読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

晴れときどき御朱印      from yumimi*

『かわいい京都 御朱印ブック』『京都の隠れた御朱印ブック』著者、御朱印オトメ部主宰の西村由美子(yumimi*)のブログ。京都のほか近畿地方を中心に巡った寺社の歴史や御朱印の情報を不定期にお届けします♪

美しい庭と當麻曼荼羅の御朱印帳 奈良・當麻寺奥院

 

過去の御朱印めぐりの記憶を辿っています。

5月に参拝した當麻寺(たいまでら)。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160829164314j:plain

奈良県葛城市當麻にある當麻寺

近鉄当麻寺駅から徒歩15分ほどで仁王門に到着します。

近鉄の駅名は当麻寺なのに、正式には當麻寺と書くのですね。

當麻寺聖徳太子の異母弟・麻呂子親王によって

推古天皇20年(612)に創建された禅林寺が前身といわれ

場所は河内国山田郷(現在地より西)にあったとか

現在地よりも南側だったともいわれています。

麻呂子親王の孫・當麻国見が役行者から土地の寄進を受け

天武天皇9年(680)に現在地に移転して建立しました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160829164736j:plain

この階段を登ると塔頭の奥院に辿り着きます。

御朱印めぐり的にはここへ先に来てほしいです。

それは素敵な御朱印帳があるから…!

朱印帳については後ほどにして

當麻寺は宗派が高野山真言宗ですが奥院は浄土宗。

京都にある知恩院が本山でその奥院として

応安3年(1370)に知恩院の12世・誓阿普観が

後光厳天皇の勅許を得て

本尊の法然上人像を移して創建しました。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160829174226j:plain

浄土宗の大和本山として信仰を集め

圓光大師二十五霊場めぐりの第九番札所でもあります。

なぜ知恩院からこの地に本尊を移したのか…?

真言宗のお寺の中に浄土宗のお寺があるのは…??

平安後期から浄土信仰が高まったことが

理由のひとつなんでしょうけれど

明確な答えは発見できませんでした。

ひとつのお寺の境内に宗派が違う塔頭があるのは

全国的に珍しいのだそうです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160830152334j:plain

重文の本堂は慶長9年(1604)建立。

中に入れたんだっけ…??

すいません、5月に行ったので記憶が…><

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831111030j:plain

写真によると扉は閉まっていますね。

扁額には「知恩教院 最初本尊」と書かれています。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160830155039j:plain

隣には阿弥陀堂が並んでいます。

こっちには入れなかったような気が…。

やはり行ってすぐに書かないとダメですね。。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831101649j:plain

正保4年(1647)建立の楼門も重文。

これは内側から撮影していますが

外側だと扁額がかかっているみたいです。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831102604j:plain

楼門から西へ進むと浄土庭園があります。

石彫くりから龍を中心に現世を表現した

渓流を右手に眺めながら進むと…

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831102238j:plain

宝池を中心にした美しい庭園が…!

まるでモネの絵の中の世界みたい!?

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831102837j:plain

5月だったのでツツジが美しかったです。

秋にはまた違った美しさがあるんでしょうね。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831103131j:plain

一番奥に阿弥陀さまが鎮座。

この阿弥陀如来を中心に極楽の池(宝池)があり

二上山を背景に自然を取り入れた美しい庭園です。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831103630j:plain

阿弥陀さまの目線で?本堂を眺めてみる。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831103728j:plain

パンフレットにはぼたん園があると書いてありますが

マップにはぼたん園の記述はなく…はてぼたんはどこに?

奥院のHPの写真によると、浄土庭園の中に植えてあるみたい。

行ったのはぼたん祭りが終わった後の5月中旬すぎだったので

すでにピークは終わり、跡形も無かったようです…><

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831104819j:plain

西塔と東塔、両方が見えるスポットから!

ぼたんの見頃はGWごろですがその時は大変混雑するそうで。

普段はがらーんとしていて、ゆったり見られます。

紅葉も美しく、運がよいと秋に咲く桜と紅葉が同時に見られるとか。

またその時期に行ってみたいなあ。

 

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831105215j:plain

奥院の御朱印帳は、當麻寺の本尊・當麻曼荼羅を箔押ししたもの。

バックに写っている本堂の中にある曼荼羅です。

細かく再現されていてスゴい!

金の箔押しと銀の箔押しの2種類ありますが

銀って見たことないなって思ってコチラにしました。

他に塔がデザインされたものもありました。

本堂ではなく、奥院での授与なのでお間違えなく!

 

 

 

 

御朱印まとめ

拝受場所/拝観受付

f:id:yumimi-kyoto:20160831105522j:plain

★御朱印帳(18×12cm)1500円

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831105724j:plain

★圓光大師(法然上人)二十五霊場第九番「法然上人」

 

 

 

f:id:yumimi-kyoto:20160831105702j:plain

★西山国師十六霊場第十六番「浄土変相」

法然上人の弟子の西山国師(証空)は

當麻曼荼羅を全国に布教したということでゆかりの地になっています。

 

 

 

 

以上、當麻寺奥院でした。