晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

日本最古のイケメン仏さま 奈良・飛鳥寺

 

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向源寺からのどかな道を通って自転車で約10分。

田んぼや畑の中にお寺がありました。

なんか入口って感じがしないなーと思ったら裏口でした。

ああ、いつものパターンですね…

 

 

 

 

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東側が正面入口でこちら側に駐車場もありました。

高市郡明日香村飛鳥にある飛鳥寺真言宗豊山派の寺院。

崇峻天皇元年(588)蘇我馬子が発願して

推古天皇4年(596)に創建された蘇我氏の氏寺。

向源寺と並ぶ日本で最初のお寺といわれています。

 

 

 

 

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本尊は釈迦如来で別名・飛鳥大仏。

推古天皇13年(605)天皇聖徳太子蘇我馬子

各皇子が誓いを立てて発願し

推古天皇17年(609)造立された日本最古の仏像です。

右側の受付で拝観料350円を払って中へ。

 

 

 

 

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入っていきなりどどーんと飛鳥大仏さま!

なんと写真撮影はすべてOKでした。

こんなすごい文化財なのに写真撮れるなんて…

じゃ逆に、撮影NGと言ってるお寺ってなんでなんだ?

と思ってしまいましたが…

お寺さんのふとっぱらな対応に皆さん喜んで

イケメン仏さまを激写しまくりでした。

 

 

 

 

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高さは約3メートル、銅像で銅15トンと

黄金30キロを用いて造られたそうです。

平安・鎌倉の大火災で全身を罹災し

修復されていますが、概形は飛鳥彫刻らしさを残し

細部にもはっきりと飛鳥時代の特色があるそうです。

 

 

 

 

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お寺の人によると右側のほうが少し優しい顔なんだとか。

飛鳥仏って面長が特徴だなあって法隆寺でも思いましたが

なんか和風を感じられてイイんですよね。

目や鼻などパーツは大きくて大陸的なんだけど

この面長感が和を醸し出しているのかな?

当時としては大陸から来たものだから洋風だったんだろうけど

現代は江戸時代作のものと比べると和が感じられるんです。

そんなところが飛鳥仏のいいところなんだなあ。

と個人的には思ったのでした。

 

 

 

 

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隣には聖徳太子十六歳の時の像。

用明天皇の病気回復を祈願されている姿です。

 

 

 

 

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こうして見ると飛鳥大仏がすこーし右寄りに

座っているのがわかりますね。

これは太子の誕生した橘寺の方を向いているのだとか。

橘寺ものちほど行きますよー。

 

 

 

 

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大仏の左側(向かって右)には

木造の阿弥陀如来座像で藤原時代のもの。

 

 

 

 

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昭和31年(1956)の発掘調査によって

創建時の伽藍配置が明らかになりました。

五重塔を中心に東西に金堂があり

外側に回廊をめぐらせた日本で最初の

壮大な本格的寺院だったんですね。

仁和3年(887)、建久7年(1196)の火災で焼失。

寛永9年(1632)、文政9年(1826)に再建されました。

 

 

 

 

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大仏殿の裏庭。

出土した瓦などの展示を見ながら

ぐるりと廻ってお堂の外へ出ました。

 

 

 

 

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大仏殿の西側には観音堂。

昭和に造立された聖観音菩薩を祀っています。

 

 

 

 

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万葉池のほとりには弘法大師聖観音不動明王かな?

 

 

 

 

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五重塔があった場所の中心は

この地下3メートルにあるそうです。

 

 

 

 

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鐘は突くこともできるみたいでしたよ。

 

 

 

 

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西側の門を出て100メートルほど先に

蘇我入鹿首塚がありました。

お寺とは関係ないようですがとりあえず行ってみました。

 

 

 

 

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前にスペースがあり駐車場かな?と思ったら

飛鳥寺の西門跡だそうです。

中大兄皇子藤原鎌足が出会った場所だとか。

ふたりは大化の改新を成し遂げ

その後日本には大変革が訪れるのですね。

 

 

 

 

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朱印帳は拝観受付で預けました。

御朱印のサンプルは出ていませんでしたが

聞いてみたら三種類あるということで。

新西国と御詠歌、太子御遺跡のものです。

太子御遺跡の中央の印は大仏の手!?

大仏の作者名も書かれている御朱印って

珍しいのではと思いました。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/拝観受付

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★新西国第九番(右「飛鳥大佛」)

(左「うきことの きゆるもけふか 飛鳥寺 すえやすなれと 祈る身なれば」)

 

 

 

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聖徳太子御遺跡第十一番「止利仏師 作 丈六釈迦」

 

 

 

以上、飛鳥寺でした。