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晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

京都浄土宗寺院特別公開 京都・西岸寺(油懸地蔵)

 

10月16日まで開催されている京都浄土宗寺院特別公開。

3カ所目はこちらも7日の13:00〜15:00のみの公開の西岸寺。

 

 

 

 

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京都市伏見区下油掛町にあります。

大蓮寺からは歩いて5分ほど

近鉄桃山御陵駅、京阪伏見桃山駅から徒歩8分。

Googleマップだと北側から入れるみたいに書いてますが

南側の魚屋通からしか入れません。

 

 

 

 

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正式名称が油懸山地蔵院西岸寺といって

地元では西岸寺より油懸地蔵のほうが通じるそうです。

ちなみに伏見区深草にも西岸寺があるのでご注意を。

地蔵尊はもとは伏見天皇が信仰していたもので

文保元年(1317)伏見院の別御殿(現在地)を下賜され

地蔵尊を遷して堂宇を建立しました。

 

 

 

 

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普段は閉じている本堂ですがこの日は中に入って

ご住職による縁起と法話を聞くことができました。

中には金ぴかの阿弥陀如来もおられました。

 

 

 

 

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住所にも山号にもなっている油懸の由来とは…

昔、大山崎の油商人がこの地蔵尊の前で転び

油桶を落として油を流してしまいました。

残った油を地蔵尊にかけて祈願したところ

商売繁盛して大金持ちになったことから

地蔵尊に油をかけて祈願すれば願いが叶うと

とくに商家の信仰を集め、油懸地蔵尊と呼ばれるようになりました。

 

 

 

 

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こちらが地蔵堂です。

諸堂は鳥羽伏見の戦いで焼けてしまい

昭和53年(1978)に再建されたもの。

 

 

 

 

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皆に油をかけられて真っ黒のお地蔵さん。

高さ約1.7mの石仏で鎌倉時代の造立といわれています。

表面の油は2cmにもなるのだとか。

右にある小さな柄杓で油をかけてみました。

水と違ってかけるのがちょっと難しかった…。

 

 

 

 

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御朱印は本堂内でいただきました。

直筆もしていただけたのだけど

お話が終わったあとに、御朱印希望の方はこちらに…

という流れだったので30人くらいがワッと押し寄せ長蛇の列に…

効率的にはお話中に誰かが書いてくれていればよかったのだけど。

待っていられないということもありましたが

こんなに並んでいたら字も雑になりそうなので

時間がある時に丁寧に書いてくれたであろう別紙のほうを選択。

書いてもらおうとしたページに朱色が移ってしまっていたので

それを隠すために別紙を貼ろうと思った、というのもありますが。

それにしても直筆にこだわる人が多いんですね〜。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20161012163041j:plainお寺を出て南へ歩くと龍馬通りなるものが。

 

 

 

 

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ここは龍馬が潜んでいた寺田屋の近くになり

このあたりを通って龍馬が逃げていたのかもしれませんね。

 

 

 

 

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ついでに寺田屋跡にも行ってみます。

隣に旅籠を掲げた寺田屋という建物がありますが

こちらは本物ではないようで。

右側の公園のような場所に寺田屋はあったそうで

火事で焼けてしまったそうです。

 

 

 

 

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現在、この公園には龍馬の銅像

有栖川宮熾仁親王の筆による殉難碑が建てられています。

ここの土地は高知市が購入した、と聞きましたが…

 

 

 

 

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じゃあ隣のこの建物は?というと…

寺田屋のあとに買い取った人物が屋号を掲げているらしいです。

中は資料館になっていて柱の刀傷とか本物っぽく見せていますが偽物だとか。

数年前まで京都市のHPに名所として掲載されていましたが

近所の人の通報で今では削除されているそうです。

隣の広場も実質はここが管理されているみたいですけどね。

入ってみたい気持ちはやまやまなんですが…

これが本物と言っているからよくないんですよね。

再建なら再建、刀傷も再現したもの、と書けばいいのに。

外から見るだけにしておきます。

 

 

 

話が龍馬方向へそれましたが…

油懸地蔵、通常は中へ入れないみたいですが

毎週金曜日の13:00〜15:00は堂内で油かけできるそうです。

その時に御朱印がいただけるかはわかりませんが…

油かけしてみたい方は行ってみてくださいね。

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/本堂内

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★「油懸地蔵尊

 

 

 

以上、西岸寺(油懸地蔵)でした。