若冲展開催中の承天閣美術館と若冲の御朱印 京都・相国寺
伊藤若冲生誕300年に湧く今年の京都。
最近の検索キーワード上位の宝蔵寺、石峰寺、相国寺
みんな若冲にゆかりのあるお寺さんばっかり!
相国寺の若冲御朱印はまだ拝受してなかったので行ってきました。
何度か拝観したり通り過ぎたりで来たことのある相国寺ですが
隣接の承天閣(じょうてんかく)美術館は未踏でした。
何度か行ってみようと思ったけれど
企画展の内容がイマイチなことが多くて…><
今回は若冲だし行ってみよう!と。
美術館の入口です。
かつてこの美術館がこんなにも盛況だったことがあるだろうか…
っていうと美術館の人に怒られるかもしれないですが
平日というのに次から次へと人が入ってきていました。
見どころは観音懺法(かんのんせんぽう)という仏事で使われる
動植綵絵(どうしょくさいえ)30幅を
コロタイプ印刷という特殊な方法で複製されたものの展示と
重要文化財の障壁画50面すべての展示。
生涯にわたって鶏を描き続けたという若冲ですが
ワタクシの印象に残ったのは動植綵絵のひとつで「老松白鳳図」。
白鳳の広げた羽根には赤と緑のハートが散りばめてあるのです♡
えっ、ハート??と思いましたが若冲のセンスなんでしょうね。
この絵の御朱印帳あったらいいのに〜笑!
美術館の中は庭を見ながら休憩できるスペースも。
久しぶりの美術館だったので癒されました。
相国寺は前回拝観した時は方丈が工事中でした。
現在は法堂、方丈、開山堂が拝観できます。
写真の門の奥が方丈の建物ですが
よく見ると屋根がぴっかぴかできれいでした。
方丈の前庭からは法堂を眺めることができます。
前回、拝観した時の記事はこちら
承天閣美術館で御朱印がいただけるみたい…
と書いていますが美術館で聞いたところ
御朱印はお寺のほうで、とのことで
現在は美術館で御朱印の拝受はされていないようです。
堂内は撮影できませんが本尊として置かれていたのは
お経の字で描かれた観音菩薩の絵!!
これが字なの!?ということで拡大されたものが置いてあります。
字で絵を描くなんて…す、すごい。。。
写真は西側の庭です。
方丈をぐるりと廻って北側の庭へ。
この庭が素晴らしいかった!!!
谷にように高低差をつけてありダイナミックな印象。
他にはない珍しい庭なのだそうです。
江戸時代の作庭ですが作者は不詳なのだそう。
法堂は現存する法堂のなかで最古のもの。
狩野光信筆の八方睨みの龍に睨まれながら一周。
最後に東側にある開山堂へ。
前庭には紅葉がたくさんありました。
紅葉の時期に来てもいいですね〜。
パンフレットの写真よりも黒くなっていて鮮明感はないです。
ということで御朱印帳で色を確認!
元はこれくらい鮮やかだったんでしょうね。
子犬が可愛い♡
御朱印は法堂を意味する「無畏堂」と
今年限定の「若冲」で見開きに!
御朱印まとめ
拝受場所/方丈内の参拝記念品授与所
★「無畏堂」(通常いただけるもの)
★「若冲」(平成28年12月末まで)別紙、書き置き
★御朱印帳(18×12cm、紙製)1700円
表紙:「牡丹孔雀図」円山応挙筆
このほかに龍が描かれた紺・赤・緑の御朱印帳もありました。
以上、相国寺でした。