大師というらしい。。。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224082051j:plain

入口にはようおまいりの像。

どれも新しく造ったという感じ。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224082139j:plain

さて、本堂で御朱印帳が埋まってしまったので

どこかいい御朱印帳はないかなーと探していたら

本堂ではたいしたものは売ってなかったですが

こちらでオリジナルではないですが

きれいな御朱印帳を売っていたので購入。

ベース色が赤系と紺系の二色あり

柄は何種類かありました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224082334j:plain

御朱印をいただいたのですが読めない〜><

他の方の画像を検索して「如意融通尊」と

やっとわかりました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224082644j:plain

融通殿の前から降りて弁天堂へ寄り

十三塔を見ながら参道を東へ進み到着したのが千手院。

こちらも宿坊をされていますが

金運アップのパワースポットとして有名

というのは後で知りました。

正面は子安観音ともいわれる厄除観音。

 

その横に写真は撮り忘れましたが銭亀堂があります。

こちらが金運アップスポットだそうですがとても小さいお堂です。

テレビ収録で来たタレントさんの写真やサインが

所狭しと飾られていました。

どうやらここで願って宝くじを当てた人がいるとか。

ワタクシは楽して儲けようという考えには

賛成できませんので宝くじには全く興味ありません。

しかし世間はこういうことがあると反応するんですね…。

堂内には「銭亀堂のお参りの前に本堂へお参りしてください」

という張り紙が至る所に。

ここだけ来たってご利益なんてないですよね。

ワタクシは知らずにここから先に来てしまいましたが

このあと本堂へ向かいます。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224083905j:plain

本堂へ向かう途中にあったお砂踏み。

虎さんの口の中へ入るなんて

アトラクションのような仕掛けでオモシロイ!

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224084018j:plain

無事に虎さんの口の中を通り抜け山門に到着。

こちらから入るのが正解ですよね…。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224084401j:plain

こちらが本堂にあたる護摩堂。

毘沙門三尊(毘沙門天、吉祥天、善師童子)のほか

不動明王、十一面観音などを祀っています。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224084715j:plain

大根炊きの直前だったからか?

抱きつき大根なんてのもありました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224084810j:plain

ゆめかなう堂なるものも…。

エンタメ性の高いお寺さんですね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224084853j:plain

御朱印は本堂横の納経所で。

こちらの毘沙門天は「勝運」なんですね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224084951j:plain

これで御朱印めぐりを済ませて最後に開運橋へ。

名前がいいね〜と思って通りましたが

橋好きマニア?が訪れるほどの有名橋だとか。

上路カンチバレー橋という形式で

この形式で現存する日本で最古の橋だそうです。

鉄骨を組み合わせたトレッスル橋脚であることも珍しく

平成19年に国の登録有形文化財に選ばれました。

なんだかよくわからない単語が出てきましたが…

運が開けてきそうな気がする♪

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224085410j:plain

駐車場にあった白虎の像。

そう、ここは大和四神の西方を守る白虎の地でした。

何匹くらい虎さん見たかな〜?

開山堂に行ってないのが心残りなので

今度はもう少し装備を整えて

信貴山城跡まで行ってみたいな〜。

 

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/玉蔵院寺務所

f:id:yumimi-kyoto:20161224085650j:plain

★左/「出世毘沙門天」        右/本尊「毘沙門天王」

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224085736j:plain

★大和十三仏第十一番「阿閦如来

 

 

 

拝受場所/成福院授与所

f:id:yumimi-kyoto:20161224085844j:plain

★御朱印帳(16×11cm、布製)1000円

オリジナルではありません。

赤系もあり、他の柄もあり。

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161224090025j:plain

★本尊「如意融通尊」

 

 

 

拝受場所/千手院納経所

f:id:yumimi-kyoto:20161224090052j:plain

★本尊「勝運 毘沙門天

 

 

 

以上、玉蔵院、成福院、千手院でした。