芸事上達の神様と真黒石伝説 京都・御辰稲荷神社

聖護院の特別拝観に行こうとしたら

たまたま拝観休止日だった…＞＜

次はいつご縁があるかしら…と思いながら

近くにあるまだ行ってない神社へ行ってみました。

京都市左京区聖護院円頓美町に鎮座する御辰稲荷神社。

丸太町通沿い、細い道を南へ抜けた先の交差点にあります。

電車だと京阪神宮丸太町駅から徒歩11分くらい。

創建は宝永2年（1705）東山天皇の側室である

新崇賢門院（しんすうけんもんいん）の夢に現れた白狐を

東山天皇の勅許を得て創建されたと伝わります。

境内にある鳥居をくぐります。

祀られた場所が御所から見て南東（辰の方角）だったことから

御辰稲荷と呼ばれるようになりました。

辰の字が達成につながるということで

芸事の神様として信仰されているそうです。

本殿の前にも白い狐さんが。

聖護院の森を通ると琴の音が聞こえ

その琴の音に人々は聞き惚れたのだとか。

琴を弾いているのはご祭神の白狐さま！

この御辰狐は相国寺の宗旦狐と並ぶ風流狐とされたそうです。

狐が弾く琴の音を聞いてみたいな。

隣には摂社の福石大明神が。

昔、白河橋のほとりに貧しい夫婦がいました。

妻が御辰稲荷に百日間の願掛けをし

満願の日に真っ黒な小石を授かり、持ち帰りました。

妻は身ごもって女の子を出産し、美しく成長します。

やがて大名の目にとまり男子を産んで「お部屋さま」となり

夫婦も貧しさから抜け出して幸せになった、という伝説があるそうです。

境内にやたら「真黒石」と書かれたのぼりがありましたが

その伝説の真っ黒の石に願をかけると幸せになる

ということでここで祈願するみたいですね。

幸せになりたい人は是非〜！

御朱印をいただき、記念スタンプもあったので

挟み紙に押してみました！

御朱印まとめ

拝受場所／授与所

★「御辰稲荷神社」

以上、御辰稲荷神社でした。