世界遺産・元興寺とは別のお寺!? 奈良・元興寺塔址
5月に元興寺に行った時に寄り道した
御朱印もあると知って再訪しました。
奈良時代の創建から残る遺構です。
なんでここが元興寺の管轄でないのか…
管理寺が違うのになんで元興寺を名乗るのか…
とか、そういったことは全くわかりませんが
72メートルという大きさの五重塔があったことは確か。
今はがらーんとした空間があるだけ。
ですが、時折観光客がいたりして
知られざる名所みたいな場所です。
奥には昭和に建てられた不動堂がありますが
中の様子を見ることはできませんでした。
お堂の前にある燈籠はかなり古いものらしい。
啼燈籠(なきとうろう)といういわれがあり
円柱に正嘉元年(1257)の刻銘があり
奈良市内にある年号が刻まれたものとしては
第二位の古さなんですが昭和19年(1944)の地震で倒壊。
細かく割れて境内に片付けられていたものを
平成22年(2010)元の姿に修復されたそうです。
境内にはまだ少しコスモスが残っていました。
御朱印はどこかな?と探したところ
お堂に向かって左側の家のようなところしか
それらしき場所がなかったのでピンポン押したところ
住職不在で書き置きですが…とのことでした。
ご住職がおられたら直筆していただけるのですね。
こちらは大和北部八十八所霊場の五番札所で
その御朱印もありますが右上の印が違うだけとのこと。
ところで、元興寺の遺構は3カ所あります。
そして今回行った五重塔址。
もうひとつは小塔堂を中心とする小塔院。
現在は元興寺の収蔵庫にある五重小塔が安置されていた場所。
こちらは真言律宗のお寺ということで
元興寺が管理されているのか、わかりませんが
こちらにも御朱印があるということがわかりました。
ついでに行けばよかった…><
またまた行かなくちゃいけませんね。
御朱印まとめ
拝受場所/寺務所
★「南無佛」(書き置き)
以上、元興寺塔址でした。