安倍晴明の子孫の鎮守社 京都・鎌達稲荷神社
京都市南区唐橋西寺町に鎮座する
鎌達稲荷神社(けんたついなりじんじゃ)。
ここに神社があって御朱印もあることは知っていましたが
よく通るのに参拝したことなかったので寄ってみました。
平成8年(1996)に再建された本殿。
飛鳥時代の創建(538頃)ともいわれる古社です。
ご祭神は倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ)と
道開きの神様・猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)。
元はJRの北側、土御門家の邸内にあったものだそう。
明治44年(1911)鉄道拡張のため現在地に還座。
歴代土御門家のお墓があるそうです。
梅林寺の拝観は予約制だそうで、まだ行ったことないですが…
安倍晴明ファンにとっても聖地のひとつなのかも。
隣にあった摂社。
現在では公園の片隅にあるような印象ですが
実はすごいパワースポットなのだとか。
奇跡を呼び、勝運を呼ぶ並外れたパワーとのことですが
陰陽師と関係があることのほか
平安時代の山伏で呪術僧・浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)の
塚があるから、ともいわれているそうで。
社務所前に読みやすい由緒書きが貼られていました。
帰ってから知ったので浄蔵貴所の塚は見ませんでしたが
境内の一番左に石碑があるそうです。
社務所は無人なのかこんな張り紙が。
お守りにさむはら、とは一体何…??
「けんたつ」という名が優れた剣を現すことから
戦国武将の崇敬も篤かったそうですが
武将達が身につけた呪符が元になったお守りがサムハラ守り。
お守りにはサムハラが漢字で書かれており
これを呪符として刀に刻んでいた加藤清正は
戦場で矢を避けることができた、とわれているそうです。
お守りやお札が入っている引き出しです。
剣とも関係があったなんて、刀剣ファンにも聖地かも。
ワタクシは御朱印を一枚いただきました。
こんなポスターも貼ってありました。
どこを見てもスタンプラリー張(帳ですよね…?)
なるものが置かれてなくて…でもちょっと興味津々。
御朱印は書き置きで日付もなしでしたが
無人でもこういった対応していただけると嬉しいですね。
御朱印まとめ
拝受場所/社務所前の引き出し
★「鎌達稲荷神社」
以上、鎌達稲荷神社でした。